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主に三重県内の視覚障害者・児を対象に、歩行訓練、生活訓練を実施しているNPO法人です。

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日記

2025-01-28 06:05:00

飛び地

三重県地図を見ていて、

「?」という箇所をみつけまして。

南端に和歌山県、西側は奈良県と

三重県熊野市、紀宝町の西側との県境を

見てみますと、ぽつんと離れ小島のように和歌山県の色になっている土地があるのです。

今まで、知らなかったのですが、

北山村という自治体が飛び地で和歌山県領なのです。

和歌山県領なのに、和歌山の市町に地続きになっていないから飛び地な村になっています。

更に北山村の下を見てみると、

もうひとつ、北山村より小さな、手づかみでなにかをちぎったような形の土地が、やはり飛び地になっていて和歌山県に色分けされています。

こちらは新宮市。

どちらの飛び地も

恥ずかしながら、今まで知らなかったです。

地図を見ると、北山村に流れる北山川が南に向かって流れ、瀞峡、紀和鉱山など三重県の観光地あたりを通り、熊野川と合流していきます。

北山村のこと、あれこれネットで検索してみると、

この川を通じて新宮方面との交易が深かったことから、当時の村民が和歌山県になることを希望した、とのこと。

南紀方面に行くときに、

一度訪れてみようと思います。

今日はここまで by 永瀬賢(前川賢一)

 

 

2025-01-24 08:59:00

ホテルの朝食バイキング会場で

最近、仕事でホテル宿泊をするとき、

朝食付きにするかどうか考えるようになりました。

以前は、仕事であれば基本、朝食無し一択でした。

今は、6時30分あたりまでに開場であれば値段によって朝食付き予約をすることがあります。

ビジネスマン対象寄りのホテルに宿泊しますから、

ビジネスマン以外のお客さん、つまり観光客さんなどをどのくらい対象と考えているかで寄り具合が変わってくる空気感と言いますか、

私自身は、そのあたりを見てホテルを選んでいるような気がいたします。

なんと言いますか、ビジネスホテルなんですけども、立地場所から観光客にも選ばれているようなバランスと申しますか。

ホテルごとの、いろいろなお考えで朝食メニューなど決まってくると思いますが、

なんとなく、ビジネスでの宿泊客を主体にしながらも、観光での宿泊客にも選ばれているホテルの朝食は?みたいな楽しみ感と、

観光客の方もおられる雰囲気のゆったり感、と申しますか、そこの中和感感じてみたいのですね。

ずいぶん、朝の雰囲気に和らぎを感じれる気がするのです。

今年に入って、ホテルに宿泊する機会がありまして、朝食予約をいたしました。

開場は6時30分から。

経験上、だいたい10分くらい前からはもうお客さんが並び始めたりしますので、

前日の夜、外からホテルを眺め、照明が点灯している部屋の数から、平日だし満室ではなさそうかな、みたいな予測をし、

朝は5分前に朝食会場前に行きました。

そういたしますと、すでに

私より3人ほど先入りされておられました。

お二人はご夫婦で観光かな?、お一人はお仕事でかな?という雰囲気です。

人数が少ないので、私も含め、入り口付近になんとなく並ぶわけでもなくばらけて、それぞれが壁絵やパンフ、景観など見ながらぶらぶらしている待ちかたをしておりましたが。

会場が開きますと、このお一人のお仕事でかな?の方よりも私のほうが会場で入り口に近いところに立っておりまして、でも私が一番きたのは遅かったわけですから、その方に

「お先にどうぞ」と順番をお譲りするお声がけをさせていただきました。まあ、これは当たり前。

すると、その方が、実に柔和なお顔をされて、どうぞどうぞとおっしゃってくださりましてね。

で、ご夫婦づれの方も微笑んで振り返ってらっしゃって。

このときに、何ともいえない柔らかい雰囲気の共有を4人がしていた感じがいたしまして、

いまだにその空気感を思い出すと、わずか10秒にも満たない出来事でも印象深く、いつまでも残る一瞬だったと思っているのです。

なんとなく、この瞬間の微笑みをお互いがほどよく忘れずに持って帰っている、ことをお互いに確信できるような感じなのです。

この後、朝食会場で、たまたまなのでしょうか、それぞれ着席に選んだテーブルがほぼ隣接で。

なんとなく、そういう配置、近くで寄り添うような感じがまた良くて。

特に対座して会話をするでもなんでもない、たったこれだけのことではあるのですが、

普段の仕事の中でも、関わる皆様にお伝えしたいことのなにかがそこにあったような気がしてならないし、

そこに身を置くか、気づければ、あるいは意識することを忘れなければ、ちょっと社会はよくなることもあるのかな、と思ったりいたします。

なんとなく、同行援護の講習会などで講師としてお伝えしたいことの根幹も、そんな感じのことなのかもなあと、うまくいえませんが。

とりとめもない日記になりましたが、お互い、今日も事故なく過ごしましょう。

では、また今度。 永瀬賢(前川賢一)

2025-01-11 17:25:00

新年のご挨拶

新年のご挨拶を

アップしたはずだったのですが、

今日確認してみたら

アップされておらずで。

消失してしまったようで、失礼をいたしました。

遅まきながら、

あらためまして、

今年もよろしくお願い申し上げます。

みなさま、よい年末年始をお過ごしでしたでしょうか。

年末年始の救急外来に多くの方が外にまで行列をつくって並んでいる様子を目の当たりにしました。

インフルエンザ、コロナなど

感染症が猛威をふるっておりますから、

お気をつけてくださいますように。

こちら、年末年始はあれやこれや資料作成やらなんやらしながら、もう年明けからは仕事でございました。

さて、

私の今年の抱負みたいなのは、

より丁寧に、よりじっくりと、より慎重に。

という感じです。

アウトプットするまでに必要な

けっこう膨大な作業をこつこつとやり続ける時間を

削がない、とする一年です。

50歳代後半ですから、

身体のメンテナンス、ことに睡眠時間の確保は

絶対必要で、

睡眠時間を減らさずに

日々成し遂げてまいります。

できるだけ瞬発力の衰えを防止して、

白杖歩行訓練などの現場も

入りつつ、スーパーバイザーとして

視覚障害児・者にかかわる

訓練士や、医療、教育、福祉分野での人材育成にも力を注いでいきます。

一年、よろしくお願い申し上げます。

by 永瀬賢(前川賢一)

 

 

 

2024-12-20 17:23:00

同行援護従業者養成研修の時間数

昨日、他主催で開催されました

同行援護従業者養成研修会一般課程、

無事に最終日の担当講師を終えました。

講習会はなまもの、と

毎回毎回思います。

伝える内容は決まっていても、

その切り口、順番、方法に

毎回バリエーションがあります。

今回は、プロジェクターの故障、動画がうまく写らないのほか、

私の前歯さしばがとれて発音しにくいなど、

アクシデントもありましたが、

受講者さんのご協力のおかげで

無事に終了することができました。

来年度からは、

国の定める基準カリキュラム、科目や時間の

大幅な変更が発表されています。

一般課程の時間数が20時間から28時間に増えて、応用課程が12時間から6時間に減ります。

この科目時間の設定は、最低時間という意味で、

その時間を下回ってカリキュラムを組んではいけない、という基準になります。

講習主催者は、この最低時間を基準に、

講師にも相談しながら、

時間割を決めていくことになります。アイパートナー主催、あるいはスタッフが講師をさせていただく場合、

一般課程はともかく、

応用課程は、基準よりかなり時間数を増やしての開催になると思います。おそらく、最低でも現行の12時間のままで開催することになると思います。

応用課程では

より深い視覚障害の理解のほか、

重複障害、手引き歩行のバリエーションまで

内容てんこ盛りでお伝えいたします。

三重県の同行援護サービスが、

質量ともに充実したものになるよう、

微力でも継続してまいります。

受講者さんに

受講して良かった!と

満足度の高い講習を提供しつづけれるよう、

変わらず力を尽くします。

配布資料も、

毎回少しずつでも更新を続けます 

(なので枚数が増えるばかりですが)。

2.3月の現行カリキュラムでの開催、

来年度以降の開催(これはまだ準備段階、日程未定)、ともに

よろしくお願い申し上げます。

2024-12-17 19:24:00

バスの運転手さん

毎年20回程度、公共交通機関であるバスに乗る機会があります。

実は他府県のバスに乗る機会の方が多いのですが、地元の路線バスに乗る機会も

必ず数回あります(今のところ、数回でバス会社さんには申し訳ありませんが)。

同行援護講習の実技でバス乗降の練習を演習させてもらうからなのですね。

講師として、この実技のためにバスに必ず乗ることになるのです。

各営業所に駐屯するバスで演習をさせていただくこと多く、

講習会場から営業所までバスで往復させていただくことがよくあります。

つい先日もその機会があったのですが、

帰り貸切で乗せていただいた運転手さんの運転が非常に柔くて、プロ意識を感じたものでした。

ブレーキングのタイミングとその柔らかさ、他車の車の動きを予測した一旦停止の位置など

ことごとく絶賛もので、同じ料金を払うならこの運転手さんのバスに乗りたいと思わせてくれるような、

素晴らしい運転でした。ちょっと大袈裟に申せば、コップの水がこぼれることのないような運転です。

同行援護講習会で、受講者さんにお伝えする手引き歩行(視覚障害者への歩行支援技術)も

このような優しい完成度を目指しています。

急発進、急停車をせず、緩やかな発進と停車、

手引き歩行も、

ゆるやかな歩行開始、減速して緩やかに止まる、

同じことです。

さて、今週は、他主催で講師としてお招きいただいております同行援護養成研修会一般課程の最終日があります。

限られた時間ですが、良い講習になるようしっかり準備してまいります。

そして、

来年、2月3月にはアイパートナー主催での同講習会を開催します。

受講が必要な方に、広くご案内、ご周知、よろしくお願い申し上げます。

では、また今度。by  永瀬賢

 

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