◆終了した講演会◆令和 5年10月7日

 10月となり暑さも次第に衰えてきました。

暑くもなく寒くもなくちょうどいい季節かもしれません。

大勢の方々に今回もお集まりいただき、感謝に堪えません。

 

古今東西の主要道路の開設から始めて、

日本の古代群馬の道路に言及しました。

 

昭和50年代から古代道路の発掘は始まり、

多くのことがわかってきました。

先生の説明の一端を紹介しますと、

「道路の規模ー幅が4~13mもある直線道路

平野部ー可能な限り直線、両側に側溝

低い丘陵ー切通し

低地ー路面に盛り土を持つ。

  湿地対策として石や植物を置く。

 

延喜式(平安時代)による路線の推定。

「東山道駅路 都ー近江ー美濃ー信濃-上野ー下野ー陸奥

上野国の駅家 坂本ー野尻ー群馬ー佐位ー新田」

  

講師 :小宮 俊之氏

演題 :幻の道を探るー古代東山道駅路の調査ー

 

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(講演中の小宮先生)

 

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今回も大勢の方々で吉井文化会館の小ホールは満杯でした。

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pdf 小宮俊久 幻の道を探る.pdf (7.39MB)

 

令和5年10月24日の上毛新聞に小宮講師の講演風景が掲載されました。

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