◆「群馬県書道協会」との交流

◆ 2021年9月6日(月)

高崎市のシティーギャラリーで上毛新聞社主催にて

9月2日ー9月8日の間、「上毛書道40回記念展」が行われていました。

 

群馬県の書道協会のメンバーの方々の出品がありました。

今回、その出品を見に行きました。

書道協会のメンバーの数人の方々には、

この「歴史と文化を学ぶ会」もいろいろなことでお世話になっており、

また公私共々の交流もあり、是非この機会と思い、

シティーギャラリーへ足を運びました。

幸いにして、書道協会の横尾 龍雲先生がいて、

数々の展示作品の説明を聞き、またギャラリー内の喫茶室で、

世間話にも話を咲かせました。

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(横尾 龍雲先生の出品作品の前にて記念撮影)

 

横尾先生のお話の中で、

特に印象が強かったのは、

「書道の世界では、70歳、80歳になってそれなりの素晴らしい境地が開ける」

という言葉でした。

現代では、AIの世界がもてはやされ、

コンピュータ関係の若者の時代でもありますが、

やはり書道という世界は、

人生の年輪をしっかりと積んでいかなければ到達できないものがるのでしょう。

横尾龍雲先生.jpg

 

画家 富岡鉄斎は、

「万巻の書を読み、千里の道を行かずんば画祖となるべからず」

という古代中国の画家の言葉を崇拝していました。

今回の書道展をみながら、

やはり各先生方の年輪を積んだ筆跡に感服し、

去りがたい思いで、ギャラリーを後にしました。