一週間前、写真のように薪窯の外壁が崩れました。長雨と冷えが続いて土壁に水分が多くなり一気に崩れたようです。土壁には藁、シュロなどの繊維を混ぜていたのですが
止められなかったようです。今は崩れた壁をはがして、落ちていない壁も剥いで再度、壁を作り変える予定です。取り敢えず窯を乾燥させて、天気予報を見ながら作業の予定を
立てるつもりです。
写真はサクランボの木の花です。満開の状態ですが午後からの風で花びらが舞っています。桜の開花も近いという報道もあり、春満開の様子ですね。もう一枚の写真は
ネコ型のランタンです。ネコの中に照明器具(小型電球)を入れるとやさしい明かりが漏れてファンタジックな気分が味わえます。受け皿も付いているのでロウソクでもいけます。形、色合いも
変えて全部で4点、作りました。
ポカポカ陽気の一日でした。午前中はロクロ作業で茶碗と小さな酒盃を作りました。午後からはネコ型のランタンの釉薬掛けと窯詰め作業でした。
夜から本焼き作業に入ります。写真は鉄釉薬の茶碗です。どちらも同じ釉薬ですが窯内の焼成場所により色合いの変化がでます。この場合は窯内の上下で焼成ですが
棚板、一枚の違いで茶色と黒色の茶碗となりました。寒さにも負けず、ほぼ毎日、作業をしています。