2022/10/21 15:16

徳川家康と漢方

徳川家康と漢方

みなさん、お元気ですか?

 

私はおかげさまで元気です。

 

今日は歴史と漢方が好きな私が、徳川家康と漢方の話しを書きます。

 漢方というと中国4千年の歴史に裏打ちされた自然の薬草などを使った体に良いイメージがあると思います。その反面、漢方病院や漢方医院などの名称をあまり見受けないように、漢方って何というはっきり分からない印象を持たれている方もいますね。

 漢方は、長い歴史の中で様々な方に対しておびただしい症例を積み重ねながら成り立ってきました。中国では、漢方とは実は呼ばず、中医学などの呼び方をします。漢方とは、日本での呼び名であり、中国から伝来した中医学等をもとにしつつも日本人に合うような薬も開発しながら発展してきました。

 また、漢方とはお薬のことだけではなく、易などの暦を見て人生を占うことや針といった鍼灸、そして呼吸法などその範囲は多岐に渡ります。そんな懐の深さを見せる漢方ですが、その考え方の一部を現代に活かしていこうとする一つの形が漢方小町堂薬心の「伴走型漢方カウンセリング」です。

 

 みなさんは、現代の医療といいますと一般的には病院等をイメージされることが多いかと思います。しかし、その形ができるのは今から150年ほど前の明治期に始まったものです。その前は、漢方を主体とする東洋医学が日本では主な治療法で、かの有名な徳川家康も漢方をこよなく愛し、平均寿命が織田信長の辞世の句にもあるように50年に満たない戦国時代に74歳まで生きています。

 実は、「この印籠(いんろう)が目に入らぬか」のきめ台詞(せりふ)で有名な時代劇「水戸黄門」のモデルとなる水戸藩主水戸光圀(みとみつくに)は徳川家康の孫にあたり、なんとその印籠には貴重な漢方薬の成分が入っていたそうです。

  

 その、貴重な漢方薬の成分の一つは生薬ではあるのですが、その生薬を含んだお薬は当店でも予約制で販売しております。滋養強壮、虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性でお悩みの方は予約制の伴走型漢方カウンセリングを承っております。

 

 健やかに毎日を生きたい方のあきらめない気持ちを漢方小町堂薬心は応援しております。では、またお会いしましょう。

 

 

 

2022/10/13 11:59

漢方カウンセリングの意味

漢方カウンセリングの意味

こんにちは。
漢方小町堂薬心です。

当店では、伴走型の漢方カウンセリングを行っております。

これは、予約制で一人一人のお客様の心と体の状態を丁寧にお聴きし、漢方的な視点で体の質も含めて病の原因を探ります。

そのうえで、病気の原因となる食事や睡眠も含めた養生の仕方に気づいてもらいながら、お客様の体に合った漢方の上薬や高貴薬をお選びしています。

この漢方の上薬や高貴薬というのは、もともと中国の王様や貴族などのために処方されていたお薬で、効き目は良いが副作用が少ないのが特徴です。

世の中の漢方薬は、実は上中下に分かれており、一般的なものは、効くけれど副作用がある中薬に位置するものが大半です。

当店では、お客様の健康を考え、漢方薬の中でも特に副作用の少ない上薬や高貴薬を用意しております。

また、ただ単に薬を飲むだけでは病気がよくなりにくいことがあります。これは、家庭や仕事のストレスによって血の流れが悪くなり、体温が1度下がると各臓器の働きが20パーセント下がるという話の通り、せっかくのお薬の腸などからの吸収もストレスがない状態に比べ不十分となってしまうからです。

そのため、細やかな漢方カウンセリングを受けることにより、薬の効果を妨げているストレスを少しでも減らす生活をするにはどうすればよいのかも気づくことができます。

10年、20年、30年と人は生きる中で様々なことを経験します。40、50、60年といえばなおさらのことです。

その人生の中で、時に病を発症されることもあるかと思います。しかし、ピンチはチャンス、その病は何かご自身に対してサインを与え気づきをもたらしてくれます。

あるスポーツが好きな60代のお客様が、昨年末くらいから歩くのが容易でなくなるくらいしびれてしまう病気になりました。

しかし、いくつかの医療機関を1~2ケ月ほど回って治らず、ほとほと困り果てて当店にいらっしゃいました。

そして、丁寧な漢方カウンセリングを受け、病気になった原因と考えられる家庭のストレスを認識し、体を冷やす食べ物を食していたことに気づき、ご自身の幼少期からの体質を理解しながら、食養生も踏まえつつ漢方薬の上薬や体を作るアミノ酸やミネラルを服用したところ、今では歩くどころか走ったり、県外のスポーツ大会で病気前よりも良い成績を収めるようになっております。

この方とは、毎月定期的に2回ほどカウンセリングも含めてご来店いただいておりますが、病気になったことでご自身への理解が深まり、どのように養生も含めて生きればよいのかが以前より分かった結果、体が回復しただけでなくスポーツも含め以前より生きがいを感じられるようになったのだと思います。

今は、人生100年時代なので、健康に生きることが何にも代えがたい財産となると思います。

いま、そこに命の灯があるのであれば、そのあきらめない気持ちを大事にして欲しいと願っております。

2022/10/07 16:17

あきらめない気持ちを応援します!!

あきらめない気持ちを応援します!!

みなさん、お元気ですか?

 

私はおかげさまで元気です。

 

今日は、朝から予約のお客様がいらしてお話を伺いました。

この方は、60代の男性で2月からいらして、最初は歩くのも難儀でしたが、丁寧にお話を聴きながらお体の状態を漢方的に把握し、食事の養生と漢方の上薬の組み合わせで挑戦してみたところ、3週間目には右足のしびれがひざ下から右足首までとれました。

 

その後、月に2回ほどご来店頂きながら、経過をみていると、翌月ころには右の指先を除いてしびれが取れました。

 

そして、春を迎える3ケ月後ころには軽く走れるようになりました。その間、口の中が乾くドライマウスが治ったり、睡眠時に足が熱くて布団の外に出すのが出さなくてよくなったりしました。

 

そして、夏を迎える5ケ月後には、あるスポーツをされているのですが、いつもより調子がよくなり、半年後頃には県外の大会でも上位に名を連ねるほどになっています。

 

今では、そのお客様より20から30歳くらい若い方ともよい勝負になったりして、成績もよく、とても楽し気にお話しされております。

 

このように、病を経験されたかたでもそれをピンチととらえるのではなくチャンスととらえ、漢方という視点でご自身の体質を再点検すると、今後どのように食生活や睡眠をとり、どんな体に作り直していけばいいのかのヒントを得ることができると思います。

 

ぜひ、ご覧のみなさまも大事なご自身の人生をより有意義なものとするためにも、漢方という数千年のいろんな方々の想いや経験の蓄積から生み出された人間の叡智(えいち)すなわち、すごい知恵を味わって頂けたら幸いです。

 

当店では、わかりにくい漢方をわかりやすく解説しながら、漢方カウンセリングという方法でお客様の病に対する悩みに伴に寄り添いながら歩いていきます。

 

そして、百年という長い人生の中で再び走れるように皆様の人生を応援しております。

 

予約制の伴走型漢方カウンセリングでご自身の人生を終わらせるのではなく再スタートさせてみませんか?