インフォメーション
~国際的な穀物等の需給の見通し(2015/16年度)~
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穀物全体の生産量は、前年度より減少。消費量を上回り、期末在庫率は上昇する
見込み。穀物全体の期末在庫率(23.0%)は前年度(22.8%)を上回る見込み。
(1)生産量:24.68億トン(前年度比-1.3%)
(2)消費量:24.61億トン(前年度比+0.3%)
(3)期末在庫率:23.0%(前年度差+0.2ポイント)
【品目別の需給見通し】
<小麦>
生産量は、インド、カナダで減少するものの、中国、豪州、ロシア等で増加するこ
とから、世界全体では史上最高となった前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量
を上回り、期末在庫率も上昇する見込み。
(1)生産量:735百万トン(前年度比+1.3%)
(2)消費量:716百万トン(前年度比+1.3%)
(3)期末在庫率:32.4%(前年度差+2.3ポイント)
・米国の生産量は、冬小麦は減少するものの、春小麦及びデュラム小麦が増加するこ
とから前年度を上回る。期末在庫率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから史上最高の前
年度を更に上回る。期末在庫率も上昇。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率も上昇。
<とうもろこし>
生産量は、中国で増加するものの、EU、米国、ウクライナ、ブラジル等で減少す
ることから、世界全体では前年度を下回る見込み。生産量は消費量を上回り、期末在
庫率も上昇する見込み。
(1)生産量:968百万トン(前年度比-4.0%)
(2)消費量:966百万トン(前年度比-1.0%)
(3)期末在庫率:21.6%(前年度差+0.4ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積の減少及び6月からの記録的な多雨による単収の低下か
ら、前年度を下回る。期末在庫率は上昇。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積の減少及び夏の猛暑による単収の低下から、前年度を下
回る。期末在庫率も低下。
<米>
生産量は、中国等で増加するものの、インド、タイ等で減少することから、世界全
体では前年度を下回る見込み。生産量は消費量を下回り、期末在庫率も低下する見込
み。
(1)生産量:470百万トン(前年度比-1.7%)
(2)消費量:484百万トン(前年度比+0.5%)
(3)期末在庫率:18.5%(前年度差-3.0ポイント)
・中国の生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから、前年度を上
回る。期末在庫率は低下。
・インドの生産量は、単収の低下から、前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・タイの生産量は、エルニーニョ現象に伴う乾燥から前年度を下回る。期末在庫率も
低下。
<大豆>
生産量は、アルゼンチン等で減少するものの、ブラジル、パラグアイ等で増加する
ことから、世界全体では前年度を上回り、史上最高の見込み。生産量は消費量を上回
り、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:319百万トン(前年度比+0.1%)
(2)消費量:314百万トン(前年度比+4.5%)
(3)期末在庫率:25.2%(前年度差-0.4ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから史上最高の前
年度を更に上回る。期末在庫率も上昇。
・ブラジルの生産量は、ブラジルレアルの下落による輸出競争力の高まりから収穫面
積が増加し史上最高。期末在庫率は低下。
・中国では、生産量が減少し、消費量が増加することから、輸入量が増加し、世界全
体の貿易量の63%を占める。期末在庫率は低下。
詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html
内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。
今回は、「おもてなし」の続きを紹介するが、日本のホテル・旅館についての評価が高いのは、本ランキングによるところが大である。ただし、これ以外でも評価の高いホテル・旅館は数多くあるが、本ランキングに登場してこないのは残念である。
(11)プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選
「プロが選べる日本のホテル・旅館100選」は、旅行新聞社が1975年(昭和50年)から開催しているランキングです。選考委員は、旅行・観光業界の識者で、権威のあるものとして評価されている。
選考の部門は、次の通りで、これらの部門全体の総合部門がある。
おもてなし部門 | おもてなしや心配り、対応、館内、清潔さなど |
料理部門 | 献立や配膳(出し方・下げ方)、器、味、質、量など |
施設部門 | 設備や機能などハ-ド面(客室、風呂、宴会場など)を重点に安全性と快適性など |
企画部門 | 施設の特徴づくりと総合演出、企画商品、商品開発など |
ちなみに、2015年(平成27年)の「総合」部門と「おもてなし」部門は、次の通りである。
【総合部門】
第1位 | 加賀屋(石川県 和倉温泉) |
第2位 | 白玉の温泉慶・華鳳(新潟県、月岡温泉) |
第3位 | 稲取銀水荘(静岡県 稲取温泉) |
第4位 | 日本の宿古窯(山形県、かみのやま温泉) |
第5位 | 水明館(岐阜県 下呂温泉) |
第6位 | ホテル秀水園(鹿児島県 指宿温泉) |
第7位 | 草津白根観光ホテル櫻井(群馬県 草津温泉) |
第8位 | あかん遊久の里鶴雅(あかん湖鶴雅ウイングス) |
第9位 | ホテル鐘山苑(山梨県 富士山温泉) |
第10位 | 萬国屋(山形県、あつみ温泉) |
【おもてなし部門】
第1位 | 加賀屋(石川県 和倉温泉) |
第2位 | 稲取銀水荘(静岡県 稲取温泉) |
第3位 | 白玉の温泉慶・華鳳(新潟県、月岡温泉) |
第4位 | ホテル秀水園(鹿児島県、指宿温泉) |
第5位 | 日本の宿 古窯(山形県、かみのやま温泉) |
第6位 | 萬国屋(山形県、あつみ温泉) |
第7位 | 堂ヶ島ニュー銀水(静岡県、堂ヶ島温泉) |
第8位 | ホテル鐘山苑(山梨県、富士山温泉) |
第9位 | 草津白根観光ホテル櫻井(群馬県、草津温泉) |
第10位 | たちばなや(山形県、あつみ温泉) |
このランキングは、日本のホテル・旅館の「おもてなしの心」のアップスケ-ルに貢献していて、特に旅館は日本の文化としてパ-ソナルタッチのおもてなしの評価は、世界に名を轟かさせている。
旅行新聞社では、日々の「おもてなし」に磨きをかけ、観光を支えるホテル・旅館の社員を全国の旅行会社から推薦をしてもらい、「おもてなしの達人」として表彰している。これは授賞した人は、さらに自らの「おもてなし」に磨きをかけると同時に、他の人々にも多大な明日への糧としている。