インフォメーション

2016-02-03 16:21:00

~国際的な穀物等の需給の見通し(2015/16年度)~
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 穀物全体の生産量は、前年度より減少。消費量を上回り、期末在庫率は上昇する
見込み。穀物全体の期末在庫率(23.0%)は前年度(22.8%)を上回る見込み。
(1)生産量:24.68億トン(前年度比-1.3%)
(2)消費量:24.61億トン(前年度比+0.3%)
(3)期末在庫率:23.0%(前年度差+0.2ポイント)

【品目別の需給見通し】
<小麦>
 生産量は、インド、カナダで減少するものの、中国、豪州、ロシア等で増加するこ
とから、世界全体では史上最高となった前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量
を上回り、期末在庫率も上昇する見込み。
(1)生産量:735百万トン(前年度比+1.3%)
(2)消費量:716百万トン(前年度比+1.3%)
(3)期末在庫率:32.4%(前年度差+2.3ポイント)
・米国の生産量は、冬小麦は減少するものの、春小麦及びデュラム小麦が増加するこ
とから前年度を上回る。期末在庫率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから史上最高の前
年度を更に上回る。期末在庫率も上昇。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率も上昇。

<とうもろこし>
 生産量は、中国で増加するものの、EU、米国、ウクライナ、ブラジル等で減少す
ることから、世界全体では前年度を下回る見込み。生産量は消費量を上回り、期末在
庫率も上昇する見込み。
(1)生産量:968百万トン(前年度比-4.0%)
(2)消費量:966百万トン(前年度比-1.0%)
(3)期末在庫率:21.6%(前年度差+0.4ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積の減少及び6月からの記録的な多雨による単収の低下か
ら、前年度を下回る。期末在庫率は上昇。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積の減少及び夏の猛暑による単収の低下から、前年度を下
回る。期末在庫率も低下。

<米>
 生産量は、中国等で増加するものの、インド、タイ等で減少することから、世界全
体では前年度を下回る見込み。生産量は消費量を下回り、期末在庫率も低下する見込
み。
(1)生産量:470百万トン(前年度比-1.7%)
(2)消費量:484百万トン(前年度比+0.5%)
(3)期末在庫率:18.5%(前年度差-3.0ポイント)
・中国の生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから、前年度を上
回る。期末在庫率は低下。
・インドの生産量は、単収の低下から、前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・タイの生産量は、エルニーニョ現象に伴う乾燥から前年度を下回る。期末在庫率も
低下。

<大豆>
 生産量は、アルゼンチン等で減少するものの、ブラジル、パラグアイ等で増加する
ことから、世界全体では前年度を上回り、史上最高の見込み。生産量は消費量を上回
り、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:319百万トン(前年度比+0.1%)
(2)消費量:314百万トン(前年度比+4.5%)
(3)期末在庫率:25.2%(前年度差-0.4ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから史上最高の前
年度を更に上回る。期末在庫率も上昇。
・ブラジルの生産量は、ブラジルレアルの下落による輸出競争力の高まりから収穫面
積が増加し史上最高。期末在庫率は低下。
・中国では、生産量が減少し、消費量が増加することから、輸入量が増加し、世界全
体の貿易量の63%を占める。期末在庫率は低下。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。



2016-02-03 16:18:00

今回は、「おもてなし」の続きを紹介するが、日本のホテル・旅館についての評価が高いのは、本ランキングによるところが大である。ただし、これ以外でも評価の高いホテル・旅館は数多くあるが、本ランキングに登場してこないのは残念である。

 

11)プロが選ぶ日本のホテル・旅館100

 「プロが選べる日本のホテル・旅館100選」は、旅行新聞社が1975年(昭和50年)から開催しているランキングです。選考委員は、旅行・観光業界の識者で、権威のあるものとして評価されている。

 選考の部門は、次の通りで、これらの部門全体の総合部門がある。

 

おもてなし部門

おもてなしや心配り、対応、館内、清潔さなど

料理部門

献立や配膳(出し方・下げ方)、器、味、質、量など

施設部門

設備や機能などハ-ド面(客室、風呂、宴会場など)を重点に安全性と快適性など

企画部門

施設の特徴づくりと総合演出、企画商品、商品開発など

 

 ちなみに、2015年(平成27年)の「総合」部門と「おもてなし」部門は、次の通りである。

 

【総合部門】

第1位

加賀屋(石川県 和倉温泉)

第2位

白玉の温泉慶・華鳳(新潟県、月岡温泉)

第3位

稲取銀水荘(静岡県 稲取温泉)

第4位

日本の宿古窯(山形県、かみのやま温泉)

第5位

水明館(岐阜県 下呂温泉)

第6位

ホテル秀水園(鹿児島県 指宿温泉)

第7位

草津白根観光ホテル櫻井(群馬県 草津温泉)

第8位

あかん遊久の里鶴雅(あかん湖鶴雅ウイングス)

第9位

ホテル鐘山苑(山梨県 富士山温泉)

10

萬国屋(山形県、あつみ温泉)

 

【おもてなし部門】

第1位

加賀屋(石川県 和倉温泉)

第2位

稲取銀水荘(静岡県 稲取温泉)

第3位

白玉の温泉慶・華鳳(新潟県、月岡温泉)

第4位

ホテル秀水園(鹿児島県、指宿温泉)

第5位

日本の宿 古窯(山形県、かみのやま温泉)

第6位

萬国屋(山形県、あつみ温泉)

第7位

堂ヶ島ニュー銀水(静岡県、堂ヶ島温泉)

第8位

ホテル鐘山苑(山梨県、富士山温泉)

第9位

草津白根観光ホテル櫻井(群馬県、草津温泉)

10

たちばなや(山形県、あつみ温泉)

 

 このランキングは、日本のホテル・旅館の「おもてなしの心」のアップスケ-ルに貢献していて、特に旅館は日本の文化としてパ-ソナルタッチのおもてなしの評価は、世界に名を轟かさせている。

 旅行新聞社では、日々の「おもてなし」に磨きをかけ、観光を支えるホテル・旅館の社員を全国の旅行会社から推薦をしてもらい、「おもてなしの達人」として表彰している。これは授賞した人は、さらに自らの「おもてなし」に磨きをかけると同時に、他の人々にも多大な明日への糧としている。

 

 


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