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2012-10-28 13:27:00

今回は、「市場調査の内容」について説明しよう。

 

市場調査の意義と方法⑩

 

[9]市場調査の内容

 「市場調査」の内容は、調査の目的によって内容を分析していかなければならない。

(1)ビジネス、商品、サ-ビスに関する調査

① ブランド地位分析

 主として、自社の店ブランドが市場において、どのような地位を占めているか、またその傾向がどのように変わりつつあるかという調査で、市場占有率の調査である。これは、さらに商品別、地域別、時期別にキメ細かく行われる。 

② 商品分析

 商品自体の分析で、商品のサイズ、型、色、デザイン、包装などについての調査で、商品開発や商品の改良の資料になる。

③ 不満、クレ-ムの分析

 お客様の商品やサービスに関する不平不満や「クレ-ム」は、お客様の「ニ-ズ」や「ウォンツ」として大変重要な情報源となる。これはお客様の期待感と店側の提供がずれているからである。

またお客様は、通常は商品やサ-ビスについての意見を言うことは勇気がいるし、さらにお客様は全員意見をいわれるとは限らない。したがって、不平不満や「クレ-ム」はお客様の提案として重要な情報である。

④ 新商品調査

 新商品の販売動向は、POSシステムで実績は把握できるが、それがなぜ売れたのか、あるいはなぜ売れなかったのかは判明できない。そこで、新商品を販売した時点から、常に綿密な調査を行って、次の商品開発につなげなくてはならない。

⑤ 価格調査

 価格は非常に重要な「マ-ケティング」のファクタ-で、お客様が商品の価格についてのご要望と合致しているかの調査をしなければならない。

 

(2)市場、生活者に関する調査

① マ-ケット特性の調査

 マ-ケットは常に変化をしており、世の中の動向を常に調査をしていないと、ライフサイクルが短いので、驚くほどの変化には通常の感覚では追いつけず、敏感性が要求される一方、第三者によるリサ-チによって、変化の早さをキャッチしてもらう必要がある。

② 生活者意識

 新商品の販売動向と同じように、商品の販売について把握する必要がある。さらに重要なことは、わが店舗を利用されない方はなぜかという点があまり明らかにされていない。つまり、お客様の「ニ-ズ」や「ウォンツ」に合う商品やサ-ビスが提供されていないからであり、この情報は絶対不可欠である。

③ イメ-ジ調査

 店舗の場合には、その店についての生活者が持たれているイメ-ジが重要である。イメ-ジがもたれるということは安心感や信頼感に通じるものである。

④ ニ-ズやウォンツの調査

 市場調査の最重要事項は、生活者の「ニ-ズ」や「ウォンツ」であり、ビジネス・フォ-マット、商品、価格、価値、イメ-ジについての調査は、企業の生死を制するくらいである。

⑤ 販売促進、広告の調査

 高額の販売促進費や広告費をかけるのであるから、その効果を把握して、次の計画に役に立てなければならない。

 

 

 

 

 

 


2012-10-27 23:17:00

吉野家ホールディングスは25日、タイ系多国籍企業のジャルーン・ポーカパン・グループ(CPグループ)の子会社、正大置地控股と、折半出資して外食事業の合弁会社を設立することで合意に達したと発表した。中国全土にネットワークを有するCPグループの力を生かし、中国全土で牛丼チェーン「吉野家」の店舗展開を加速する。

CPグループは80年以上にわたり中国事業を展開し、事業領域は農畜産業、食品業、小売業を中核とし、製薬や不動産など多岐にわたる。同社の対中投資額は累計60億米ドル(約4,800億円)。中国のほとんどの省・直轄市・自治区とのネットワークを持っているという。

吉野家は、全額出資子会社の吉野家インターナショナルを通じて、中国でフランチャイズ事業を進めている。各地域のパートナーとの合弁形態でも展開している。中国での9月末時点での店舗数は305店。同社は、未進出の地域を中心に店舗展開スピードを速めていく意向だ。

吉野家HDは、2012年2月期にスタートした5カ年計画で、中国やアジアでの出店を中心に、16年2月期に海外グループ店舗数を1,500店に拡大する方針を打ち出している。<全国>

 


2012-10-27 23:12:00

拡大を続ける有機栽培のぶどう畑
Toujours plus de viticulteurs bio (Agence Bio)
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フランスの有機栽培のぶどう畑の面積は1995年からの16年間で12倍以上に増え
た。過去4年間でも3倍と急速に拡大している。このほどアジャンス・ビオ(フ
ランスでのビオロジック農業推進のための公益団体)が、2011年のフランスの
有機農業の実績を発表した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm1025.html#committee-1

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ぶどう畑での除草剤の使用が減少
Moins de desherbants dans les vignes
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フランス農水省統計局がこのほどまとめたレポートによると、2010年、フラン
スのぶどう畑の約五分の一にあたる19%が、除草剤を使用しないで機械で除草
を行ったことが明らかとなった。前回の2006年の調査時の10%から拡大した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm1025.html#committee-2

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味覚の週間でINAOも活動
L’INAO se mobilise pendant la Semaine du Gout
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INAO(国立原産地・品質研究所)は今年も「味覚の週間(la Semaine du Gout)
」に参画し、子供たちに、AOC/AOP、IGP、ラベル・ルージュを取得している地
元の産品を紹介する活動を行う。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm1025.html#committee-3

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IGP「コトー・デュ・リブロン」を「コトー・ド・ベジエ」へ名称変更
Changement de denomination de l’IGP Coteaux du Libron en Coteaux de
Beziers
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10月11日に開催されたINAO(国立原産地・品質研究所)のIGP全国委員会にて、
IGP「コトー・デュ・リブロン」の「コトー・ド・ベジエ」への名称変更につ
いて賛成の意が示された。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm1025.html#committee-4

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ボルドーワインスクールがISO認証を取得
L’Ecole du Vin de Bordeaux du CIVB Certifie ISO 9001:2008
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ボルドーワインスクールは2012年6月、ジロンド県でのボルドーワインの教育
活動で、ISO 9001:2008の認証を取得した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm1025.html#committee-5


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◆フランス情報◇◇
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ジャン・ギョーム・プラッツ氏シャトー・コス・デストゥルネルを去ることに
Saint-Estephe : Jean-Guillaume Prats va quitter Cos d'Estournel
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ボルドー、メドック地区の格付け第二級シャトー・コス・デストゥルネル(サ
ン・テステフ)の経営を14年間まかされてきた経営責任者のジャン・ギョーム・
プラッツ氏が2013年1月に辞職する。オーナーのミシェル・レイビエ氏が、ボ
ルドーのネゴシアンへの書簡で明らかにした。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm1025.html#france-1

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カオールで白ワイン造りが広がる
A Cahors - Royaume du vin noir, les vignerons se mettent aussi au
blanc
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ブラックワインと言われるほどに濃い赤ワインを造っていたカオールで、近年
白ワイン造りに取り組む生産者が増えてきている。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2012/mm1025.html#france-2



2012-10-27 23:09:00

飲食店経営のエー・ピーカンパニー(東京都港区)は22日、シンガポール現地法人を通じて今月29日に海外1号店となる鶏鍋専門店を出店すると発表した。

現地法人エー・ピーカンパニー・インターナショナル・シンガポールを通じて、宮崎県の高級ブランド地鶏「みやざき地頭鶏(じとっこ)」を使った天然コラーゲン鍋専門店「塚田農場」を新規出店する。繁華街オーチャードの商業施設「アトリアム@オーチャード」内に開設し、面積は28坪(55席)。客単価は昼食が19Sドル(約1,240円)、夕食は39Sドルを想定している。

日本では塚田農場や日南館などみやざき地頭鶏を主要食材にした専門店を56店展開しているが、海外1号店では現地の嗜好(しこう)や生活習慣に合わせて日本の店舗とは異なるメニューを開発した。20代以上の女性をターゲットに据え、美容・健康意識が高まっているシンガポールで月14万Sドルの売り上げを見込む。

シンガポールでは10店舗の出店を計画。将来的にはマレーシア、インドネシア、タイ、ベトナムなどほかの東南アジア諸国への出店も検討する。日本ではみやざき地頭鶏の自社農場を宮崎県に設立するなど生販直結ビジネスを展開しており、海外でもこのモデルを実現するため現地で地鶏を自社生産することも視野に入れている。


2012-10-27 23:07:00

米国農務省食品安全検査局(FSIS)は、テンダライズ(機械による軟化加工)された食肉製品について、数カ月以内に新たなラベル表示の規則案を提案する予定である。この「ラベル添付規則」には、推奨する調理温度などの記載も含まれる。テンダライズされた食肉のラベリングについては、以前から消費者グループからの要請があったもので、USDAは食品衛生上や消費者保護の観点から検討してきた。

USDAでは、牛肉ステーキとロースト商品の約18%がテンダライズされていると推定しており、このルールの対象は牛肉、豚肉、鶏肉で数十億ポンドになると見込まれる。FSISの規則案は公表後、3カ月間のコメント期間を経て施行される見込み。

 

※2012年10月8日CATTLE BUYERS WEEKLY


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