栄月日記

2023 / 01 / 17
21:00

大月アートクラフトマートを終えて

 2023年1月14日土曜日、大月短期大学にて第1回となる「大月アートクラフトマート」が開催されました。

 市内外から約30の店舗が出店、イベント名の通り、手作り雑貨やアクセサリー、お花や陶器に、こどもが手掛けたオリジナリティあふれるお守り(ガチャガチャのプラスチックケースでできたもの!)といったアートでクラフトなものから、パン屋さんやお弁当、コーヒーやピザの移動販売と、多種多様な出店がそろいました。そして栄月製菓もお声がけいただき、参加しました。

 当日はお昼ごろから冷たい雨が降る中ではありましたが、主催者発表で157組310名が来場。

 

 私も午前中のみではありましたが、店に立ってお客さんとお話しすることができたのがうれしかったです。普段はお店の奥まったところで焼いていることが多いですので。

 昨年から少しずつこういったイベントごとが再開、栄月製菓としては岡島百貨店での物産展、県民の日記念行事で小瀬への出店をしましたが、前者は市観光協会や市役所職員の方に委託する形、後者は私が大月の実店舗で店番することになったので、私としては久々のイベントでした。

 お客さんに声をかけていただけることは生産者としてこれ以上ない喜びであり、あらためて祖父が一代で築いた「栄月製菓」の知名度の高さに驚かされます。私にとっては一緒に空き地に行って野球の相手をしてくれるおじいちゃんのイメージが、この仕事についてからというもの、仕事人としての顔がどんどん付け足され、スーパーおじいちゃんになっていっています。まあどこまでいってもじいちゃんはじいちゃんですけれども。

 出店している方とご挨拶できたのもうれしかったです。普段はお店にこもって焼いているばかりですので。TwitterやInstagramでつながっている方と初めて対面する機会もあって、なんとも言えない気恥ずかしさがありました。

 

 さて、大月アートクラフトマートを終えての気づきを少し。

 まず、今回一番売れ行きが良かったのがクラッカー。これは当初の想定違いました。当店の売上のメインは厚焼木の実煎餅、それに続くのがうすやき。岡島百貨店での物産展や県民の日ではこれらがまっさきに売り切れてしまい方々にご迷惑をかけてしまったので、今回は反省を活かして多めに準備、当日を迎えたわけですが、ふたを開けてみると意外や意外、お客さんが手に取るのはクラッカーでした。

 

 イベント会場の場所によってニーズが変わったのでしょう。

 

 当店では甲府近辺での卸売りをしていませんので、久方ぶりに甲府で出店となると、懐かしく思ってくださった方が手に取ってくださったようです。祖父の代では、イベント出店はもちろん甲府駅近くの三枝豆店に卸をしていたこともあってか、岡島百貨店のユーザーの中には当店をご存知だった方も多かったのではないかと思います。つまり、存在は知っていても商品を買いに大月までは行っていないということ。ですが反対に、大月においては厚焼木の実煎餅はイベントでわざわざ買うまでもない商品に映ったかもしれません。すぐそこに実店舗があり、今日この時買わなくても買おうと思えば買えるわけですから。じっさい、通り過ぎる際に「いつも買ってるよ」とお声がけいただくことがありましたので。これはこれで日常に当店の商品が馴染んでいるようで、とてもうれしくなりますね。

 クラッカーは去年3月から販売開始した新商品でしたので、地元の方に周知する機会になったのは大きな収穫でもありました。

 イベントのテーマや場所、季節や天候によって商品の売れ行きが変わるというのは、よくよく考えれば当たり前のことです。暑い日にはアイスやかき氷が売れるでしょうし、三が日であれば甘酒が売れるでしょう。マルシェがアルコール類を提供するものであればおつまみとしてクラッカーは好まれるでしょうし、地のものが集まる物産展なら新商品よりも厚焼木の実煎餅が重宝されるやもしれません。勉強になります。

 

 今回の場合、雨もあってかご近所あるいは隣の市から訪れた方が多く、定番商品よりも目新しい新商品をお試しで買われる方が多かったのではないかと思いました。

 同じ開催場所であっても、例えば登山のハイシーズンであればまた売れ行きが違うのでしょう。商売をやるうえではなかなかに難しいですが、なかなかに興味深い事柄です。

 

 

 そういえば、テーブルクロスにと矢絣模様が施された朱色の布を購入したのですが、これが思いのほか販売スペースらしさが出てよかったです。イベント参加に不慣れというか場数がないうえにノウハウもないので、「らしさ」ってとても重要ですね。「らしさ」が出ていないと出展ブースとしては浮いてしまいますから。これに関しても勉強していかなければ。

 次回にはインスタアカウントのQRコードを印刷したもの用意しようと、あまりに気が早いですが思っているところです。(了

Today's Schedule
誰でも簡単、無料でつくれるホームページ 今すぐはじめる