栄月日記
本日は降雪なり。

栄月の孫です。大月、雪が降っています。
山はうっすらと白くなっていますが、いまのところ道路に雪が積もるほどではなさそうです。
山梨県は寒いところではありますが、たくさん雪が降る地域でもありません。
北杜や河口湖周辺では雪が降る印象がありますが、甲府出身の私からすると、冬は八ヶ岳颪という
北風が甲府盆地に引き下ろしてくるので、強風と乾燥がひどくてただただ寒い季節。
ですので、雪が降るのは珍しい。珍しいのですが、「今日降らなくても……」という日に降るのです。
今日はセンター試験一日目。まさに、「今日降らなくても……」です。
私も「今日降らなくても……」と思った経験は何度かあって、中学校卒業式の前日だったか当日だったかも雪が積もっていたと記憶しています。
成人式当日も雪が降っていました。午前の式典が終わって会場の外に出る頃に降り始め、昼食を食べ終える頃にはうっすら積もり、
夕方の同窓会の頃には数センチ積もっていました。夜に駅前でお酒を飲んで帰る頃には止んでいましたが歩道や道路の雪は
新雪のそれではなく、ジェラートのように凍り始めていました。
駅前のタクシー会社はすべての車両が出払っていて、スーツに革靴で歩いて帰宅したのはいい思い出です。
ちょうどその頃、大学の授業で俳句の講義を受けていて、冬期休暇の課題に際してこのことを詠みました。
成人の雪の轍を歩く列
ひねりのない句ではありましたが、私たちにしかできなかった経験を詠めたという点で、とても気に入っています。
雪がセンター試験に、受験生に、どう影響しているかは計り知れませんが、
無事に会場に着き、全力が発揮できて、無事に帰宅できればと思います。
今日も栄月製菓は営業していますが、差し迫ったご用でなければ日を改めての来店がいいかと存じます。
来店を予定されている方はどうぞ気をつけてお越しください。(了)
HPとTwitterを開設しました!

はじめまして。栄月の孫です。
さてこの度、ホームページとTwitterを開設しました。どちらも栄月の孫が更新していきます。
ちなみに『孫』は姓でも名でもなく『波平とタラちゃんの関係』という意味での『孫』です。
栄月製菓はこれまで私の祖父母が二人で切り盛りしてきましたが、
二人とも高齢になり、規模を縮小しておりました。
全国でも類を見ない特徴を持つ「厚焼木の実せんべい」を途絶えさせてはならぬと、
孫の私が2019年春より、後継者となるべく修業を始めた次第であります。
「栄月の孫」というのは、これまで私が、祖父母と関わりのあった方々に自己紹介する際、
時折使ったフレーズであります。
「栄月の孫」で身元を理解してもらえるというのは、祖父母のこれまでの積み重ねがあってのこと。
「栄月の孫」から「二代目」と自信をもって名乗れるようになることが、私自身の大きな目標です。
というわけで、ホームページとTwitterは私主導の新しい試みです。
春からこっち、毎日のように焼き続けてきた「厚焼木の実せんべい」は
私なりに上達を感じているのですが、ホームページやTwitterの更新になんかに関しては
まったくの手探りになります。まさか祖父母がノウハウを持っているわけもないので。
今後どういう形で稼働していくかは全く未知数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。(了)