栄月日記

2022 / 06 / 29
20:00

長さ

短い梅雨でした。ツール・ド・フランスの開催期間の半分くらいの短い梅雨でした。

昨日、ことし最初の蝉が鳴いていていました。引き出しの奥からイオンモールで買った風鈴を出しました。とても良い音のする鉄の風鈴です。しばらく使っていなかったサーモスのタンブラーを綺麗に洗い、首掛けの扇風機は新調しました。西日がきつい家の裏手には軒下から遮光シートを下げました。夏支度です。でも本当のところ、夏支度よりも先に冬物の上着を、はやくクリーニングに出さなければと、頭の隅で思っていて、今もまだできていないのです。でも、もしかするとこの猛暑もツール・ド・フランスほどの長さで終わるかもしれない。自然現象に「観測史上初」は付き物ですから。

2022 / 06 / 22
20:45

花粉症

 

今シーズンの花粉症が終わっていました。

「花粉症明け」は私にとって「梅雨明け」より嬉しくて、「徹夜明け」と同じくらいの解放感があります。朝、アラームに設定した ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「旅立つ君へ」で目が覚めたとき、前日の夜に薬を服用しておらずともスッと鼻が通っていることがどれだけ幸せなことか。雨で濡れた路面や焼き立てのトーストの匂い、何度洗っても取れないエプロンの山椒の香り、なんでもない匂いが感じられることがどれだけ喜びに溢れているか。今日も空気が美味しい。ありがとう。ちょうど2日前、耳鼻科に行って処方箋を貰い、調剤薬局で1ヶ月分の飲み薬(柿ピーに入っているピーナッツくらい大きい)と2ヶ月分の点鼻薬(野球の主審が使うインジケーターみたいな形)を手に入れたばかりではありましたが、それも瑣末なこと。瑣末なことなのです。来シーズンまで台所の棚の奥、正露丸の後ろあたりにしまっておけばよいのです。

2022 / 06 / 15
20:41

梅雨

 

梅雨入りしてしばらく経ちますが、例年に比べて過ごしやすい日が続いているように感じます。

外階段の壁にどんぐりほどの小さなカタツムリがいました。そのカタツムリは私が階段を通るたびにいます。いつも殻の中に閉じこもったままで。あまりに動いた形跡がないので一日中じっとしているのかもしれません。あるいは私が毎日仕事に向かうように、決まった時間にどこかへ食事に出かけて、日が暮れる頃になると1階と2階の間の踊り場に戻ってきているのかもしれません。

小さいカタツムリですが、毎日の朝と夕方、階段を登り降りするさいに見かけるので、段々と私の意識の中でのウエイトは大きくなっています。

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