既存に並ぶ
屋根のてっぺんの材料の棟木。
無事上棟を迎えました。
既存の建物を活かした増築です。
一体に見えるようにいくつか模型を作成してチェックをし進めました。
外観について、2案の提示です。
施主の希望をカタチにしたものと
あえて別の案を提案して確認するようにしています。
同じ間取りでも、建物の雰囲気がかわります。
同じ間取りでも、窓の取り方により室内の雰囲気がかわります。
選んでいただいたいずれかが、もう間もなく上棟します。
玄関の下足入れ。
裏側には洗面所から使う棚。
玄関と洗面所の間仕切り壁を兼ねる。
天井は繋げ、狭さを感じさせない。
限られた予算と敷地条件、施主の要望を取り入れ「設計」します。
市街化調整区域の増築を検討中。
各市町村の指導要綱があり、都市計画法、建築基準法以外にそちらも条件を満たさないといけません。
増築の面積について、既存の床面積の1/2を超えない範囲でないと開発に該当すると指導を受けました。
田舎暮らししたい、事業を拡大したい、働き方を変えたいなど、コロナ以降いろいろなことがガラリと変わりました。
それに合わせて行政の指導も幅をもって対応いただけるとありがたいところです…。
もともとは流通でお世話になっている木製パレット材。
A2サイズの図面入れに生まれ変わりました。(製作:株式会社ジェイ・シー・ティー)
柔らかい手触りと木の香りが最高です。
引出しを3段ずつ足して段数を増やせる納まりに。
あえて正面の板は杉の特徴の「源平」をなぞらえて赤白の木取りをしてもらいました。
パレット時の釘あとはそのまま。
作り手の提案で、引出し奥が炭入りです。
紙は湿気の影響をうけ書きにくくなるので、梅雨時効果を発揮してくれることを期待します。
(まだまだ図面は手書きをしたいと思っています。)
製作をお願いした会社の取り組みです。(以下写真2枚)