お教室だより(Blog)
春になるとだんだん発表会が近づいてきますね。
ピアノ発表会の前にしておいてほしい
弾くこと以外の準備は6つあります。
名付けて
6つのリハーサル
本番を想定して少しずつ練習&準備しておきましょう。
①お辞儀の練習
手の位置
女の子はおへその少し下の方で手を重ねる。
(小さな子はおへその場所で)
男の子の手は真横です。
お辞儀は
一度まっすぐ前をしっかりと見てから
頭を下げます。
心の中で「1、2、3」と数えたら
ゆっくりと頭を上げます
そしてもう一度
真っすぐ前を見てから椅子に移動します。
一つ一つの動作をしっかりと止めることがポイントです。
②衣装を着て練習
普段着ている服と本番の衣装は着心地が全然違うもの。
特に小さな子は
「チクチクする。」「きつい。」「何か気持ち悪い。」
と違和感を訴えることも多いです。
事前に改善できることがあればしておきましょう。
そして
その衣装を着て弾く練習をすることで
いつもと違う服を着ることでの
「何か弾きにくい。」
という違和感にも慣れることができます。
靴を履くこともお忘れなく
「カポカポして歩きにくそう。」って感じたら
しっかり中敷きを入れて調節しておきましょう。
ペダルをふむ子は特に
靴をはいてペダルをふむ練習をすることも大切です
靴を履くと感覚が変わります。
特にヒールがある靴を履く人は
靴底を拭いて新聞紙を敷くなどしてから
靴を履いてペダルをふむ練習もしておきましょう。
③髪型を決める
ステージでのピアノ演奏は
椅子に座ると右側が観客席になります。
髪をおろす場合も
右側をすっきりと上げてあげると
しっかり顔も見えて写真うつりもよくなりますよ。
④歩く練習
これは衣装と靴とのセットがおすすめですが
ゆっくり堂々と真っすぐ歩く練習をしておきましょう。
弾き終わった後も同じです。
たま~に小走りで舞台袖に戻ってきちゃう子がいます。
気持ちは分かりますし可愛らしいのですが
最後までゆったり堂々と歩けるといいですね。
⑤椅子の高さの確認
前に演奏する人と同じ椅子の高さとは限りません。
小さな生徒さんは私が調整しますが
小学校中・高学年以上の生徒さんには自分でしてもらいます。
コンサートホールでの椅子とピアノ教室の椅子は同じものです。
日頃から自分の椅子の高さをしっかりと覚えて
自分で調整出来るようにしておきましょう。
椅子を調整する時の注意点は
観客席にお尻を向けない
⑥爪を切っておく
忘れがちなのですが
普段から伸ばし気味の子は特に気をつけましょう。
直前に切って深爪してしまうと弾きにくくなるので
3、4日前には確認して切っておきましょう。
衣装を着て、靴をはいての練習は
おうちでしか出来ないこと。
直前ではなく
余裕をもって練習しておきましょう。
ステージをイメージして
自分の動きをイメージしておくことが大切です❤
会場の写真を見ることもおすすめです。