鳴門市大麻町 おさんぽガイド

老舗の蔵めぐり
本家松浦酒造場(ほんけまつうらしゅぞうじょう)
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撫養街道が栄えると共に、江戸時代後期に創業された酒蔵が本家松浦酒造場です。創業文化元年(1804年)。二代目松浦直蔵由住が酒造業を開始して以来、210年以上大麻町で酒造りをし続けているそう。当時、交易や巡礼で街道沿いを行き交う人々がこの酒蔵で造る酒を飲んだのでしょう。そんな時代から、伝統を守り続けている酒蔵が残っていることは、私たちにとってもうれしいこと。お酒って、どんな風に作られているのだろう?そんな基本に立ち戻り、蔵を見学してみるのもいいですね。国の登録有形文化財に登録されている精米蔵は漆喰で形作られた「銘酒 鳴門鯛」の字が見事です。最近では「鳴門鯛」という銘柄の日本酒がアメリカ、アジア、ヨーロッパなどにも輸出されているそう。地元でよく飲まれている「すだち酒」もこの蔵で造られています。蔵見学をしたり、試し飲みができる場も用意されているので一度訪れてみたいですね。

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見学コースでは、いくつかの蔵を見て回ります。

 

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まるで冷蔵庫のようにヒンヤリした酒造蔵では、お酒が発酵している様子をのぞいてみることも。

 

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見学が終わったら、最後は利き酒体験。大吟醸、純米酒、原酒などの違いを説明してもらってから飲むと、さて、どう違うの??

 本家松浦酒造場

所在地:〒779-0303 徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地 google map >>
TEL:088-689-1110
FAX:088-689-1109
公式HP:http://narutotai.jp
ショップHP:http://www.narutotai-sake.jp/
営業時間: 9:00〜17:00
定休日:土日祝日 

福寿醤油(ふくじゅしょうゆ)
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創業文政九年(1826年)。190年続く老舗「福寿醤油」は、天然醸造にこだわり、創業当時からの独自の製法を守り続けています。「もろみ」の発酵には、一般的に4〜5ヶ月程度のところが多い中、1年以上の時間をかけています。じっくり時間をかける自然発酵が、醤油本来の香りと深みのある旨みを生み出しているのだとか。福寿醤油のお醤油は、徳島県内の料亭や仕出し屋などでよく使われているという。家庭用には、しょうゆドレッシングやすだち醤油なども用意されています。 醤油や味噌を丁寧に醸造する昔ながらの方法を見ることができますから、醸造って?伝統って?そんなひとつひとつを身をもって知れる、よい機会となりそうです。

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麹菌を作る部屋。麹が成長する過程などパネルを見ながら、丁寧に説明してくれます。

 

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昔ながらのタンクで1年間じっくりと醤油の醸造。フチまで登ってお醤油を上から眺めてみよう。

 

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お醤油の味見もできる。定番の濃口、再仕込醤油、2年熟成醤油など、違いを楽しみながら味わってみよう。

 福寿醤油

所在地:〒779-0303 徳島県鳴門市大麻町池谷字大石8番地 google map >>
 TEL:088-689-1008
 FAX:088-689-1009
 HP:http://www.fukujyu1826.com/
営業時間: 8:30〜17:00
定休日:日・祝日 

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