Heart-up 通信 Vol9
奨学金返済支援制度の導入
独立行政法人日本学生支援機構のデータ(令和7年10月)によると、大学生の2人に1人が奨学金を利用しています。
返還義務のある貸与奨学金の利用者は、約115万人(約3人に1人)です。
平均の貸与総額は約330万円、返還期間は平均15年、月々の返済額は15,000円〜20,000円程度。
奨学金返済は、若い世代にとって長期的な負担となっています。
近年、こうした状況を受けて、奨学金を代理返還する企業や自治体は増加傾向にあり、就職先選択の判断材料になるという声も聞かれます。
福井市_奨学金の返還を支援します。
一方、医療・福祉業界、建設業界、運送業界では、人手不足が続き、新卒採用は容易ではありません。
そうした中、ある建設業の顧問先様より、新卒採用の一助として奨学金返済支援制度を導入したいとのご相談を受け、規程作成を行いました。
検討した結果、内容は以下のとおりとなりました。
対象者
・新卒者、または卒業後3年以内に入社した方
・本人が奨学金を返済していること
支給額
・継続勤務1年につき20万円/年
・最長5年間
奨学金の貸与機関へ直接送金することで、税や社会保険料の負担が生じない設計としています。
日本年金機構_奨学金返済支援のQ&A
国税庁_奨学金の返済に充てるための給付は「学資に充てるため給付される金品」に該当するか
会社にとっては若い人材の確保・定着につながり、従業員にとっては経済的負担の軽減となる制度です。
この制度がきっかけとなり、新たなご縁が生まれることを願っています。
ちょっとひと息☕ ~ご縁の中で~
先日、サブのお仕事としてお声がけをいただき、ある会で初舞を踊ってきました。
今でも、こうして時折お声がけをいただき、踊る場所を用意していただけることを、本当にありがたく感じています。
自分の大好きな日本舞踊を続けてこられたこと。
その背景には、日舞に出会わせ、続けさせてくれた両親がいて、私を厳しくも温かく育ててくれた、今は亡き師匠がいて、そして昔から今も変わらず、ご縁の中で、踊る場を与えてくださる皆さまの存在があります。
あらためて、感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、その会の冒頭のごあいさつで、心に残る言葉を伺いました。
「心」は、人の痛みがわかるために使おう
「目」は、人の良いところを見るために使おう
「口」は、励ましや感謝の言葉を伝えるために使おう
「耳」は、人の言葉を最後まで聞いてあげるために使おう
「手足」は、人を助けるために使おう
すべてを実践することは私には到底できませんが、せめてどれか一つは、実践したい。
そう思ったとき、私の中で自然と浮かんだのは「耳」でした。
これからも、相手の言葉にきちんと耳を傾けることを、心がけていきたいと思います。
