2025-10-15 09:00:00

Heart-up 通信 vol1

【事例紹介1】

 赤ちゃん.png不妊治療と仕事の両立を支えるために

ある企業で、不妊治療を受けながら働く社員の方がいました。
定期的に通院が必要なため、勤務との両立に不安を抱えていましたが、会社では「不妊治療休暇制度」を新たに導入。助成金の活用も行いながら、制度を整備しました。
代表は社内に方針を明確に表明し、社員全体に対してアンケートを実施。これにより、不妊治療への理解が深まり、当事者が周囲に気を遣いすぎることなく制度を利用できる環境が生まれました。

その後、本人は無事に出産し、現在は育児休業を取得中です。
これからも、そのお子さんがすくすく育つことを願っています。
※本事例では、両立支援助成金「不妊治療及び女性の健康課題対応両立支援コース」を活用しています。

 

【事例紹介2】

 兼務役員の雇用保険と労災保険はどうなる?

会社で役員を兼務する場合、「役員報酬」と「給与」を区分することが重要です。役員報酬は経営上の責任に対する対価であり、株主総会決議に基づき支給されます。
一方、給与は従業員としての労務提供への対価で、雇用契約や就業規則に基づき支給されます。

雇用保険や労災保険に加入するためには、給与部分での労働者性が認められることが必要です。
そのためには、勤務内容や勤務時間を明確にし、出勤簿やタイムカードで勤怠管理を行い、給与明細も役員報酬と区分して作成します。また、雇用契約書、ハローワークへの兼務実態申立書届出、株主総会議事録など、関連書類を整備することも大切です。
兼務者が保険適用を受けるためには、「経営者としての役割」と「従業員としての実務」を明確に分け、書類や勤怠管理で客観的に示すことがポイントです。

pdf 役員報酬と給与.pdf (0.26MB)


ちょっとひと息☕ 〜大阪・関西万博で感じた文化〜

先日、10月8日に大阪・関西万博へ行ってきました。
きっかけは、母が突然「1人で万博に行く」と言い出したことです。高齢でもあり、電車の乗り継ぎなども心配だったため、私も一緒に同行しました。閉幕間近で訪れたため、大混雑で狭い通路では肩や荷物がぶつかることもありましたが、それもまた旅の思い出になりました。

テレビで見てはいましたが、まず目を引かれたのは、伝統的な貫工法で作られた大屋根リングです。どれだけ綿密に計算されて作られたのかと思うと、技術と美しさの両方に感動しました。


中国館の建物は、古代中国の書物「竹簡(ちくかん)」をモチーフにしたデザインで、その大きさに圧倒されました。建物の竹の風合いと、まずお出迎えしてくれた「二十四節気」に合わせた季節ごとのやさしい風景の絵に、ほっと心が和みます。
歴史的な文化財のレプリカも展示されていて、ついじっくり見入ってしまいました。

  中国館3.png中国2.png

フィリピン館も素敵でした。建物自体が織物で作られていて、館内のタペストリーにはプロジェクションマッピングが施され、光と織物の融合がとても美しかったです。

実は、7月にも娘と一緒に万博を訪れました。
中でも印象に残っているのはオーストリア館です。楽譜をモチーフにした外観は、見ているだけで今にも音楽が流れてきそうな雰囲気でした。
館内では、葛飾北斎の浮世絵が描かれたグランドピアノが自動演奏をしていました。演奏とともに、オーストリアと日本の歴史や文化交流の映像が流れる演出は、とても素敵なひとときでした。後で知ったのですが、このピアノはベーゼンドルファー製で、世界に16台しかないそうです。もっとゆっくり見てくればよかったな、と思いました。

オーストリア館.pngグランドピアノ.jpg

2回の訪問で、合計6か国の文化や歴史に触れることができ、とても充実した時間を過ごせました。