5月11日、ホテルニュー長崎において令和4年度通常総会及びリーダー講習会を開催しました。
総会では、令和３年度事業実績報告、令和４年度事業計画等について審議され、全て原案通り可決承認されました。今年度は、次の事業を重点的に実施いたします。
【重点事業】
１．女性ならではの発想をいかした地域振興への取り組み
２．部員増強運動を推進し組織強化を図る
３．経営者・地域リーダーとしての資質向上への取り組み

　今回は、任期満了に伴う役員改選も行われ、江嶋慶子会長をはじめ新役員10名が選任されました。

　また、審議に先立ち、令和３年度部員増強運動において顕著な実績を挙げた商工会女性部に対し賞状の授与が行われ、南島原市、松浦市福鷹、壱岐市、東長崎、平戸市の商工会女性部が受賞しました。

　リーダー講習会では、講師に（株）日本旅行おもしろ旅企画ヒラタ屋代表の平田進也氏を招き「全てはお客様の笑顔のために　商売は笑売だ！カリスマ添乗員本音で語る」と題し、講演をいただきました。低価格競争と一線を画す平田氏の企画力、サービスのあり方は、中小企業の経営戦略として有効であり、新しい視点のヒントを得ることができたと思います。

　県女性連は、5月10日ホテルニュー長崎において、組織化50周年記念式典を開催しました。

　昭和４６年１１月に「長崎県商工会連合会婦人部」として結成。昭和５６年には、県連合会の内部組織として位置づけされ、「長崎県商工会婦人部連合会」となりました。その後、平成１２年に「長崎県商工会女性部連合会」へ名称を変更し、現在、県下商工会の女性部は、商工会合併の進展に伴い２０商工会で結成されており、女性部員数１，８７０名を擁する組織となり、地域商工業の振興・発展の担い手になるまで成長しました。

　コロナ禍につき、プログラムを縮小した式典となりましたが、大石賢吾長崎県知事のご臨席を賜り、吉村洋県連合会会長から「女性部は商工会になくてはならない」と挨拶をいただき、江嶋慶子県女性連会長は、「今後も女性の感性と発想をもって豊かなまちづくりを目指す」ことを改めて決意しました。

　式典では、女性部活動において商工会・同女性部の組織強化、拡充に特に尽力された女性部員に対して感謝状を贈呈する功労者表彰が行われ、受賞者を代表して県連合会会長感謝状を受賞した峰マス子氏が謝辞を述べました。

　商工会女性部主張発表長崎県大会及び全体講習会を５月１０日、ホテルニュー長崎で開催しました。県内商工会女性部員約８０名が参加した同大会では、県下６ブロックの代表者が、女性部活動についてそれぞれ発表しました。１位の県知事賞受賞者は、７月に大分市で行われる九州大会に出場します。 

　今回、県知事賞を受賞したのは、壱岐市商工会女性部　篠﨑　美智子さん。篠﨑さんは「女性部活動と地域振興・まちづくり　～初めての体験～」と題し、新たに女性部の活動として取り組み始めたタイワンリスの捕獲についてユーモラスに発表されました。捕獲活動を通して新たなコミュニティが生まれ、少し商売にもつながったという内容は、とても興味深かったです。

【主張発表大会結果】

 　第一位　県知事賞　　篠﨑　美智子さん（壱岐市商工会女性部）

 　第二位　県連会長賞　森永　真由美さん（南島原市商工会女性部）

 　優良賞　県女性連会長賞　森　敏子さん（東長崎商工会女性部）

 　　　　　※順不同　　　　岩坪　たつえさん（小値賀町商工会女性部）

 　　　　　　　　　　　　　村田　一枝さん（諫早市商工会女性部）

 　　　　　　　　　　　　　南　こころさん（新上五島町商工会女性部）