令和元年度商工会女性部主張発表長崎県大会及び全体講習会を１月１６日、ホテルニュー長崎で開催しました。県内商工会女性部員約１９０名が参加した同大会では、県下６ブロックの代表者が、女性部活動についてそれぞれ発表しました。１位の県知事賞受賞者は、７月に佐賀県唐津市で行われる九州大会に出場します。 

　今回、県知事賞を受賞したのは、雲仙市商工会女性部　竹下　敦子さん。竹下さんは「女性部活動に参加して　～雲仙の魅力発信～」と題し、おもてなし交流事業で他県の女性部を受け入れた時の体験や、インスタグラムを活用し、女性部員が雲仙の魅力を発信していく活動について発表しました。プロのカメラマンから写真の撮り方を学び実際に撮影してみると、地元の景色がきらきらしていてまちの魅力を再発見できたと語られました。 

　また、大会に併せて講習会も実施し、「あなたも120歳まで生きられる　食の知恵・健康の知恵」をテーマに、服部学園食品学教授鈴木章生氏にお話しいただきました。食と健康という身近な話に参加者は熱心に耳を傾けていました。

【主張発表大会結果】

 　第一位　県知事賞　　竹下　敦子さん（雲仙市商工会女性部）

 　第二位　県連会長賞　白濱　志摩子さん（五島市商工会女性部）

 　優良賞　県女性連会長賞　西山　寛子さん（佐世保市北部商工会女性部）

 　　　　　※順不同　　　　入江　文恵さん（東彼商工会女性部）

 　　　　　　　　　　　　　楠本　美和子さん（長崎南商工会女性部）

 　　　　　　　　　　　　　栗田　由美さん（対馬市商工会女性部）

 １０月２８日～３０日、島根県において商工会女性部リーダー県外研修を行いました。

２８日は日本最古の美肌温泉と伝えられている玉造温泉水を配合したスキンケア商品取扱店である「玉造美肌研究所姫ラボ」を訪問し、同社の概要、事業内容について統括店長の藤田智加さんから説明を受けました。商品を売るという意識よりも、玉造温泉の魅力を伝えることを大事に接客、販売をしている藤田さんの想いの強さが印象に残りました。 

２９日には、松江市で開催された「第２１回商工会女性部全国大会inしまね」に参加し、全国から集まった2,300人を超える商工会女性部員が持つエネルギーの大きさや全国各地で地域のために活動する女性部員に刺激を受けました。 

主張発表大会では、全国６ブロックの代表者が、女性部活動について発表を行い、最優秀賞には関東ブロック代表の南都留中部商工会女性部(山梨県) 河内正子さんが選ばれました。主張発表の後、万九千神社の宮司錦田剛志氏による基調講演が行われました。「神在月の国　出雲へようこそ」というテーマで、出雲大社の創祀と創建の謎について分かりやすく楽しい講演に、参加した部員は熱心に聴き入っていました。 

今回の大会は、女性部活動のさらなる拡充と強化を認識し、商工会組織に対する帰属意識が高められる有意義な大会となりました。