活動状況

2023/11/06 10:58

令和5年度商工会女性部リーダー県外研修及び女性部全国大会への参加

令和5年度商工会女性部リーダー県外研修及び女性部全国大会への参加

 10月17日~19日、静岡県において商工会女性部リーダー県外研修を行いました。

 18日に、静岡市グランシップで開催された「第24回商工会女性部全国大会inしずおか」は、全国から2,200名余りの女性部員が集まり、地域振興の発展に向けて交流を図りました。式典の中で行われた令和4年度女性部員増強運動年間実績表彰式では、南島原市商工会女性部が全国3位の成績で表彰されました。

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 同日実施された主張発表大会では、全国6ブロックの地区予選大会を勝ち抜いた代表者6名が、女性部活動について発表を行いました。今回の九州ブロック代表は、7月に長崎県で行われた九州ブロック大会で優勝した長崎県対馬市商工会女性部の小川博子さんです。

 小川さんは、長崎県大会、九州ブロック大会同様、女性部の取組みをユーモラスに発表し、会場をどっと沸かせました。発表内容は「女性部活動と地域振興・まちづくり~女性部活動から学ぶ子供たちとのふれあい~」をテーマに、韓国からの観光客減少の影響を受けている島内の交流人口拡大を目的とした「つしまひな祭り」事業や、地域の子どもは地域の大人で守りたいとの想いから始まった「長崎ひまわりプロジェクト」での取組みです。

 ひまわりプロジェクトは県内の23女性団体で、地域の子どもと子育て家庭を見守ろうと始まりました。それぞれの団体の得意分野を活かし活動しています。商工会女性部としては、「地域のために何ができるかを考えて、子どもたちが大輪のひまわりのように大きく花開くことを願い、手を差し伸べて守ってあげたい」という思いを語られました。コロナ禍の影響を受け何度もイベント中止となりながらも、地域のために子どもたちの未来のためにと懸命に取組む様子を堂々と発表した小川さんは、見事、全国大会でも最優秀賞に輝きました。 

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 主張発表の後は、東京大学薬学部池谷裕二教授が「脳から考えるやる気と熱意、そして加齢」と題し、講演を行いました。「記憶力は歳を取っても衰えない」「身体が心のスイッチのため、(身体)口角をあげ笑うと→(心)楽しくなる」といった脳に関する研究内容を、分かりやすく楽しくお話いただきました。 

 19日は、静岡土産の定番「うなぎパイ」で有名な春華堂の企業視察を行い、同社の概要、事業内容について説明を受けました。菓子の製造販売にとどまらず、地域の食材を発掘、行政や他企業と連携し地域の魅力を発信するまちづくりへの取組み、また子供たちへの食育への取組みなど、女性部の活動に通ずる内容はとても刺激を受け、有意義な研修となりました。

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