講師(宗夜)ブログ
●自己プロデュース能力
20歳の学生時代に、ドイツ語の年配女性の先生からこんな風に声を掛けられました。
『周りに流されないで、計画的に生きなさい』
どのような状況で声を掛けられたのか、全く覚えがありません。
その後に続けてこうも言われました。
『5年ごとに区切って計画を立てると良い。何となく生きないで。よく働きなさい。』
ずっとその言葉を忘れていたのに、40歳を目前にしたある日突然思い出しました。
それ以降、目につくところに5年間カレンダーを貼っています。
私はカレンダーを3つ使っています。
・5年間カレンダー
・1年間カレンダー
・1ヶ月カレンダー
この3つを何となくいつも眺めています。
眺めながら夢を描きます。
2年後にはこんな風になっていて、3年後にはこう。5年後はこんな感じ。
ということは、今年はこんな風に過ごすんだな。
ということは、今月はこんな風に過ごすんだな。
そうやって逆算して計画を立てています。
全てが計画どおりに上手く運んだかと言われると、そんなことはなく、最初は挫折の繰り返し。
計画が能力を大きく超えていたのだと思います。
ところがめげずにチャレンジし続けるうちに、無理が無理ではなくなりました。
体力がついてくると挫折さえ楽しめるようになるようです。
なぜ挫折したのかというと、計画が細か過ぎたのでした。
そしてカレンダーに書き込み過ぎました。
『絶対〇〇する!』
まるで受験生みたいな言葉を書いていました。
今は書き込むのはやめています。
何となく『こんな風になっているといいなぁ』とイメージするだけにしています。
世の中も、自分の人生も、予想がつかないことが多いから。
何となくのイメージを描き続けて数年。
ほぼイメージ通りに実現できています。
大切にしているのが『好き』の気持ち。
幸せとは…、成功とは…、
『好きを見つけること』
そんな風に思います。
『好き』は不思議です。
ひとつ、ものすごく好きなことが出来ると、それが思わぬところで別の芽を出していきます。
竹の子みたいに土の中で地下茎として繋がっているようです。
『まさか、これとこれが繋がっていたとは!』
じゃあ、これも勉強しなきゃだな。
そんな風に新たな夢が出来ます。
時間軸を可視化することで得られる感覚なのでしょうか。何らかの枠組みを作ることで、却って時間から自由を得られます。私にはこのカレンダーの方法が自分に合っているみたいです。
皆さまにも、ぜひ性格に合った自己プロデュース方法を見つけていただきたいと思います。
時の流れを止めることはできませんが、活かすことは出来ます。
『人生の計画を細かく立て過ぎぬよう…』
と助言をくださったのは宗嘉先生でした。
・夢を文字にするな。
・目標を細かく立て過ぎるな。
・それは夢でも目標でもなく、執着である。
・執着は自分も他人も追い込む。
・そうなると夢は自分から離れてしまう。
知らなかった。そうなんだ。
目から鱗の助言の数々。
外側から自分を見ることは大事です。
よし庵のイベントにて、皆さまの今後にお役立ていただけましたら幸いに存じます。
源氏物語茶事や、お茶会にて、女性の輝ける生き方を皆さまと一緒に作って行きたいとよし庵では考えています。