講師(宗夜)ブログ

2023-01-02 20:53:00

●たんぽぽのような気持ちで生きる

令和5年のお正月を迎えました。

新年明けましておめでとうございます😊

皆さまにとりまして幸せの多い一年となりますよう、お祈り申し上げます😌🤲

 

新しい年が明けたなぁ。

自分はどんな風に一年を生きたいのかなぁ…と気持ちを探ってみました。

心にふと浮かんだのが、たんぽぽでした。

 

華やかではないけれど、気持ちをホッとさせる花。小さいのに逞しく、意志を感じる花。

そして一番惹かれるのは、春を待つその姿です。

 

じっと騒がず春を待つ。

その姿が素敵だなぁと思います。

 

努力していても、なかなか実らずにいる時。

技術が上がっているのか感じられない時。

もどかしい気持ちになりますが、3ヶ月くらい経ったある日に突然できることがあります。

『ああ、自分は春を待っていたのか…』

自分も自然の一部だったのだと思います。

テクノロジーの渦の中で生活していると、全てが機械のように感じることがあるのですが、そうではないんだなぁと思います。

実は機械も、よく不具合を起こしますものね。

これも自然なことなのかも知れません。

 

着付け講師になりたての時、他装に時間が掛かっていました。

茶道教室での和装の生徒さまを増やしたい一心で、当時は茶道のお稽古前に他装のサービスも行っていました。

(コロナ禍により中止しました。)

 

他装の際に、調子の良い時と、調子の出ない時の差が激しかったことを覚えています。

ひどい時には、着付け(他装)に40分も掛かってしまいました。

これではお相手が疲れてしまいます。

その後の茶道どころではなく、当然ムッとされてしまいました。

 

頭の中では出来ているのに、手が思うように動かない。単純に練習不足ですが、当時の自分としてはそれでも練習しているつもりでいました。

『つらいなぁ…。いつ成果が出るのかなぁ…。』

 

タイムウォッチ片手に家での練習を重ね、

現場での経験を積んで…

経験人数が延べ50名を超えた頃、急に早くなりました。

その後また50名を経験し、延べ100名を超えたところでまた早くなりました。

最終的に10〜15分で着せられるようになりました。人によって体型が様々で、どうしても差が出るのですが、それでもどうにかタイムを縮めることが出来るようになりました。

 

『ああ、やっと春が来た』

重い雪がようやく溶けて、陽の光を感じられた気分でした。

 

何にせよ、このように待つしかない時間が、努力する際には必ず生まれるように思います。

 

zoomでのアナウンスも、最初から滔々と語れていたわけではありませんでした。

コロナ禍により教室を閉鎖して、やむを得ず実験的に行ってみたお稽古でした。

何とか出来そうだと始めたのでした。

最初はご覧になる会員さまも一人とか、二人とか…。

懐かしい。3年前のことなのに、大昔のことのように思い出されます。

 

そして、zoomにようやく慣れたなぁと思われた頃にもうひと山。

去年の2月から始めたアーカイブ配信でした。

全て記録に残るので間違いは許されません。

最初から最後まで、間違いなくその場でアナウンスをつけるのはとても緊張しました。

間違えれば最初から撮り直しです。

 

しかしそれも、3ヶ月くらい経ったところで明るい兆しを感じました。

 

3ヶ月、春を待つ。

たんぽぽの気持ちで。

パッと目を引く美しさはないけれど、

でも、枯れないの。たんぽぽは。

私はたんぽぽが好き。