講師(宗夜)ブログ
●たんぽぽのような気持ちで生きる
令和5年のお正月を迎えました。
新年明けましておめでとうございます😊
皆さまにとりまして幸せの多い一年となりますよう、お祈り申し上げます😌🤲
新しい年が明けたなぁ。
自分はどんな風に一年を生きたいのかなぁ…と気持ちを探ってみました。
心にふと浮かんだのが、たんぽぽでした。
華やかではないけれど、気持ちをホッとさせる花。小さいのに逞しく、意志を感じる花。
そして一番惹かれるのは、春を待つその姿です。
じっと騒がず春を待つ。
その姿が素敵だなぁと思います。
努力していても、なかなか実らずにいる時。
技術が上がっているのか感じられない時。
もどかしい気持ちになりますが、3ヶ月くらい経ったある日に突然できることがあります。
『ああ、自分は春を待っていたのか…』
自分も自然の一部だったのだと思います。
テクノロジーの渦の中で生活していると、全てが機械のように感じることがあるのですが、そうではないんだなぁと思います。
実は機械も、よく不具合を起こしますものね。
これも自然なことなのかも知れません。
着付け講師になりたての時、他装に時間が掛かっていました。
茶道教室での和装の生徒さまを増やしたい一心で、当時は茶道のお稽古前に他装のサービスも行っていました。
(コロナ禍により中止しました。)
他装の際に、調子の良い時と、調子の出ない時の差が激しかったことを覚えています。
ひどい時には、着付け(他装)に40分も掛かってしまいました。
これではお相手が疲れてしまいます。
その後の茶道どころではなく、当然ムッとされてしまいました。
頭の中では出来ているのに、手が思うように動かない。単純に練習不足ですが、当時の自分としてはそれでも練習しているつもりでいました。
『つらいなぁ…。いつ成果が出るのかなぁ…。』
タイムウォッチ片手に家での練習を重ね、
現場での経験を積んで…
経験人数が延べ50名を超えた頃、急に早くなりました。
その後また50名を経験し、延べ100名を超えたところでまた早くなりました。
最終的に10〜15分で着せられるようになりました。人によって体型が様々で、どうしても差が出るのですが、それでもどうにかタイムを縮めることが出来るようになりました。
『ああ、やっと春が来た』
重い雪がようやく溶けて、陽の光を感じられた気分でした。
何にせよ、このように待つしかない時間が、努力する際には必ず生まれるように思います。
zoomでのアナウンスも、最初から滔々と語れていたわけではありませんでした。
コロナ禍により教室を閉鎖して、やむを得ず実験的に行ってみたお稽古でした。
何とか出来そうだと始めたのでした。
最初はご覧になる会員さまも一人とか、二人とか…。
懐かしい。3年前のことなのに、大昔のことのように思い出されます。
そして、zoomにようやく慣れたなぁと思われた頃にもうひと山。
去年の2月から始めたアーカイブ配信でした。
全て記録に残るので間違いは許されません。
最初から最後まで、間違いなくその場でアナウンスをつけるのはとても緊張しました。
間違えれば最初から撮り直しです。
しかしそれも、3ヶ月くらい経ったところで明るい兆しを感じました。
3ヶ月、春を待つ。
たんぽぽの気持ちで。
パッと目を引く美しさはないけれど、
でも、枯れないの。たんぽぽは。
私はたんぽぽが好き。