講師(宗夜)ブログ
所作(17)●主導権のバランスを取る
主導権は自分にあれば良いというものではありません。
引き寄せた後には、むしろ取りすぎないようにコントロールする必要があります。
気持ちの良いほど主導権が自分にある場合は警戒しましょう。
本当の主導権は相手にあり、自分は踊らされているだけという可能性もあります。
主導権の割合は、相手との関係により柔軟に調節できる能力を磨きましょう。
《自分>相手》
自分の方が明らかに力を持っている時は、相手に寄り添う気持ちで自由に振る舞ってもらえるように努力します。
分からないことは分かるまで言葉を尽くして説明します。
広いプールを用意して好きに泳いでもらう気持ちです。
力の差は、弱い立場の方が敏感に感じ取ります。
この場合、自分の力の強さを示してしまうと信頼関係を作ることができません。
相手の自由度を高め、こちらの人間性を理解してもらえるよう努めます。
主導権の割合を数字で表すと下記のくらいでしょうか…。
自分:相手
3割:7割
相手に寄り添って親切にしますが、仲良くなりすぎて相手が調子に乗らないように気をつけます。
プライベートの話をしなければ大丈夫です。
常に一定の距離を保ちます。
相手の能力や技術が向上してきたら、守るべきルールをお教えし、徐々にこちらの言うことを聞いてもらいます。
そして力の割合も調節します。
自分:相手
6割 :4割
相手の個性を尊重しつつも、組織や団体がまとまりを持って共に成長するには、リーダーによる主導権の発揮が欠かせません。
無理矢理従わせるのではなく、ご自身の意志でこちらに向いてくれるように、時間と手間を掛けて理解を得ていきましょう。
《自分=相手》
能力が同じくらいの時。
相手のプライドを大切にします。
自分:相手
51 : 49
指示を出す時、ほんの少しだけ自分に優位性を持たせます。
能力が同じ場合、相手は面目を保つための微調整の努力にすぐに気が付きます。
真摯に向き合っていけば、緊張状態にはなりません。
協力していこうという気持ちを相手から引き出せると思います。
そしてやはり最終的には、6割:4割になるようにします。
《自分<相手》
自分よりも相手の方が能力が高い場合。
相手の能力をよく観察します。
どの分野でどの程度自分よりも優れているのかを正確に把握するよう努めましょう。
全てにおいて優れているならば手綱を相手に持ってもらい、相手の判断に従います。
『天才を理解できるのは天才だけ』
という言葉があります。
相手の能力を認めるという行為は、自分の能力の高さの証明でもあります。
相手の凄さが分かるためには自分の立っている位置から相手の姿が見えていなければなりません。
自分がある程度の高みに居るから相手の姿が見えるのです。
凄さが分かったなら相手を信頼し、相手のルールの中で活動します。
相手が優れているのですから、主導権は当然相手側にあります。
自分よりも優れている相手に出会えたことを感謝し、より良好なwinwinの関係を築けるよう努力しましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は主導権のバランスをの取り方を考えてみました。
人間関係により、様々な状況があると思いますので、ここではほんの一部のご紹介です。
心の余裕を持つことが出来ると対応にも余裕ができます。
心の余裕の持ち方は、また今後のブログにてお知らせいたします。
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