講師(宗夜)ブログ
2026-05-31 19:02:00
●三友之式
五月の花月会にて三友之式を行いました。
ご参加の皆さまに於かれましては予習に余念なく、流れるような優雅なひと時となりました。
三友之式と言えば、お花。
宗嘉先生もお庭から沢山のお花を抱えてお持ちになり、生徒さんもお花の差し入れをくださり、花台は爽やかな初夏の彩りでいっぱいに。
お先に…
お先に…
次々に華やぐお床。
お着物を纏った女性の後ろ姿。
お花を生けて、ちょっと首を傾げてバランスを見て、立ち去った後にはお花たちが静かにお床に飾られていて。
うっとり…
私たちの乙女心も順々に満たされていくようでした。
茶道に於けるお花の道も、『一期一会』だと感じます。
一人ひとりに与えられた時間は1分程度でしょうか。
花入の形状や窯元を見て、お花の本数・組み合わせ・丈などを瞬時に判断します。
一度入れたものを再び出すことは不躾とされているので、入れてから『ああ…!』と後悔することもしばしば。
しかも皆さまと横一列に並んで、お式が終わるまでずっとお床に飾られているので、上手く生けられなかった日は何となく居心地がよくありません。
(これは次回への課題だわ)
と独りごちるのでした。
お花の後には、炭手前、お香、薄茶三服と続きます。
ビジター会員一名さまと三名の生徒さんはどなたも深く集中されて実り豊かな時間でございました。

