講師(宗夜)ブログ

2026-04-26 21:03:00

●プチ善人

4月の半ばより、プチ善人になりました。

プチ善人=プチ善いことをする人。

プチ善いこと『海のゴミ拾い』

かねてより体力維持のため、休日の朝に30分ほど海を走っています。

その際にゴミ拾いをすることにしたのです。

 

きっかけは外国人YouTuber

日本語ペラペラの外国人が久しぶりの帰国にあたり、生鮮市場を訪れていました。

『うわっ、クサッ‼️』

食品を扱う市場なのに、ものすごい悪臭が漂うのだと紹介していました。

『うわー、無理!ものすごい臭い!』

同行した日本人スタッフが悲鳴を上げていました。

 

市場では生きた動物などをお客の目の前で解体して切り分けをしているそうです。

新鮮さが売りだけれども、誰もゴミを片付けないから臭くて仕方ないのだ、と話を続けていました。

『誰か片付けないの?』

という問いに対し

『片付けてもすぐに汚れるから馬鹿らしくて誰もやらない。』

 

それは…嫌だなぁ。

誰も問題意識を持たないというあたりが衝撃でした。

日本では『穢れは悪である』という認識がある。

解決されるべき問題として必ず扱われるだろう。

なんて思いながら、いつも通り海に出掛けると…

 

海が汚い。

 

ちょっと待って、いつから?

こんなに汚かったっけ?

 

サイクリングロードの脇にビニール袋の小さな切れ端が散乱。

うわ…、これはひどいな…

 

自分の街は綺麗であって欲しい。

そう思ってジョギングの終わりにゴミ拾いをすることにしました。

『すぐ汚れるから馬鹿らしくて誰もやらない』

確かにそう考える人は多いかもしれない。

分からなくもない。

だから小さな一区画だけ重点的にやってみよう。

効果が実感できればヤル気も続く。

 

一番汚いと思われる20mくらいの区画を1年くらいかけて掃除すると心に決めました。

ところが一旦始めると夢中になってしまい、そのあと億劫になってしまいました。

これでは却って良くないと思って、ゴミの数を決めることに。

72個 拾ったら帰る。

 

●72個

(内訳)

・52個 自分の年齢(通行料)

・10個 今までやらなかったお詫び

・10個 海の神様へのご奉仕

 

これなら10分くらいで出来るから負担にならない。

まさにプチ善いこと。

 

効果はいかに?

これが驚くほど効果あり。

自分にしか分からないのですが、毎回やるほど綺麗になっていきました。

一回あたりは50cm四方。

最も汚いところをやっているのでとても分かりやすいのでした。

 

そしてゴミの切れ端を見て気付いたことがありました。

袋菓子を開ける時の、三角の切れ端が多いのです。

きっと開封時に風に飛ばされたんだな、と思いました。

袋の本体が落ちていたことはほぼありません。

大きなゴミは見当たらず、小さなビニールの切れ端ばかり。

だから数が多くて掃除は大変ではあるけれど…

故意に汚そうとか、

面倒だから置いておこうとか、

そういう気持ちはゴミには表れていないのでした。

 

小さなゴミの切れ端にさえ、滲み出る日本人らしさ。

日本の良いところは色々あるけれど、このような日本人の気質がまさに宝だなぁ…としみじみ思うのでした。