講師(宗夜)ブログ
2026-01-19 20:56:00
●視点が近い
先日、宗嘉先生に奥伝のお稽古を見ていただいた時のご指導でいただいたお言葉
。。。。。。。。
視点が近い。
もっと全体をふわぁ〜っと見て。
。。。。。。。。
視点…
その時の自分は、少し考え事をしていました。
集中しようと試みていたものの、何かに気を取られて
(これではいけない)
と自分を律しようとしていたようです。
体調が悪いというほど悪くはないけれど、万全というわけでもなく、なんとなく集中できない。
仕方がない。
こういう時もあるからなぁ…
茶道のお稽古の良さは、
『いまの自分を知れる』
ところにあるように思います。
本当に茶道とは不思議なもので。
覚えているには一応全部覚えているのだけど、
日によってするすると手が動いたり動かなかったり。
動いていても速すぎて趣がなかったり。
逆に意識し過ぎて間伸びしたり。
何もかも
『いまの自分』
そして数名でのお稽古は、他者の中にも『いまの自分』を見つけることができます。
これはとても貴重なひと時かも知れません。
AIが何もかも答えてしまう時代。
嘘か本当か知らないけれど、とりあえず答えが出る時代。
それでも答えが出せないのが
『いまの自分』
安易に知ることはできない。
向き合うしかない。
向き合わせてくれるのが、
『道』がつくお稽古のように思います。
ご指導を受けて次の課題があっても何となく心地いいのは、自分に向き合えたからでしょうか。
こういう時間が人生のご褒美のように思います。