講師(宗夜)ブログ
●一本歯下駄
一本歯下駄をご存じでしょうか?
天狗が履いている、あの不安定そうな下駄です。
インスタで見かけてずっと気になっていました。
インスタのアカウントはこちら↓
https://www.instagram.com/ippon_blade_origin?igsh=emt2ZjBjYmMxZjlm
うわぁ、なんかカッコイイ
こだわってるなぁ
でもちょっと高いなぁ
受注生産かぁ…
どうしようかなぁ…
と迷って、最初はAmazonで似ているものを購入↓
こちらの下駄は一本歯下駄ショートタイプ。
これで自分が続けられそうだと思ったら受注生産の方を購入しようと考えました。
これがなかなか面白く。
クセになる履き心地。
3か月ショートタイプを続け
『時、熟したり』
とて本命をポチッと購入。
ようやく手元に届き愛しさもひとしおです。
一本下駄に興味を持つきっかけが、ジョギング中の怪我でした。
7月初旬、いつも通りにジョギングをしていたら、足首にピリッと痛みを感じました。
見ると外くるぶしが擦り剥けて赤くなっていました。
シューズの縁が、走るたびに当たっていたのが原因でした。
まぁそんなこともあるよね
と気にせず走り続け、翌日に茶道のお稽古で正座をしていた時に
ビリビリッ⚡️と電流が走ったような痛みがありました。
見れば外くるぶしに膿が溜まり、その周りが真っ赤に腫れ上がっていました。
病院で膿を抜き消毒。
怪我は大したことはなかったのですが、自分の身体の使い方が気になりました。
私の走り方と歩き方には、どこかに無理があるのではないかと思いました。
ランニングシューズを履くと、足全体が程よくホールドされるため、どんな走り方でもそこそこ安定します。
そのため走り方のフォームに無頓着でした。
何かが違う。
どうすればいい?
と探っているうちに
『日本人には日本人の歩き方がある』
と提唱している方々をインスタで見かけました。
日本人は長いこと草鞋(わらじ)・草履・下駄を履いていました。
基本的には足の前半分しか履き物に掛かっていません。
つまり『常に前のめり』でした。
もしも後ろ重心にするとポーンと履き物が抜け飛んでしまいます。
前のめりで走ると、膝がふわりと緩みます。
突っ張りません。
この姿勢であれば、長時間歩いても走っても膝を痛める心配を減らせます。
昔の日本人の足腰が強かったのは、独特のフォームと履き物のお陰だったのかも知れません。
『前のめり姿勢』を自分の身体に覚え込ませるにはどうしたらいいかなぁ…と思った結果が一本下駄でした。
一本歯ですので不安定。
最初のうちは静止できずに
ふらふら…
ゆらゆら…
それが、数週間経つと身体が慣れてきて足首だけで重心を保てるようになりました。
階段も昇ることが出来るようになりました。
降ることはまだまだ先みたいです。
危ないので一段ずつ。
数ヶ月から一年くらいかけて挑もうと思っています。
この訓練を続けていれば草履でも早く走ることが出来るかも知れません。
何が起こるか分からない時代なので着物姿であっても自分を守れるようになりたいと考えています。
『自分を守り抜く覚悟のある人間をわざわざ暴漢は襲わない』
宗嘉先生もそう仰います。
色々心配事はありますが、
この機会にいっそ強くなってやろう!
と前向きになれば時代の捉え方も変わりそうです。
一本下駄は自分の身体と向き合いたい私にとって誠に良い買い物でした😊