講師(宗夜)ブログ

2025-08-02 15:39:00

●朧月夜 着物茶会(7/27日)⑥

お茶会で、皆さまに会記をお渡ししました。

今回は扇子仕立てにしました。

表には宗嘉先生の懐石料理ランチのお献立を記しました↓

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朧月夜 着物茶会

・鯛のあられ揚げ

・かぼちゃ饅頭のべっこ揚げ

・翡翠なすと蓴菜のすまし汁

・とうもろこし葛豆腐

・ビーツのすり流しもち麦麺

・椎茸の海老詰め

 

 

裏には和歌をしたためました↓

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右から順に活字化すると下記の通りとなります。

。。。。。。。。。

和可君は(わがきみは)

千とよにまし万せ(ちとよにましませ)

沙ゞ礼以し乃(さざれいしの)

以者奉とな利て(いわおとなりて)

古気能無数左右(こけのむすそう)

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。。。。。。。。。。。

 

この和歌は私の大好きな

『元永本古今集』

の巻末に納められています。

しかし不思議なことに…

現代語訳をインターネットで探しても全くヒットしないのです。

まるでこの和歌が存在しないが如く。

この和歌はどう見ても『君が代』の素と思われますが、なぜだか見つけられません。

そしてもっと不可思議なことは、字体がバラバラであること。

連綿という文字と文字との繋がりが殆どなく不自然なのです。

後世の人が色々な和歌から一字一字を切り抜いて貼り合わせたのではないかと思われるほどです。

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何かの意図を持ってコラージュのように和歌が再構成されたのでしょうか。

一体どんな意図があったのだろう…

後の世の人々に見つけてもらうためにこっそり仕込んでいたのでしょうか?

 

真意のほどは計り知れませんが、

それにしても何と美しい響き。

 

色々な心配事が渦巻く世において、私を慰めてくれるのは和歌なのであります。

皆さまの心も、この和歌が癒してくれますように…との願いを込めて稚拙ながら書かせていただきました。