講師(宗夜)ブログ
●TPOに合わせた着付け術
最近、着付け術のバリエーションを増やしました。
その時々の目的別に着付け術を合わせるようにしました。
工藤には2種類の着付け術があります。
(A)茶道重視
(B)着姿重視
着目ポイントは以下の3点です。
・腰紐の位置
・おlはしょりの長さ
・帯の位置・形
つい最近までは
(A)茶道重視
の着付け術をしていました。
足袋の状態で、茶室での所作を行うときに一番乱れにくく美しさを保てる着付け術です。
非常に安定しており、茶室での立ち座りに適しています。
着物ウォーキングを始めてからは(B)着姿重視
にしました。
着物を着て、草履を履いて、外を歩いた時に美しくありたいと思うと、着付け術を変えていく必要があると感じたのでした。
それぞれを比較してみたいと思います。
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(A)茶道重視:
➡️腰紐の位置:腰骨の真上
➡️おはしょりの長さ:3〜4cm
➡️帯の下線:腰骨に掛かる。体の一番太いところに帯の下線がくる感じ。茶室で働くときにラク。
日本人は腰から動くからなのかな?と工藤は予想しています。
お相撲さんも腰骨に回しをかけているように、腰骨に紐が掛かったり帯が掛かったりすることで、日本人体型は安定するように感じます。
➡️帯の形:たれ(名古屋)7cm、(袋)9cm・お太鼓共に26cm
お太鼓の決め線は帯の下線よりも2cmくらい下になり、たれもヒップの盛り上がりより1cmくらい下になります。
見た目重心が下がるので歩いたときの脚長効果は期待できません。
しかし下腹をしっかり隠すので点前座に腰を下ろしたとき、横から見た姿が綺麗です。
(B)着姿重視:
➡️腰紐の位置:腰骨より3cm上
➡️おはしょりの長さ:6cmくらい
➡️帯の下線:腰骨に掛からない。少し帯が食い込むような感覚。
➡️帯の形:たれが12cm・お太鼓が24cm
一般的なセオリーよりもたれは長く、お太鼓は小さめです。
数字だけ聞くと『たれが長過ぎるのでは?』と思われますが、実際に着てみると私の体型にはピッタリはまります。
帯の下線とお太鼓の決め線も合致し、たれの下線はヒップの一番盛り上がったところに来ることで脚が長く見えるようになりました。
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いかがでしょうか?
ざっくりまとめると、
(A)茶道重視:座ったときに綺麗
(B)着姿重視:歩いたときに綺麗
と言い換えることが出来ます。
こんな風にTPOに合わせて着付け術を変えていくと、自分の気持ちもしっくりきます。
美しさは一つではない
世の芸術家が様々なシーンで口に
する言葉は、着付け術にも当てはまりそうです。
着物と相談しながら向き合うと、以前よりも仲良くなれたような気がしました😊🎵


