講師(宗夜)ブログ
●ひとつの道が見えてきたら、もうひとつの道を覗いてみる
『慢心:まんしん』
おごり高ぶること
歴史を勉強しているといつも思います。
偉人が斜陽を迎えるのはいつもこの『慢心』がきっかけであると。
歴史に名を残す偉人ともなると、度を超えた激務の日々。
上にも下にも周囲全体に気を遣い、武に秀で、書を嗜み、情報網を張り、人の心理にも鋭く、
そんな日々が数十年と続きます。
ある程度の地位を築いたところで
『ああ、しんど…』
と気が抜けることも、そりゃあるだろう人間だものと想像します。
不思議ですが
ある程度の地位を築いた人に対して世は人間であることを許してくれないようです。
今で言えば炎上
昔も、今ほどで無いにしろ炎上の状態があったみたいです。
『慢心』の響き。いかにもその人物に欠陥がありそうな。
でも本当にそうなのだろうかと疑問を持つようになりました。
人間だから、生きてるから、
体調も気持ちも天気と同じで、一定を保つことはとても難しい。
この炎上という状態は、一体なんだろう?と思ったら…
もしかして世論という大きな集団心理は『神』を求めているのではないかと感じました。
万能であれ、と。
。。。。。。。。。。
🟦そうなんだよね。
だけどその、相手に全智を求めてしまうというのも、欠陥を持つ人間だからなんだよね。
🔴自分にも欠陥があるけれども、自覚もしているけれども、他人の欠陥は許せない、と。
🟦そう。それが人間の本質。
🔴ということは、この集団心理はずっと続くと?
🟦続くんだよね。根本にあるものだから。
だから成功しようと思ったら『神』を目指すしかないんだよね。厳しいけど。
🔴神を目指す…って簡単じゃないですけれども。何か具体的な方法でもあるのですか?
🟦ある。まずは一つの道で結果を出す。出したら、今度はまた別の道に踏み込んで初心者の気持ちを味わうこと。
🔴その心は?
🟦苦労は買ってでもする。それをずっと続けていく。
苦労を味わって楽しむ。
。。。。。。。。。。。
苦労を味わって楽しむ…
え?楽しい、ソレ?
つい心の中でつぶやきました。
でも、もしかしてこの状態かな?と思い当たることがありました。
趣味、書道。
ちょっとスランプ。
ああ……⤵️
級がどんどん上がっていた頃はすごく楽しかったのです。
段に入っても楽しかったです。
でもしばらくすると、自分の居る位置が動かなくなりました。
そりゃあそうです。
難しくて当たり前です。
どれほど長い歴史を経て文化・教養となったことか。
分かっていたつもりですが、現実を知るとガクーンと来ました。
私のような人は、お教室に沢山おられるらしく、先生が全体に呼びかけました。
。。。。。。。。。
昇級とか、昇段とかも、確かに大事なんですけどね…
書家としては、もっと大きな情熱を胸に抱いて欲しいんですよね。
書きたい!
書きたくてたまらない!
書かずにはいられない!
そんな純粋な情熱を持って欲しいんですよね。
そういう気持ちが持てたら、その結果、不思議と腕がついてくるんです。
。。。。。。。。。
ああ、素晴らしいことを仰る。
だからこの先生について行きたいと思ったのでした。
ついつい目先の評価ばかりに捉われていました。
趣味の世界は模擬社会と言えます。
実社会とは少し距離があるかもしれません。
だからこそ、お客さんの立場だからこそ、余裕を持って姿勢を整えることが出来ます。
趣味に真剣な人は、自分に真剣な人です。仕事にも生活にも真剣であります。
年齢と共に趣味を持つ意味が変わってきました。
ひとつ形を作れたら、自分の目標にある程度達成したら、もうひとつチャレンジを広げてみても良いかもしれません。
新鮮な風を自分の中に取り込めるように思います。
新たな気持ちで呼吸して、またひとつ自分を大きく育てていく良い機会となりましょう。
よし庵も、これから新たなプログラムを立ち上げる予定です。
皆さまと共に豊かな時間を持てますよう、準備を進めております。
どうぞお楽しみにお待ちくださいませ😊