講師(宗夜)ブログ
●着物の衣替え
あと数日で10月。
暑さが落ち着き、ようやく秋の気配を感じられるようになりました。
罰ゲームのように暑い日々。
困惑するのが着物の衣替えです。
今までの通説が意味を為さなくなりました。
衣替えについてよく質問を受けるのすが『気候も気候ですから、ご自身の感覚でお選びください』と申し上げています。
しかし皆さま少々不安そうなお顔をなさいます。
着物にはしきたりが多いため無理もありません。
私も大手着つけ教室で『9月からは単衣』と習いました。
今は概念も基準も変わっていると思いますが、最初の刷り込みは強烈。
そこから外れることに恐怖心すら抱いてしまいます。
そんな折、ある着付けの先生のブログに力強いメッセージがアップされました。
全文は下記をご覧ください↓
https://ameblo.jp/kimonoschon/entry-12867348196.html
日本文化の本番、京都にて着付け教室を開催されている原先生のブログです。
原先生のことはAmebaで知りました。
豊富な知識と着物業界全体を盛り上げんとする心意気に感銘を受け、日々のブログを拝読しております。
着物業界に長く身を置き、独自のネットワークを作り上げて、度々に座学講座を設けておいでです。
・糸の勉強
・織りの勉強
・流通におけるお金の流れ
・長襦袢の勉強
・小物選びのコツ
などなど…
中には虫眼鏡🔍持参で、織りの構造をじっくり観察する講座もありました。
研究者ですね🤓
ブログを拝見する度に、
『参加したいなぁ〜』と熱視線を送るのですが開催地が京都でありますために断念。
さて、肝心の衣替えにつきまして。
原先生のブログより一部抜粋いたします。
。。。。。。。。。
●9月1日から単衣にする必要なし
●9月上旬は絽
●9月中旬は夏結城・絽縮緬・絽紬など盛夏には向かない長着が理想的
●いきなり変えるのではなく、週単位で少しずつ変える
●帯は9月中は夏帯。気温により後半から変えても可
●暑いなら無理せず絽や紗を着るべし
●紗は、本来は盛夏(8月)のみと言われてきた。ところが着物屋さんが『絽より長く着られます』と言い始め、それが着物ユーザーに定着。
今や9月で紗を着ていても何ら問題もなく社会的に認知された。
●そもそも夏物を生産できるところがなくバリエーションが乏しいのが現実。
季節の変わり目用の着物や帯を持っていないのなら、自分の体調に重点を置いて、無理なく快適に着られる選択をすべし。
。。。。。。。。。。
いかがでしょう。
今まで様々な本やブログをチェックしてきて、これほどまでに説得力のある記述を目にしたのは初めてです。
知識も表現力も素晴らしいと思いました。
着物の産地と流通の中心である京都に居を構えられ、たくさんの業者さんと長きに渡り日々接していくなかで築き上げたご意見と思います。
そしてブログでは、
誰が何を言ったとかではない。
その場その場の判断力を自身で養うべし。
と続きます。
その通りだと思いました。
ただ、判断力を身につけるには、まずはたくさんのご意見を伺う必要があります。
これからも色々な方のブログやインスタをチェックしていこうと思います。
有効な記事を見つけましたら、また紹介させていただきます😊🤲