講師(宗夜)ブログ
●ストレス
ストレスというものは、色々に形を変えて突然に身に降りかかってくるものなのだなぁ、と最近また思いました。
若い頃にもそれなりに悩みはありましたが、人生も中盤となると問題の深刻度が違います。
即行動が必要です。
対処の仕方によって結果も変わるので神経を使います。
『ああ、疲れた…』
山を越えたあたりでふと気が緩むと体調を崩してしまったり。
もともと更年期で揺らぎがちな体調が、精神的な負担により更に整いづらくなってしまう現状。
我が身に降りかかってようやく気がつきます。
朝ごはんの時にちょっとテレビを付けると有名な俳優が自身の病気を説明していました。
『一時期体調を崩して、病を抱えながら仕事を続けていました。〇〇はこんな病気で、こんな症状があって…云々』
共演者のちょっとウンザリした顔、顔、顔。
(あ、しまった)
と思ってテレビを消しました。
宗嘉先生がテレビを見るなと仰る理由は、こういうネガティブな情報に頻繁に触れてしまうからだなと思いました。
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自分の辛い体験を詳細に説明する人のことを『劇場型ナルシスト』という。
こういう人は次から次へと悲劇を引き寄せる。
悲劇を披露することにより、人から注目されることに快感を得ている。ナルシストなので自分のことが一番大事。
他人の気持ちはどうでもいい。
関わらない方が無難である。
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以前、宗嘉先生が色々なタイプの他人の分析をしたのを思い出しました。
先生の分析がこの方にもピタリと当てはまり、納得しました。
でも自分も調子の悪い時には、この方に近い行動を取っていたように思います。
不調時には、言動が大袈裟になります。
五感が利きづらくなるせいかもしれません。
目がかすみ、耳が遠くなり、触感も鈍くなり、味の伝わりも悪くなる。
(まるで水中にいるようだ)
と思ったことがありました。
その時は、声が無駄に大きかったと思います。そして何度も同じ話を繰り返し、味の濃いものを食べていたように思います。
そしてその生活が新たなストレスを生んでいました。
今回の不調はそこまでには至らずに済みました。
『道』と名のつく文化に触れているおかげでした。
大人になってつくづく思います。
生きるには信じられるものが必要であると。
だからいつの世も宗教が必要とされるのだとようやく実感しました。
茶道や武道、書道の基盤となっているのが『禅』です。
実践を基にして、自分の身体ごと悟りに近づく道のりを文化としています。
この道を進んでいて良かったと、今回はむしろストレスが人生の光の方に目を向けてくれました。
胃腸に負担をかけないように食事は控えめに。
キビキビ動いて静かに眠る。
ストレスはそう簡単には無くならないけれども、自分の道を大事にしていけば多分大丈夫。
誰かに『大丈夫だよ』と声をかけられるよりも、自分の内側から『大丈夫』と声が出せることの方が何倍も心強い。
畳の上で立ったり歩いたり座ったりしている奥に、このような強さを磨いていたんだなと感じたのでした。