講師(宗夜)ブログ
●癖を直す
つい謝る、つい笑う、つい手を振る
などなど…
ついやってしまう癖のせいで、印象を損ねているかもしれません。
『はい、すいません』
『はい、すいません』
『はい、どうもすいません』
OL時代につい謝る癖を持っていました。返事の度に口癖のように出てきたのです。
職場の先輩から口癖を止めるようにアドバイスされた経験がありますが、真意が分かりませんでした。
なぜ口癖がそこまで印象を損ねるのか、納得できないうちは直らないものだと実感します。
当時はとにかく自分に自信がありませんでした。
(何かあったらごめんなさい)
そんな感じで謝る癖がありました。
『つまりは直す気がないんだね』
ガツンと言われたこともありましたが、それも意味が分かりませんでした。
子供から大人になりきれておらず、子供時代の『躾:しつけ』から抜けきれなかったのです。
子供の世界では、余程のことがない限り謝れば許してもらえます。
『ごめんなさい』→『いいよ』
大人の世界は、そんなに単純ではありません。
その違いが分かりませんでした。
適応能力のある人であれば、部活での上下関係や、バイト仲間との人間関係などから徐々に身につく感覚なのでしょう。
学生時代のうちに身についていたら、OL時代の私の悩みはあんなに深くはなかっただろうと思います。
実は、謝れば許されるという感覚はとても横柄です。
謝った側にマウントがあります。
(謝ったんだから許してよ)
そんな風にも聞こえます。
謝られたら基本的には許さなければならないという思いこみから生まれた口癖でした。
謝られた方の気持ちに鈍感でした。
逆の立場になると分かりますが、何度も口癖のように謝られると不愉快になります。
まるでいじめているような気持ちにさせられます。
これでは円滑に仕事は回らないでしょう。
つい笑う癖も同じことが言えます。
笑う必要のないところで笑い声を立てられると不審に思われます。
余計な動きの多い人も同じです。
顔の周りに手を持ってきて、髪をいじったり、口を覆ったり、手を振ったり…
落ち着きのない行動は相手を不愉快にさせてしまうのです。
『悪い人じゃないんだけどね…』
と前置きされるタイプの人たち。
まさに悪い人ではないので苦情を言いづらく、許容できない自分の方が狭量なのかと思わせます。
しかしその時点で周囲に負担を掛けており、癖のない人が現れた時に比較されて評価が下がります。
若くてスタイルが良くて可愛いうちはある程度許してもらるでしょう。
でも、そうではなくなってしまうと冷たい反応を受けて生きづらさを感じることになります。
無意識に出る癖を直すのは簡単ではありませんが、自分に自信が持てるようになると少しずつ改善します。
行動に余裕と落ち着きが出て、静かにすることができます。
そうなれば隠れていた自分の新たな才能を掘り起こすことも出来るかも知れません。
それらを可能にするのが和の文化だと私たちは確信しております。
『道』と名のつく文化文芸の数々。
どこへ繋がる道かと言えば、自分の内面から天へと繋がる光の道。
和の文化を学び、味わいながら、小さな癖を直して、魅力あふれる本当の自分を育てましょう。