こんにちは、日本維新の会 三鷹市議会議員の中泉きよしです。
5月23日~25日の三日間、三鷹市議会の臨時会が開催されました。
議員バッジ着用も、本会議場での会議もいずれもはじめてで、「いよいよだ」という気持ちの高ぶりも。
正副議長、4常任委員会・3特別委員会の委員と正副委員長、任期満了に伴う副市長(2人のうち1人)などが決まりました。
私は、常任委員会では文教委員会に、特別委員会では三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会に所属することとなりました。
維新の会は「教育費の無償化」に向けた政策を高く掲げていますので、文教委員会を希望し、所属することができました。
また、駅前再開発と市庁舎立替は、事業期間が長かったり、予算規模も非常に大きく、三鷹の街づくり全体に大きな影響を及ぼすことから、選挙前から強い関心を持っていました。これも希望通りの特別委員会に所属することができました。
委員会所属は、会派間や会派内での調整結果によっては希望が叶わないこともあるようです。そういう意味では、諸派(二人以下の会派。日本維新の会は、三鷹市議会では中泉きよし一人なので、維新も諸派)の先輩議員の皆さんに譲っていただいたりと、そのご配慮に改めて感謝申し上げます。
さて、臨時会の進行で驚いたのは、本会議の休会が多いこと。諸派である私の三日間の半分以上の時間が休会だった。しかし、それは全員が無為な時間を強いられているのではなく、交渉会派(三人以上の会派)の代表者等による様々な会議や調整等が行われているためで、議会進行のためには必要な時間。それぞれの役割を担っていただいた議員の皆さん、議会事務局の皆さん、ありがとうございました。そして、本会議ご出席の市長以下、三鷹市役所幹部の皆さん、お疲れさまでした。
新人の私は、その休会時間中の多くを、諸派控室(6人の相部屋)で先輩議員に、6月開催の定例会における“初”一般質問についての指導を受け、とても有意義な時間を過ごすことができました。
一般質問の概要ができたので、関係各方面や担当部局等のヒアリングを経て、質問通告締め切りまでに最終案を練り上げたい。
議会の進行などについては、地方議会ごとに独特の文化があると言います。これから議会活動を積み重ね、三鷹市議会文化を体験していく中で、市議会の皆さんと相談・検討しつつ、必要な議会改革や情報公開にも取り組んでまいります。
<参考>三鷹市議会ホームページ
5月19日、三鷹市議会の会派控室の新しい区分け工事が終わり、使えるようになった。
私は、ひとり会派・日本維新の会を結成したため、交渉会派(3人以上)ごとに使える個室ではなく、諸派6人での相部屋となった。
相部屋議員6人の内訳は、先輩新人3ずつ、男女3人ずつ、都民ファースト2人・無所属2人・参政党1人・維新1人、平均年齢44.8歳。
最年長ながら新人の私にとっては、絶妙なバランスの相部屋に入れてもらえたと喜んでいる。いろいろな視点でのお話を伺える。
10時ころに登庁すると、すでに先輩議員二人が自身のデスク周りの整理をしている。これまでの資料や備品等があるため、たいへんそうだ。新人の私は、なにもない。デスクの上に貸与されたパソコンが置いてあるだけ。
会派控室は、使用人数によって厳密に面積が割り振られるのだが、お二人によると、選挙前の諸派相部屋は3人で手狭だったが、この部屋は夢のように広く、使いやすいとのこと。しかし、毎日、紙の資料が大量に配られるため、どんどん読んで、残すもの・廃棄するものをどんどん捌かなければ、すぐに手狭になってしまうとも。う~ん、なかなか物を捨てられない私には、耳が痛い…。
無所属の先輩議員より、来週開催される臨時会の進行、常任委員会・特別委員会への所属、6月の定例会で行う一般質問のことなど、丁寧なレクを受ける。感謝。
午後には、河村孝市長と20分ほど相対で話す時間があり、今後の活動に良いヒントを得られた。私は、河村市政に対しては、与党・野党ではなく、「三鷹市を魅力ある、住みやすい街に」を維新の立場から考え、案件ごとに是々非々で臨むことになるだろう。
よく学び、よく考え、信念をもって行動する。時には、間違えることもある。そんな時は、潔く認め、反省し、修正する。
孔子も2,500年前に仰っている。
「子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。」…子曰く、学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)。
「子曰、過而不改、是謂過矣。」…子曰く、過ちて改めざる、これを過ちと謂う。
「過則勿憚改」…過ちては則ち改むるに憚ること勿れ。
前進しよう。
こんにちは、日本維新の会 三鷹市議会議員の中泉きよしです。
5月14・15日の党新人議員研修会@大阪に続き、昨日今日の16・17日に三鷹市議会による新人議員研修会が開催されました。初当選8名に加え、元職1名(なんと4期目となりますので、講師にまわっていただいてもいいような方です)の計9名が参加。
議会事務局、市役所9部局よりそれぞれ所管事業や予算等の概要説明と、3つの施設を見学。計2日・12時間とは言え、市政全般にわたっての研修となると、さすがに時間が足りない。学ぶ側としては、3日、4日と時間を取ってもっと教えてほしいとは思うが、レクチャーする側もそれぞれ担当業務がある。そうそう長い時間拘束するわけにもいかないだろう。まずは、市政全般を俯瞰する入口との位置づけ、幹部との顔合わせという意味でよい機会だったと理解する。それにしても、資料が多い…写真をご覧ください。
三鷹市は、人口増や税収増などいい面などありつつも、ふるさと納税による税の流出も年々増加傾向にあり、その金額は10億円を超える。380億円超の税収規模の自治体からすれば、無視できない金額だ。都市型農業を大切にしているのは三鷹市の魅力の一つと思っているが、その農地も相続の際に相続税納付のために売られるなどし、年々減っているとのこと。また、周辺自治体に比べ、法人住民税が少ないのも悩ましいようだ。
個人的には、子育て・教育支援や三鷹駅前開発などについて、もっともっと勉強したい。担当部局個別に、レクやヒアリングをお願いしながら、学んでいこう。この研修会のために、各部局のポイントを要領よく資料にまとめ、お話ししていただいたことに対して、改めて感謝します。ありがとうございました。
党の研修会でも繰り返し言われた「役所の方々はその道のプロ。とくに幹部の方々は20年、30年としっかりと仕事をしてきた方々。新人議員がいくら頑張っても、情報量も経験値もまったく相手にならない。敬意をもって接し、きちんと人間関係を作ること。信頼関係が生まれれば、地域を良くしていくために力を貸してくれる大切なパートナーになってくれる」を実感している。
さぁ、いよいよ来週は臨時会だ。資料を読み込み、先輩議員や関係部局へのヒアリングをしつつ、準備を整え、初の議会に臨もう。ブルブルッ(武者震いの音です)、楽しみだ!
こんにちは、日本維新の会 三鷹市議会議員の中泉きよしです。
5月14・15日の二日間、日本維新の会新人議員研修会@大阪が開催された。
14日朝5時起きで大阪へ。
研修会は13時からだが、11時から開催される臨時党大会に特別党員として、会場ホテルのロビーでオンライン参加&投票。
13時より研修会スタート。それにしても大きな会場だ。300名くらいのキャパだろうか。統一地方選挙で地方議員が350名以上増えたことを考えれば、こうした規模になるんだなぁと、改めて党の勢いを実感する。
馬場伸幸・代表、吉村洋文・共同代表、浅田均・参議院会長、音喜多駿・政調会長の講義。
どのお話も内容が濃い。ブログになにを書いて良く、なにを書いてはダメか、精査していないため詳細は書かないが、印象に残った部分をふたつだけ(いずれも、私の要約です)。
ひとつは、馬場代表よりの<議員バッヂをつけると勘違いする人が多い。日常のあいさつや態度によくよく注意。地域の方々とはもちろん、役所、議会事務局、他会派ともいい人間関係を築くように。一人では何もできない。「選挙は出たい人より、出したい人」であり、後者になるよう努力を>旨。
もう一つは、吉村共同代表の<退職金を全額辞退し、身を切る改革を実践している。大阪市長・大阪府知事のそれは、それぞれ1期・4年で約4,000万円。ということは、合計で…。しかし、公職では、(事例をいくつか挙げつつ)人から感謝されるという、お金では得られないやり甲斐がある>旨。
研修会後、18時より懇親会に。多くの新人議員と情報交換・意見交換ができ、とても楽しく、有意義だった。
15日から本会議や地元研修会など、帰路に就く方も。三鷹市は、16・17日に市政等説明会なので、私は党研修会二日目にも参加できる。ありがたい。
部屋に戻ると睡魔に襲われ、20時過ぎには就寝(というか、気を失う…)。
二日目は、9時開会で12時まで。宮本一孝・門真市長、藤田暁・政調会長代行、藤田文武・幹事長の講義。今日も充実の内容。
3人からの共通したメッセージは、「よく学び、信頼を得て、選挙に強くなれ」ということと理解。やはり、周囲の方々との人間関係の重要性が繰り返される。バッヂを着け「先生」と呼ばれることで、多くの者が勘違いをし、横柄になってしまうということだろう。
帰路の新幹線車中でこれを記しながら、自戒を込めて心の中で繰り返す。
「中泉きよしよ、議員バッヂを着けたからって、勘違いするなよ。威張るな、驕るな、相手に敬意をもって接する。そして、よく学び、信頼を得て、選挙に強くなれ。次の選挙まで、もう1,430日しかないぞ!」
こんにちは、日本維新の会 三鷹市議会議員の中泉きよしです。
5月11日、第39回太宰治賞が発表された(残念ながら、世間的にはほとんど話題になっていないと思う)。
受賞は西村享さんの『自分以外全部他人』。
選考委員は、荒川洋治さん、奥泉光さん、中島京子さん、津村記久子さん。
筑摩書房と三鷹市の主催。
賞の名称、歴代受賞作、選考委員、そして主催版元。どれも、私・中泉きよしの好みとかなり合致する。もっと注目されてもいいはずなのだが(まぁ、純文学賞と言うのは、芥川賞以外そういうものか…)。
注目度を上げる取り組みとしては、
・三鷹市内やオンラインでのイベント(授賞式が千代田区の会場で行われるというのも、なんだかなぁ)
・全国書店・図書館での関連フェア(歴代受賞作には、文庫で読める中短編の好著多くあり。他の文学賞との協力も)
・Webサイトの充実やマスコミへの積極的な働きかけ(今のサイトやニュースリリースのような「事務連絡」内容では、賞や作品の魅力・コンセプトはなかなか伝わらないような…)
等々、できること、やるべきことはたくさんある。
次回は記念の第40回。その受賞作と取り組みに期待する。
そして、間もなく6月19日。太宰治の忌日・桜桃忌(誕生日でもある)。遠方からも多くの太宰ファンが、下連雀の禅林寺を訪れる。三鷹市は、そんな方々への「お・も・て・な・し」はできているか(なんか「・」を入れると、いや~なフレーズに聞こえちゃいますね)。
「三鷹市には、この地域に関連する文学・文化資産をもっともっと大切にし、それらが市民・国民にもたらすもの(知性・教養等)を最大限に発信・共有する責務がある」と大きな声で言いたいが、言い過ぎだろうか。
第39回太宰治賞が発表(三鷹市役所サイト) 三鷹市 |第39回太宰治賞受賞作が決定しました (mitaka.lg.jp)
歴代受賞者・作(筑摩書房サイト)
※ 画像は、太宰治賞の選考会が行われたみたか井心亭(三鷹市ホームページより)