お知らせ

【三鷹市】令和5年第3回三鷹市議会定例会が閉会しました。

こんにちは、日本維新の会 三鷹市議会の中泉きよしです。

令和5年第3回三鷹市議会定例会は、9月1日に開会し、9月29日に閉会しました。

9月議会の主な議題は、前年度歳入歳出決算報告です。

コロナ禍での厳しい市政運営だったでしょうが、予算対比で決算を改善させ、市の各種積立金を増額させ、三鷹市の財政の基盤を安定させたことには、大きな敬意を表します。

ただ、私の政治思想「『賛成意見の多寡』と『政策の適否』には、ほとんど相関関係はない」という観点から当該年度の三鷹市政に若干物申したいこともあり、最終日のその採決の席上で、賛成の立場から討論(意見表明)をしました。

以下に、自身の記録としての意味も含め、その討論内容を掲載します。

 

三鷹市議会ホームページでも、動画をご覧いただけます(録画中継期限あり:11月末頃まで)

三鷹市議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

私の討論部分は、この動画の14分25秒頃からです。

 

----- 以下、「令和4年度 歳入歳出決算の認定に関する討論」内容 -----

 

日本維新の会の中泉きよしです。よろしくお願いします。

令和4年度 歳入歳出決算の認定に関する討論を、短く行います。

各会派や各委員の視点からの質問と、それに対する市側の丁寧な答弁により、私がまだ議員になる前の、当該年度の事業と収支決算の概要を伺い知ることができました。

当該年度の三鷹市政を俯瞰して見れば、新型コロナウイルス感染症対策、物価高騰対策、子どもたちへの医療費助成の拡充、中小企業支援対策、ウクライナ避難民への人道支援、おくやみ窓口の設置など、各方面に目配せの行き届いた、丁寧な運営がなされたと理解しています。

市職員の皆さんのご尽力に、改めて感謝を申し上げ、令和4年度 歳入歳出決算の認定に関連する一連の採決について、すべて賛成します。

市政運営にとって厳しい環境にありながらも、予算対比で収支決算の数字を改善させたご努力は、多くの方から評価されてしかるべきであり、結果、賛成多数で承認されることでしょう。

ただ、私の政治思想のひとつに、「『賛成意見の多寡』と『政策の適否』には、ほとんど相関関係はない」というものがあります。

議会における多数決とは、議案の賛否を決める手段でしかありません。

身も蓋もない言い方をすれば、議案が議会で承認されるということは、議員の過半数が賛成したというだけのこと。

ただ、それだけのことです。

その多数決という手段は、承認された議案内容が最適であるかを、なんら保証するものではありません。

そんな観点から、当該年度の三鷹市政を再び見直せば、若干の注文が口をつきます。

予算対比での改善分で、いま、生活に困っている方々への支援を手厚くしてみてはいかがでしょう。

それこそが、コミュニティや政治の役割かもしれないのですから。

または、職員増員による市政のさらなる向上や、職員の負担を軽減することも一考に値すると思われます。

他にもいくつかの注文が浮かんできますが、長くなりますので、ここでは止めておきます。

とはいえ、私自身、当該年度の市政運営を高く評価していることに違いはありません。

これからも、河村市長のリーダーシップによる、市民に寄り添った市政運営を期待しています。

 

以上

 

皆様のお考えやご意見をお聞かせください。

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