お知らせ

【三鷹市】太宰治賞のこと。桜桃忌のこと。そして、文化資産のこと。

 

こんにちは、日本維新の会 三鷹市議会議員の中泉きよしです。

 

511日、第39回太宰治賞が発表された(残念ながら、世間的にはほとんど話題になっていないと思う)。

 

受賞は西村享さんの『自分以外全部他人』。

 

選考委員は、荒川洋治さん、奥泉光さん、中島京子さん、津村記久子さん。

 

筑摩書房と三鷹市の主催。

 

賞の名称、歴代受賞作、選考委員、そして主催版元。どれも、私・中泉きよしの好みとかなり合致する。もっと注目されてもいいはずなのだが(まぁ、純文学賞と言うのは、芥川賞以外そういうものか…)。

 

注目度を上げる取り組みとしては、

 

・三鷹市内やオンラインでのイベント(授賞式が千代田区の会場で行われるというのも、なんだかなぁ)

 

・全国書店・図書館での関連フェア(歴代受賞作には、文庫で読める中短編の好著多くあり。他の文学賞との協力も)

 

Webサイトの充実やマスコミへの積極的な働きかけ(今のサイトやニュースリリースのような「事務連絡」内容では、賞や作品の魅力・コンセプトはなかなか伝わらないような…)

 

等々、できること、やるべきことはたくさんある。

 

次回は記念の第40回。その受賞作と取り組みに期待する。

 

そして、間もなく619日。太宰治の忌日・桜桃忌(誕生日でもある)。遠方からも多くの太宰ファンが、下連雀の禅林寺を訪れる。三鷹市は、そんな方々への「お・も・て・な・し」はできているか(なんか「・」を入れると、いや~なフレーズに聞こえちゃいますね)。

 

「三鷹市には、この地域に関連する文学・文化資産をもっともっと大切にし、それらが市民・国民にもたらすもの(知性・教養等)を最大限に発信・共有する責務がある」と大きな声で言いたいが、言い過ぎだろうか。

 

 

 

39回太宰治賞が発表(三鷹市役所サイト)  三鷹市 |第39回太宰治賞受賞作が決定しました (mitaka.lg.jp)

 

歴代受賞者・作(筑摩書房サイト) 筑摩書房 太宰治賞 (chikumashobo.co.jp)

 

※ 画像は、太宰治賞の選考会が行われたみたか井心亭(三鷹市ホームページより)

 

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