メモ(覚え書き)
2DCADで作図する場合の弊害
2DCADで図面を作成する場合、正しく立体を把握していないとこの世に存在しないものを描いていることがあります。
詳細寸法は省きますが、実際にいただいた図面を下記に示します。それではこの図はどこが間違っているでしょうか?
一見すると何も問題がないように見えますが、補助線を引いてみるとその間違いが現れてきます。
左側面図に下面図の8㎜の線、下面図に左側面図の15㎜を描いてみます。
するとAにあたる部分が正面図のどこにも記載されていないことがわかります。
また、下図のようにポイントとなる点に印をつけてみると
正面図、下面図では対応している点が、左側面図では同一平面状にないことがわかります。
ちなみにこの図面に一番近いモデルを作成すると、このようになります。
今回の間違いは、もともとの図面には8㎜、15㎜に対応する破線を省略しているために、実際の交点に気が付かず、正面図では底面の角から製品の角へそのまま斜めの直線を引いてしまったことにその原因があります。
斜めになった面については、正しくイメージするのは結構難しいのですが、書くべき線をしっかり描くことによってミスを防ぐことが可能になります。



