釣れたて紀行

第二回月例会沖ノ島2016.10.16
2016-10-18 00:06:56
第二回月例会ー沖ノ島
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「釣りは奥が深い。人生はもっと深い。それも友がいればこそ。」(会長の言葉です)ということで、お待たせしました。第二回月例会を第三日曜(通常第二日曜)の10月16日に参加者10名、宗像沖ノ島で開催しました。今回も宮坂船長より乗船券の贈呈を頂き大変ありがとうございました。さて、開会式の後、くじ引きをし、番号札を荷物に着け出発である。11時30分に総勢24名を乗せ大型船エビスⅡで出港。東南の風10mと少し風は強いが、波高1メートルとほとんど船は揺れず、一時間ちょっとで無事到着。まず、副会長、有光さん、シローちゃんで強風の西のハナレへ、次に髙田事務局長とオブザーバーの長野さんで風裏となる御門のコンクリへ、そしてその横の天狗の前へ会長とやればできる木村君で、最後にオブザーバーの林さん、中村さん、柴田さんでシケシラズへ無事渡礁完了。夜釣りはしないので朝までの六時間が長いのなんの。やればできる木村君と朝までカップラーメンを沸かして食べたり、コーヒーを飲んだり、また近況報告をしあったりして何とか時間をつぶした。5時頃から準備開始だ。まずまきえを作る。ボイル4角にパン粉2キロ4個と配合餌2つで一人分としている。3回に分けて作る。出来たので、今度は生かしバッカンへ海水をくみ上げる。これが大変。釣り座が高いので一苦労だ。次は仕掛けづくりだががまのインテッサGⅤ2号を使用しようとラインを通して穂先を伸ばしてガイドを固定させると「クキッ」と変な音が❢よく見るとなんと買ったばかりの竿の穂先を折ってしまった。釣る前からがっかりだ。皆さんもがまの竿でよくこんなことが起きてるのではないかと思う。竿の完成度は高いが他社と比較して圧倒的に穂先の強度が弱い。その時会長はいつもシマノの同号数の竿のトップを入れることにしている、なぜならシマノはタフテックαと言ってしなやかで、折れないからである。今回も吉田釣具の江口さんへ、ベイシスのものを装着するよう依頼した。この穂先シマノ元はがまの竿を3本持っているが、以前の調子より良くなっているように思える。しかも、少々雑に扱ってもなかなか折れないのだ。マニアック道具の欄でも触れているので参考にしてください。

2016-10-18 01:46:51
天狗の前の右ポイントより本島を望む
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ここは基本、引き潮が本命で足元がポイントだ。さて穂先が折れたのでトップがシマノタフテックαに変更済みのがまのアテンダーⅡに変更し、朝6時30分より釣り開始だ。マキエを打ち続ける事30分。薄暗い中、水面をはねるやつがいる?仕掛けを投入してみると、一投目から当たってきた。それはなんと丸アジではないか。しかもでかい、40センチは超えて、まんまると太っている。何も釣れないよりはいいので、バッカンへ投入する。と、入れ食いになってきた。明るくなったので海面をよーく観察すると一面が丸アジの大群ではないか❢これには二人ともがっかりして40オーバーのみをキープして他は放流。それでも10本近くキープした。後でポーターの桑原さん曰く高級魚とのことらしい。持つ帰って刺身で食べたら抜群に旨かった❢外道でもおいしい魚は歓迎だ。が、そうしていると9時頃満潮が動き出し潮が変わるといなくなった。すると今度はイサキのお出ましだ。これも大きい。40㎝オーバーを5匹くらいキープしたところで、お土産完了。後はクロを釣るだけと思っていると、右ポイントで釣っていた木村君がやっと39センチのクロを掛けた。会長はクロは未だ坊主であった。ここから真剣モードに入る。ちょうどそのころ、目の前の中バナが空いたので、船長へ瀬替わりの依頼をした。10時から中バナで再開だ。

2016-10-18 02:56:32
中バナから本島を望む
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さて、中バナに瀬替わり完了。ここは前回9月の月例で大型尾長にやられたところだ。ポイントはわかっているので攻めやすい。マキエをまくこと15分、早くもクロのお出ましだ。仕掛けを投入して流すと早速当たりが❢電撃フッキングをかます。でも引きが弱い。木っ端尾長25㎝だ。放流。次も同サイズ。沖、足元、朝ダナ、深ダナと色々試すが、木っ端が多い。2時間ほど木っ端と戯れていたところ、同じようにアタリがあり、また木っ端かと思い、フッキングすると竿が根元から曲がり、強烈に引く❢竿が折れても良いと思い、とにかく、びた一文もラインを出さず、我慢する。10秒か15秒我慢する。しかし次の瞬間竿が天を仰いだ。しまった、やられてしまった❢また、吞まれたのか?わずかに瀬にさわったのか?それとも傷が入っていたのか?ハリスを触ってみるとざらざらはしておらず、すっぱりと上の方から切れている。チモト切れではない。針は吞まれてなかったようだ。しかし本当にすごい引きだ。切れたとき、しりもちをついたほどだ。くそ―❢これで9度目のぶち切られショーだ。何とかせねばと考えこんでしまう。その後は1ヒロチョットの浅ダナで44㎝と33㎝と30cm弱の三匹を釣って終了。やればできる木村君は中バナ右ポイント高台からスズキの70㎝とクロ36㎝と39㎝の二匹であった。少し、腕を上げたみたいだ。

2016-10-18 11:24:02
表彰式
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結果発表と閉会式と進み第二回月例会も終了だ。

優勝は副会長45.5㎝。準優勝はオブザーバーの中村さん45cm。3位会長43.8㎝、4位シローちゃん42.5㎝、5位オブザーバーの長野さん42cm、6位木村君39.5㎝であった。皆さん大変お疲れ様でした。天気も雨予報だったが、ほとんど降らず、降っても霧雨程度であった。ただ、東南の風が強く、南向きポイントは釣り辛かったと思う。今回の沖ノ島のクロは全体的に9月よりも活性がやや上がってきているようである。大型のバラシも会長含め二人あった。30㎝以上の5匹長寸で戦う年間チャンピオンを競うグレポイントは年間チャンピオン欄を更新しているので見てください。11月の月例会は通常予定日である第2日曜の13日に開催予定である。11月になると、さらなる大型と数が期待でき、優勝と年間チャンピオンへの高ポイントゲットもいよいよ白熱してくる。乞うご期待である。

スペック

・竿 がまかつアテンダーⅡ 2.5号5m    

・仕掛け ライン3号(サンラインMARKX)とハリス3号(サンライン-ブラッキー)。

            ハリスは2ヒロで直結。一ヒロにしたいときはウキ止めゴムを直結部より下げる。

・ウキ   釣研 ゼクトL G3 半遊動 10~50㎝と全遊動を併用。当日は全遊動で当たってきた。

・タナ  一ヒロから二ヒロ。半遊動 10~50㎝と全遊動を併用。当日は全遊動で当たってきた。

・リール  ダイワトーナメント3000HLBD(NEW)。  

・エサ  つけえまきえともボイル  ボイルLとLL(マキエからとったもの)。  

・マキエ  ボイル4角。パン粉2キロ3袋。爆寄せグレ2袋。エサ取り多いときはパン粉のみ混ぜる。

2016-10-18 11:04:29
検量
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さて、帰港後のお楽しみ「the検量」である。優勝は誰?グレポイントは?ワクワクする瞬間である。

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