釣れたて紀行

第一回月例会2016.9.11
2016-09-13 16:28:29
第一回月例会 記念撮影
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いよいよ、毎月第二日曜の月例会開始である。今回は副会長ら5人は仕事にて欠席でなんとも少ない例会となった。オブザーバー参加の福岡釣夢会より沖会長、田口さん、後藤さんの3人を加えて、総勢7人である。一匹長寸で1、2位の賞金授与、クラブ員はさらにグレポイントがある。事務局長と2人で直前まで資料作りで大変であった。なんでも最初は大変である。

2016-09-13 16:49:15
 中バナよりホームグランドを望む。
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開会式では事務局長の司会進行で始まり、宮坂船長へお礼の贈答と言葉を述べ、橋本ADより競技説明、さらにくじ引きをし無事に乗船準備完了。2時30分の朝出しで総勢14名(うちFukase塾7名)を乗せ、エビス1でべた凪の福間港を出港した。しかし、約30分経過したころから海況が変化しだした。波高は小さいものの、大きなうねりがあるのだ。幸い、船酔い寸前で、1時間30分で到着。第一組は福岡釣夢会の沖会長、田口さん、後藤さんの三人でホームグランドに。二組目は会長、木村君で西のハナレ。三組目は事務局長、橋本ADで御門のタカリへそれぞれ瀬上がりした。例会は船長お任せの瀬割りとなり、個人の希望は禁止である。

2016-09-13 18:44:28
西のハナレ本島向きでクロを掛けた、やればできる木村君
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さて、西のハナレに4時に瀬上がり完了。夜明けまで1時間30分程度あるので、カップ麺を食べるためにジェットボイル(湯沸かし)で水を沸かしている間に、マキエの準備にかかる。本日のまきえはボイルのみで、配合餌は混ぜない。つなぎに、マルキューのぶっ飛びボイルを混ぜているとものの3分でお湯が沸騰しているではないか❢このジェットボイルは12000円とやや高額ながら、ものすごく早く沸騰するので重宝している。ランニングコストも低く、固形燃料は500円以内で永く使用でき、真冬でも、ものの5分程度で沸騰し、しかも風にも強く全く文句なしである。ゆっくり食事をし。ライブバッカンに水を汲み、竿にリールをセットし、ラインをガイドに通し夜が明けるのを待つ。5時30分に夜が明け始めたので2人して、まず、マキエの投入を繰り返し本日の釣り場の状況を確認する。すると10投もせずに、水面がざわついてきた❢さらに15分以上少しづつまきえを入れていくと、クロが見え始めたではないか❢よーく観察してみると、海面には無数の木っ端クロがおり一ヒロ程度には大型のクロが2,3匹見えるではないか❢活性は高いようだ。大型のタナに合わせて仕掛けを作り、第一投投入❢すると目の覚めるような当たりがあり、電撃フッキングをかますと、ハリがかりした。上がってきたのはコッパグロだ❢それから一投一匹でコッパのクロとシロの30㎝が掛かってくる。どうにかしようと懸命に試行するも、下にいる大型には全くツケエサが届かない。50匹くらい釣り上げて嫌気がさしてきたところ、後ろで釣っていた、やればできる木村君が何か話したので振り返ると、やや大きめのクロをぶら下げている。検寸すると32.5㎝のかろうじて規定オーバーのクロであった。クラブ月例会の規定は30㎝以上である。やればできるではないか、木村君❢先を越されたので少し焦る。足元から沖まであれやこれやしていると、ようやく会長にも30cmオーバーが掛かりだした。しかし、コッパグロを含めあまりのエサ取りの多さにどうしても、大型には届かないでいると、9時頃船長が見回りに来て、いきなり瀬替わりするので準備して❢とのこと。今日はとにかく船長の言われるがままなので、とにかく船に飛び乗った❢

2016-09-13 19:13:42
中バナから本島を望む
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さて、飛び乗ってどこに行くのかと見まわしていると、どこもうねりが大きくホームグランドも結構波が這い上がっており、北側向きはどこも大サラシが出来ており、南向きの西のハナレとは海況が全く違っていた❢とすぐにエンジンスローとなり、ついたのはなんと、中バナではないか❢ここは、時化たときは豹変し一級ポイントになると聞いてはいたものの、過去3回ほど凪にわたり、ボーズを食らったあまり好きではないポイントだ❢瀬上がりしてみると素晴らしい、惚れ惚れする大サラシが沖へと出ている。こんな中バナは初めてである❢それこそ、全く違う磯となっていた。ワクワクしながら、マキエを投入。しかーし、20分以上撒いてもエサ取り一匹現れない❢何かおかしい?仕方なく仕掛けを作り直し、第一投を投入してみるも全くエサは付きっぱなし❢今の高水温期に、磯が変われば、こんなにも違うものなのか?経験したことがない。真冬であれば見当はつくが、23度以上の海水温では想像できない❢そして、活性を上げるため配合餌を混ぜようということになり、二人してマキエを撒くこと2時間。足元のタナ、竿一本までいれて、マキエをかぶせていると、ウキの2メートル横に、ついに見えた❢タナ一ヒロくらいにクロの群れが。と、見えたと同時いきなり竿がひったくられた❢❢しまった、クロを見ていてウキから目を離していたのだ❢なんということだ。電撃フッキングをくらわすことなんかまったくできず、防戦一方❢何とか止めたものの右の根にもぐってしまった。

2016-09-13 19:33:23
中バナ左突端ポイント
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しまった、やっちまった、なんということだ。こいつら、陽動作戦でもかけてきたのかと思うほど同時で、一瞬のスキを作られてしまったのだ。電撃フッキングをかますことができなかった。しかーし、安心してください。そこは会長です、ハイ。根に入ったら、すかさず、ラインを出し、ノーテンションにして、魚を出てくるのを待つ❢と、待つこと15秒。今度は張ると奴は動き出したのだ❢出た。こうなれば巻いて根から離し、弱らせるぞと思い、リールを巻きながら竿をおこしにかかる。しかし瀬ズレているのであまり強くは引けない。難しいやり取りになってしまった。しかし、このままでは、さらに奴の主導のままになるので、少しテンションを加えて弱らせようとした、その瞬間、竿が天を仰いだ❢またやっちまった。上げてみると、3号ハリスがチモトからすっぱりやられている。これで、去年から数えて8回目のぶち切られショーだ❢くそ―、くそ―❢(下品ですいません)頭が沸騰しそうだ❢沖ノ島は見えない大型が突然来ることは、何度もこのホームページで自分自身で言っていたので、なおさら頭にくる。電撃フッキングが出来なかったために、完全に吞まれていた。残念。たとえ、4号を使っていても同じことなのだ。尾長は歯が鋭いのだ。仕方ないが、次を狙ってみる。見えてきたので、間違いなく奴らは、活性が上がっているハズ。浮いてきていたところを重点的に、攻める。すると、しばらくして、綺麗な当たりが❢今度は電撃フッキングをかませ、ガッチリハリがかりだ❢竿を立てて、強引にためる。しかし、軽い。小物だ。一気にぶり揚げると35㎝程の小尾長だ。さらに、掛けるもやはり30㎝チョット❢平均の型が小さい。大型は何処へ❔そして、とうとう数匹の30㎝前後を追加して本日の釣りは、納竿時間となってしまった。

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