マニアック道具
釣りにとって偏光グラスは必需品だ。誰もが持っている。しかし、色々なメーカー、種類、品質、価格があり、迷うものだ。私はかなり視力が悪く、以前はコンタクトを装着したうえでシマノやダイワ等の釣りメーカーやタレックスの偏光サングラスを着けていた。ところが、磯釣りは遠征が多いため睡眠時間もなく特に目が非常に疲れていたので、5年ほど前からメガネの三城で度付偏光グラスを使用していた。これは意外と気に入っていたが、ここ数年は大型尾長にチャレンジしており、今までのクロ釣りと次元が違うことを痛感し、特に姿を確認しタナを確定させることができないかとずっと思っていた。それにはかなりの水深まで見えるサングラスが欲しいと思っていた。それと、一番問題なのが接客する人である。高度な知識のある専門家でないと全く意味がないと思っている。なぜなら体験と知識がないと専門性、進展性、が期待できないからと思う。趣味が釣りでかつ高度な専門家。そういう人物はいないかと、ネットでいろいろ検索していたところ、あった。なんと私の地元でしかもすぐ近くにだ❢車で5分。灯台元暮らしとはこのことである。もっと早く行っていればよかった。その名は
清眼堂 田川市寿町1-15 0947-46-2138
柴田店長。この人の偏光サングラスの知識は相当なものである。家業が眼鏡店で、釣りが趣味。しかも、かなりのマニアだった彼は徹底的にスポーツサングラスを研究。そして、彼曰く、釣りに使用する最高の偏光グラスはタレックス(日本製、本社大阪。)とのこと。他社とは次元が違うとの理由である。彼は、我々素人にとってはまさに神である。しかも、熱心で、親切この上ない対応だ❢購入チャネルはネット他無数にあるが、是非同じ趣味を持つ、高度な専門家とディスカッションしてからの購入を薦めたい。なぜなら、無駄遣いしなくて済むことと、知識が習得できることだ。しかし、残念ながらこの二点を持つ人は福岡にも数少ないのが現状である。北九州、福岡からでも一時間以内で来れるので、是非この柴田店長と会話してみることを薦める。
ホームページをリンクしたので是非覗いてみてください。
柴田店長ー白髪が多いが、まだ39歳。ルアーを主に現在はアジングにハマっている。とにかく偏光サングラスに関して、非常に詳しい。しかも高額商品を売りつけるような意図が全くない。いかに、顧客に満足してもらえるかを常に考えている人だ。ちょっと褒めすぎたが、私にとってはまさに探していた人物像だからうれしくて仕方がない。今後は彼と私に合ったグラスを求めて試行錯誤していくつもりである。もちろん、ホームページでも都度アップしていくので乞うご期待である。
柴田店長と長時間にわたるディスカッションの末、今回は私の釣りの志向から店長一押しのタレックスのラスターオレンジ(LUSTER ORANGE)のオーバーサングラスバージョンに決定した。ちなみにオーバーサングラスにしたのは、度が強すぎて度付グラスにできなかったからだ。しかし、軽くて違和感が全くない。釣りに行くのが楽しみになってきた。世界最強と言われるタレックスを早く試してみたい。次回ホームページでインプレッションするので、乞うご期待❢
以前使用していたTOURNAMENT ISO 3000H-LBDを久しぶりにメンテナンスに出したところギヤの破損のため、ガリ感があり、部品取替えに3万5千円ほどかかるとのダイワからの返答だったため、思い切ってNEWモデルを買うことにした。そういえば、数年前、磯で転んだとき激しくリールを打ちつけたことを思い出した。ハンドル、ベールにも傷が付いていた。おそらく、この時にギヤの一部が破損したのではないかと思う。リールは今や超精密機械となっており、釣行回数の多い方は年に一回、オフシーズンの夏にメンテナンスに出すことを薦めたい。破損等がなければ、内部チェックのリポートもつけてくれ、値段も3500円程度なので長期的に安心して使用できる。
さて、リールは尾長専用としてダイワのTOURNAMENT ISO 3000SHLBD(ハイスピード仕様6.8)と3000HLBD(ローギヤ6.2パワーモデル)の2種類を比較したが、ハイギヤは回転負荷がやや強く、重い感じがしたので、従来モデルと同じパワーモデルのHの方を購入した。NEWモデルは前作と比較して中身がかなり進化している。革新的と言っても良いと思う。マシンカット高強度ハイパーデジギアは変わらないが、なんといつてもマグシールドでの防水強化だ。これは画期的装置で、まさに永久的回転性能が保証されるとい言っても良いものである。しかも、ハンドル操作時にも負荷が増しているといったマイナス面も感じられない。毎年メンテナンスに出していれば10年以上は十分に過酷な使用にも耐えれるものと思う。
ダイワのリールメンテナンスリポートである。
担当者の印鑑もあり、詳細な内容となっているので信頼性は高い思われる。値段も手ごろである。是非オフシーズンに薦めたい。期間は大体3週間程度であった。
以前から、魚を掛けた時から取り込むまでや、マキエに群がる魚など鮮烈な記憶に残る動画撮影を取りたいと思っていた。これは釣り人なら誰しも思っていることだろう。メーカーのホームページで詳細を見て知ってはいた。しかし、値段が高いのでは、また、使用方法が難しいのでは、などと思ってしまい、なかなか実行に移せていなかったところ、前述の動画撮影をしたいのでいつかカメラを買いたいと吉田釣具の店長と話していると、「うちの店にありますよ」とのことなので見せてもらった。シマノのスポーツカメラ CM-1000 、定価は本体27、500円。ところがセールで半額近くの14、850円。ネットよりも安いので即買した。WiFiでスマフォと連動して操作するもので、水中に入れた時と録画中は画像が見れないものの、10m防水、ハイビジョン撮影、バッテリー内蔵連続2時間撮影可能、135度広角レンズでエキサイティングな映像を高画質で撮れるものだ。自重はなんと86gしかないので、どこでも取り付け可能だ。スマフオの動画撮影と決定的に違うのはこの軽さと、防水、防塵なので、あらゆるところに取り付け可能で遠隔操作できるところだ。たまのえの先に別売りのアタッチメントで取り付けて水中撮影したり、キャップに着けられたり、ベストにも取り付け可能なので色々なシーンが撮影可能であると思う。32ギガまでのマイクロSDカード装着可能。USBケーブルで充電できるので、市販のスマフオ充電用バッテッリーでの充電もできるので互換性も高く、途中充電すれば何時間も録画可能だ。勿論、同時録音機能もある。また、無料のアプリも充実しており、各シーンの編集も出来るようになっている。慣れてくれば、そのうち、ホームページに掲載したいと思っている。使いこなすまでは少しの努力が必要だと思うが、また一つ楽しみが出来たと思っている。また、使用インプレッションも公開していく予定である。まあ、14,850円で、今までにない、新たな楽しみが増えたと思えば、安いものだと思っている。
御存じ、松田稔の使用するMSTの針ケースだ。以前からある同社のガン玉ケースとよく似た仕様だが、薄くて、半透明となっている。また、うち開き仕様なので針ケースのロックがベストの中で開いて散乱していたなどというトラブルは皆無だ。10品まで収納でき、サイズも使いやすいので購入してみた。おそらく以前使用していた他社のものより数段良いと思う。
これも松田稔考案、ハリコミ小次郎である。尾長から目立たないよう、鉛より比重の重いタングステンで作られており、同表示のガン玉より一回り小さく、カラーもオキアミカラーである。特筆すべきは中通しとなっており、ハリのチモトで止まる仕様となっている。これは、通常のガン玉がハリスに固定仕様であるために瀬ずれしたときに岩に固着したり、ハリスと擦れて傷が入り切れるといった原因となる場合があり。これらのリスクを回避する目的と、魚からからハリスを見切られないためには常にハリからウキまで斜めに、しかも張った状態を保つ必要があるとの松田氏の考えから考案されたものである。つまり、ハリ先が重いので、この「張って斜めの状態」を作ろうとしてもハリが浮き上がりにくいので、ウキを操作しやすいというものである。欠点は、ハリ先が重いので潮が緩いときにウキを操作し動かさなければ、早くウキが立ち、ハリスを魚に見破られやすいということだ。従って、常に魚と潮を観察しハリからウキを斜めにピンと張るように操作しなければならないということだ。また、そうしなければ食いついてこない渋い状況と、吞まれない目的の時に使用するものと考察した。そして、吞まれないためには、食った瞬間に電撃フッキングをかまして、唇にかける事が絶対条件となる。すべては大型尾長をどうして取るかという考えによるものである。
大型尾長に吞まれずに唇にかけることを目的としたことで、2種類のハリについての考え方がある。1つは、ハリにネムリバリを使用すること。これはいったん吞まれても合わせの時に喉に刺ささりにくいので、唇にかかるというものだ。2つ目は、ハリ先鋭く、ハリが喉に到達する前の魚がエサをくわえた瞬間に電撃フッキングをかまし、その瞬時の合わせた時に確実に唇にかけるというものだ。逆にハリ先が鋭くないと、合わせの時、毎回、すっぽ抜けという結果になってしまう。この2種類の考え方は両極端であるので、状況で使い分ける必要がある。タナが深くて当たりが出にくい場合はネムリバリの尾長くわせ、浅い場合は尾長速攻というようにすると良いと思われる。しかし、今までの私の経験では、3ヒロ以上のタナが深い場合は当たりが出たら、すでに吞まれている可能性が非常に高い。そして、大型になるほど、どんな太号数のハリスでもいとも簡単に切ってしまうのだ。ということは、少しでも浅棚に浮かせて電撃フッキングで唇にかけるしかないという結論に到達することとなる。今後は電撃フッキングでどの部分にかかり、またはすっぽ抜けが多いなどの、ハリによっての相違点を探しながら、どの状況での使用がベストなハリであるか等を試行していく予定である。インプレッションは釣れたて紀行にて随時公開していこうと思っている。
写真はがまかつの尾長速攻8号 シリーズは7.25~8.5号
8号のスペック
・攻撃的針先角度 ・マイクロトップレスコート ・カラー ピンクとボーダーレッドのオキアミ色
・線径0.81mm・重量91㎎・推奨ハリス2~3号・フトコロ強度4.4kgf
最近は沖ノ島の尾長狙いが多く、しかも大型にハリを吞まれて切られることがあまりに多いので、如何にしたら大型尾長の唇にかけるかを長期の課題として取り組むつもりでこの欄を立ち上げることにした。過去の釣り歴においてほぼ100%が口太狙いであり、渋い当たりに対して全遊動で吞ませる釣り方でやって来た。口太は仮に50㎝でも強引にさえしなければ、吞まれていてもまず取り込めた。しかし尾長の歯は鋭く、しかもよく引くため細ハリスの場合、吞まれた場合は高確率でハリスを切られる。さらに、ハリスを切ろうとするがごとく首をよく振る。また、ハリスを太くすると食ってこない。非常に厄介な敵である。次に紹介するのは3年ほど以前の私の沖ノ島での実体験でのことである。ライン、ハリスとも4号でハリはオーナーの剣華グレXの7号、竿は3号で、全遊動仕掛けで大型が掛かったときの事だ。竿先10mをタナ約竿一本で流しているとゆっくりとウキが消し込まれたので合わせてみたところ、非常に軽く、小型の尾長かなというくらいすんなり足元まで寄り、これならブリアゲサイズかと思った瞬間、今まで経験したことのないほどの信じられないくらいの強さで引き出したのだ。3号竿はリールシートからひん曲がりあっという間にラインが20m以上は引きずり出された。さてはヒラマサが小尾長に食らいついたかとも思わせるほどであった。しかし、そのあとが違ったのだ。ほとんど走らず、クロ特有の粘っこい力強さとでも言おうか❢引いては出し、巻いては戻すことの繰り返しだ。廻りに4人ほどいたが尋常ではないやり取りに全員竿を上げてくれ、私のヘルプをしてくれていた。15分以上は経過しているように感じたが、まったく弱らないのでもう腕はパンパンで、体はヘトヘトだ。これは取れないかもしれないと思っていたら少しずつだが巻き取る方が多くなってきた。そしてとうとうウキが見えてきた。やった取れるぞ。さらにちらっと魚体が見えた。それは腰が抜けるほど大きなクロだった。今まで見たことのない幅と長さだ。65㎝。いや70㎝はあろうか。全員騒然となった。ヘルプしてくれた人が玉網を差し出した次の瞬間、竿が天を仰いだ❢ぶち切られたと誰もが思った。仕掛けを回収してみてさらに驚いた。なんと切られていないではないか❔ハリは付いている❢唇切れか❔ハリをよーく見てみるとなんか形が変だ。なんと伸びきってしまっていたのだ❢今まで長年釣りをしてきたが、魚に針を完全に伸ばされたのは初めてだった。逃げた魚は大きいという諺があるが、まさにその通りである。そもそも小さい魚は逃げようがないのだ。この時まで約5年くらい、剣華グレXの5から6号までを口太用に使用してきたので違和感もなく7号を使用したのだった。対象魚の大きさにより針の強度も考慮しないといけないということだ。それ以来沖ノ島では、剣華グレXの8~10号を使用している。また、この針はいくらネムリが大きいと言え、短軸のため、大型尾長グレの場合、吞まれる確率が高いのではとも思うので、新たに3種類の針を検証していくこととした。また、針のみの研究では5kgを超える沖ノ島の尾長グレ(最大は72cm7.2kgもあった)は中々手中にできないと思うのでトータルで精度を上げ、少しでも大型をゲットできるように近づいていきたい。
以上より、①ハリと②マキエ③仕掛けについて次項から考証していくこととする。
写真はオーナーの剣華グレXの9号
尾長専用として開発されたもの。私は口太用として5年以上使用しているが、短軸ながら、ネムリがかなり強く唇にかかりやすくなっている。9号では大きすぎると思いがちだが、短軸設計とネムリのため号数表示より小さく感じる。食い込みも良く、唇にかかる確率も大きい。しかし、前述の実体験のように大型尾長用としては8号以上の使用を薦めたい。7号まででは、強度に問題がある。口太用として使用したい。また、がまかつのような、フトコロ強度と推奨ハリスの表示がないので強度の比較ができない。
写真はがまかつの口元尾長7号
線径 0.81mm 重量100㎎ 推奨ハリス2.5~4号 フトコロ強度4.7kg
尾長グレ専用に開発された軸長中軸設計。吸い込みやすいコンパクトなシルエットと口元にかかる針先角度を追及。半スレハリ。軸が長く吞まれにくい形になっている。
がまかつのあわせ尾長
針先がネムリになっており高確率で口元にかかりやすい。中軸設計。スレ針。
7号のスペック
線径 0.81mm 重量 90.6㎎ 推奨ハリス 2.5~3.5号 フトコロ強度 5.5kg
強度は高く、ネムリも強いが、貫通性を高くするために完全スレバリ設計なので緩めるのはハリはずれの原因となるので要注意だ。しかし、強度は最強である。
写真は尾長くわせ8号
がまかつのМシステム尾長くわせ(太軸) コンセプトは貫通性能を追求した新型バーブ。針先をわずかに残したコート。グレを幻惑するピンクとボーダーレッドカラー。松田稔の使用針。オキアミカラーで軽く、マキエと同調させやすい。強度がやや弱く8号以上を薦めるが、8号はかなり大きい。大きすぎるとも言える。対象魚と付けエサに合わせるのが基本と考えているのでその時の状況で、選択したい。
スペック
7号 線径 0.76mm 重量 70㎎ 推奨ハリス 1.75~2.5号 フトコロ強度 3.7kg
8号 線径 0.81mm 重量 94㎎ 推奨ハリス 2~3号 フトコロ強度 4.4kg
ぶっ飛びボイル マルキュー 500円前後
3分包入り ボイルオキアミ3kgに1分包使用。従って、3角分で使用できる。集魚効果なし。
普通オキアミ3キロにつき集魚剤1袋とパン粉1kgをワンセットとして作っていたが、オキアミ原型のみの方が尾長の寄りがいいように思うので、9月より検証のため使用してみることにする。インプレッションは9月の釣れたて紀行で触れたい。
今まで20年以上色々な全遊動釣法をやって来たが、こと大型尾長には何度となく吞まれて切られているので、もっと吞まれにくい釣法を考えねばならないと思う。全遊動ではウキに変化が出て合わせても、すでに吞まれていることが多く大型は取り込めない。過去沖ノ島では大型に7回遭遇するも7回ともハリス切れで苦杯をなめさせられた。使用ハリスは3号と4号だ。4号でも吞まれればひとたまりもないのだ。ではと、ハリスを太くすれば今度は食ってこない。実体験では食ってる限界は4号までであった。あまりに切られるので6号を試してみるも食ってこなかったのだ。以上のような理由から、半遊動仕掛けを検証してみることにする。利点は棚がはっきりしており、エサに触ればウキに変化がすぐ出ることだ。従って、吞まれる前に唇にかけることも可能ではある。欠点は、波があるときはウキの上下動と同じようにハリが動くことと、あたりが渋いときになかなか食いこまないことだ。しかし吞まれないことが、今最重要と思うので、今後しばらくの間は大型尾長狙いの時は半遊動で釣ることする。さらに、大型尾長を取るためには。バランスとれた総合的なタックルとするのが大前提となるし、当日の釣り座環境により、やり取りも大きなポイントとなる。根があるなしや、タモでのすくい方や、強引時の糸の出し方、、巻き取り方などの釣技も問題となってくる。今後、詳細考証を釣れたて紀行、マニアック道具にてアップしていく予定である。
竹田木工の速攻竿立ての基礎部分の基盤を前回釣行で放流してしまったので、電話で再注文したところ、竹田さんからアルミ製基盤でバッカンにボルト止め式のものが500円であると紹介を受けたので、さっそく購入してみた。バッカンに固定されるので、もう基盤を落とすことはない。それに、付けエサ入れのホルダーが基本セットに付属されていたことを思い出して着けてみたら、バッカン周りはすこぶる動作環境が良好になった。さらに、竹田木工の商品到着は電話での注文日の翌日に必ず到着する。アマゾン、ヤフーでも注文から2,3日後しか届かないのに、誠意がわかるというものだ。支払いは同封の郵便為替で支払いだ。とにかく便利グッズで永く使用できる。私はもう、10年以上使用しているので、十分元は取れたと思っている。ただし基本セットは8000円弱とやや高めだが、竿請け部分が手作りの硬質木で素晴らしい仕上がりとなっているので満足度は高いと思う。
竹田木工 〒730-0844 広島県広島市中区舟入幸町7-22 注文は電話にて 082-231-1725
ヤフーかグーグルで竹田木工で検索するとホームページがあり、速攻・磯竿請が掲載されているので、商品内容をよく見て電話すると良い。対応は広島弁だが良好。
なんでも、改良して、自分好みに仕上げるのが好きだ。ということで、またまた改良してみた。がま磯荷掛けⅡの本来の目的は大波時にも道具類を消失しないためのもので、竿掛けはおまけみたいなものだが、竿掛けのみに変更したもの。標準全長は106㎝だが下から30㎝カットし、磯に立って手を下に下げた位置に竿掛けが来て、常に竿を即、握れるようにした。苦労したのは、純正のビトンがカットしたときに入らなかったことだ。上に行くにしたがって中の空洞部分が小さくなっている。つまり、強くするためカーボンを多く使用しており、外径が同じなので中の径が小さくなっている。したがって、純正ビトンは使用できず、ナフコにて平タガネ(400円弱)を買って代用にした。これが軽くて、純正よりも良い。総重量も400グラム程度軽くなった。結果として、思い通りになった。なんでも思いついたらやってみるものだ。
全長73㎝となり、自然体で手を降ろしたら、届く。竿掛け部分も剛性高く角度も自由に変更できる。しかし、ただの竿掛けにしては、値段が定価24000円とかなり高いが、永久的に使用できそうなくらい丈夫なので、良しとします。がまラ―以外の方は他社の安価なもので大丈夫です。ハイ。