今まで20年以上色々な全遊動釣法をやって来たが、こと大型尾長には何度となく吞まれて切られているので、もっと吞まれにくい釣法を考えねばならないと思う。全遊動ではウキに変化が出て合わせても、すでに吞まれていることが多く大型は取り込めない。過去沖ノ島では大型に7回遭遇するも7回ともハリス切れで苦杯をなめさせられた。使用ハリスは3号と4号だ。4号でも吞まれればひとたまりもないのだ。ではと、ハリスを太くすれば今度は食ってこない。実体験では食ってる限界は4号までであった。あまりに切られるので6号を試してみるも食ってこなかったのだ。以上のような理由から、半遊動仕掛けを検証してみることにする。利点は棚がはっきりしており、エサに触ればウキに変化がすぐ出ることだ。従って、吞まれる前に唇にかけることも可能ではある。欠点は、波があるときはウキの上下動と同じようにハリが動くことと、あたりが渋いときになかなか食いこまないことだ。しかし吞まれないことが、今最重要と思うので、今後しばらくの間は大型尾長狙いの時は半遊動で釣ることする。さらに、大型尾長を取るためには。バランスとれた総合的なタックルとするのが大前提となるし、当日の釣り座環境により、やり取りも大きなポイントとなる。根があるなしや、タモでのすくい方や、強引時の糸の出し方、、巻き取り方などの釣技も問題となってくる。今後、詳細考証を釣れたて紀行、マニアック道具にてアップしていく予定である。