マニアック道具
マニアック道具
大型尾長に吞まれずに唇にかけることを目的としたことで、2種類のハリについての考え方がある。1つは、ハリにネムリバリを使用すること。これはいったん吞まれても合わせの時に喉に刺ささりにくいので、唇にかかるというものだ。2つ目は、ハリ先鋭く、ハリが喉に到達する前の魚がエサをくわえた瞬間に電撃フッキングをかまし、その瞬時の合わせた時に確実に唇にかけるというものだ。逆にハリ先が鋭くないと、合わせの時、毎回、すっぽ抜けという結果になってしまう。この2種類の考え方は両極端であるので、状況で使い分ける必要がある。タナが深くて当たりが出にくい場合はネムリバリの尾長くわせ、浅い場合は尾長速攻というようにすると良いと思われる。しかし、今までの私の経験では、3ヒロ以上のタナが深い場合は当たりが出たら、すでに吞まれている可能性が非常に高い。そして、大型になるほど、どんな太号数のハリスでもいとも簡単に切ってしまうのだ。ということは、少しでも浅棚に浮かせて電撃フッキングで唇にかけるしかないという結論に到達することとなる。今後は電撃フッキングでどの部分にかかり、またはすっぽ抜けが多いなどの、ハリによっての相違点を探しながら、どの状況での使用がベストなハリであるか等を試行していく予定である。インプレッションは釣れたて紀行にて随時公開していこうと思っている。
写真はがまかつの尾長速攻8号 シリーズは7.25~8.5号
8号のスペック
・攻撃的針先角度 ・マイクロトップレスコート ・カラー ピンクとボーダーレッドのオキアミ色
・線径0.81mm・重量91㎎・推奨ハリス2~3号・フトコロ強度4.4kgf