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2022-07-16 05:28:00

〜命をいただくということ〜

 

緩和ケア病棟の看護師さんだった宮崎睦美さん ことむっちゃん。

 

グリーフケアやカウンセリングの場ではなく、だれでも気軽に訪れることが出来て、ゆっくり穏やかな時間を過ごしてほしい という彼女の想いがこもった「穏café あたたかい木」

 

ランチメニューは、おむすび御前。

 

わたしはここのお料理を食べると

涙が溢れてきます。

 

植物たち(お米やお野菜)が、喜んでイノチを差し出しているのが、ストレートに伝わってくるのです。

 

収穫された時から、(もしかしたら育てられている時から)、料理され人に食べられることがわかっていても、喜んでそれを受け入れている。。。

 

なぜ?

 

多分、それは、尊厳を持って育てられ、尊厳を持って扱われた(調理された)植物たちだから。

 

「あたたかい木」で使われる食材は、すべてむっちゃんに繋がる人の手によって大切に育てられ、収穫され、むっちゃんのところに集まってきたお米やお野菜たち。

 

人は自分の命の尊厳が守られたとき、生きる喜びと感謝の気持ちが湧き上がってきますが、

それは植物も動物も同じなのではないかと思います。

 

「食べる」という行為には、命を奪う・奪われる という側面がついて回ります。

 

ヒトも植物も(あたたかい木では扱いませんが動物も)同じ土台に立つ対等なイノチなんだ という考えのもとで、

 

「食」に伴うさまざまな工程に、

ありがとう という感謝のエッセンスをポタポタ降り注がれた植物たちの命は、

奪われたのではなくそのカタチを変えるだけ。

 

新しくカタチを変えたイノチは、それを感謝を持って食した人の中に取り込まれ、息づき、あらゆる他の命に対する敬意として、その人の言葉に行動に現れ、世界に還元されていく・・・

 

そこに、奪う奪われるという概念は存在せず、あるのは命の循環。

 

そんな新しい「食」のかたちが、むっちゃんの周りでは始まっているように思いました。

 

むっちゃんとお仲間の草刈さん、そこに集まってくる人々が作り出す「穏café あたたかい木」は、人と古民家ぬくもりと、お庭の植物たちのエネルギーに満たされたやさしい空間。

 

身体と心が癒され、魂が喜ぶ

そんなお店です。

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