日記
2024.4月 発行会報 462号
会 報
No462
Cima Eterna
2024. 4. 11
1982
大分山の会
1.4月例会 報告
1)日 時
・4月4日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、高路木、大倉、橋本、坂本(5名)
3)事務局連絡
① 5月例会
・日 時 ; 5月2日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
② 入退会者
・退会者
宝珠山隆之 令和6年03月退会 一身上の都合
草野 和美 令和6年03月退会 (体調回復後復帰予定)
4)山行計画
③ 鉾岳・鬼の目山
・日 時 ; 令和6年5月19日(日)
・集 合 ; 戸次神社前駐車場 6:00
・コース ; 鉾岳登山口(鹿川キャンプ場)~鉾岳~鬼の目山登山口~鬼の目山~鉾岳登山口 一部周回コース
※コースタイム 6時間
2.山行報告
1)釈迦ヶ岳(宮崎県) 池田 記
・日 時: 3月2日(土)
・メンバー: 池田
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 11時18分登山口発 12時42分山頂着
12時51分山頂発 13時54分登山口着
・ 今回は、来週大分から来る山友との山行のウォーミングアップです。前年秋に登ってからご無沙汰と軽安全靴を購入しましたのでその足慣らしの為でした。靴は軽くて良かったですよ。
2)高千穂峰(1,574m 宮崎県) 池田 記
・日 時: 3月9日(土)
・メンバー: 池田
・天 候: 快晴
・コ ー ス: 高千穂河原~高千穂峰 ピストン
・ 同級の大分山友と高千穂の峰へ
10時出発、11時半高千穂の峰山頂着。11時45分下山開始12時45分下山
宮川でお蕎麦をいただき、極楽温泉にて入浴、夜は焼き鳥屋で打ち上げ。実は彼女とは二十代後半に一度冬の高千穂の峰へ挑戦しています。大分から其々の車でキャンプ場にて前泊し。朝出発の準備をしていると彼女の車のドアが凍りついおり、開かなくなっていました。お湯を沸かしドアに掛け氷を解かしたのが昨日の事の様です。チェーンを装置したまま高千穂河原まで行きましたが山は氷と雪で覆われガスも掛かっており状態が悪く危険と判断し中止する事にしました。
彼女は先に出発し、私はその後ろを帰る予定でしたがせっかく来たのに勿体ないと一人で登りました。それから彼女を30年待たせ、やっと一緒に高千穂の峰へと登りました。ずっとお待たせという気持ちで一杯でした。やり残していた宿題が一つ終わった感で安堵しています。
3)椿山(659m 大分百山) 橋本 記
・日 時: 3月18日(木)
・メンバー: 高路木、大倉、橋本
・天 候: 晴れ
・コ ー ス:
・ 新大分百山の100番目の山として紹介されている。
佐伯市の旧本匠村と旧弥生町の境にあり、名前の通り藪椿が多く見られる照葉樹に覆われた山である。
残念ながら椿の時期は既に終わり、殆ど観ることが出来なかった。
登山道までは砂利道で歩いたほうが速いくらいの速度でしか車でのぼれず、登山口まであと僅かのところで車を停車し歩くことにした。
殆ど平らな林道を景色を楽しみながら歩くと沢山のたらの芽に出会う。
スーパー以外に自然の木になっているのは始めて見る体験。
思わず笑みがこぼれ夢中に採るが、殆どが崖っぷちにあり命がけは大げさだが
気配りしながら沢山の収穫です。
暫く歩くと右側に鋭角に登山道発見。
標識も地味にあり始めてでは見落として通り過ぎる感じです。
登山道はシダが沢山茂っており、昨日の結構な雨で鮮やかな緑で清々しい。
赤いテープが沢山着けてあり道迷いはしない感じです。暫くすると徐々に傾斜がきつくなり、山頂までは思った以上に急登が続く。
急斜面をアップダウンを繰り返し、最後に4m程の岩を登れば2等3角点のある山頂にたどり着いた。
展望は余り良く有りませんが、南には佐伯湾を見る事が出来ました。
ランチを済ませ下山は採り残した、たらの芽を採りながら…(笑)
ちょっとお得感を感じた山登りでした、
4)椿山(659m)・佩楯山(754m) 大分百山 大倉 記
・日 時: 3月18日(月)
・メンバー: 高路木、大倉、橋本
・天 候: 晴れ
・コ ー ス:
・ 佐伯市本匠村と弥生町の境の山、椿山(661m)に登って来ました。大分百山の一座です。国道10号線から本匠村方面の県道35号線に入り、番匠川に沿って進みます。途中林道に入り、登って行きます。だんだん道が狭くなってくるので、路肩のあるところで停め、ここから歩き始めます。
最初は林道を進んで行きます。まだ幼木の植林帯の横を緩やかに登ります。
3年ほど前に登った時より、植林も成長して高くなっているような気がします。
やがて、林道横に小さな登山口を示す標識が現れ、ここから山道になります。少々急坂の登山道を登っていると、イノシシ避けでしょうか、網が現れ、くぐり抜けて登ると、また林道に出ます。開けていて展望があります。すぐに山の中に登る登山道があり、そちらに進みます
ここからは、急登の直登ルートになっていて、グングンと登ります。結構厳しい登りを終えると、山頂に続く尾根筋に到達します。ここからは多少のアップダウンや岩場を乗り越えて進むと、やがて山頂に到達します。11時でまだ早かったのですが、早めのランチタイムとしました。
山頂からは番匠川下流部、佐伯の市街地方面の展望があります。そして、下山。下山途中、タラの芽があちこち芽を出していて、たくさん摘んで、結構な収穫がありました。また、椿山という位ですから、椿もあちこちあったのですが、殆ど散ってしまっていました。
時間が早かったので、もう一座行こうとなって、本匠村と三重町の境の山佩楯山(754m)に登ることにしました。県道35号線を奥の方に進み、途中県道53号線に入ります。やがて、佩楯山の作業道路に入ります。佩楯山は周囲の山より高くなっていて展望もいいので、山頂にはいくつかの電波塔があります。その保守点検用の道路が整備されています。山頂まで1kmとの標識を過ぎたところで、ちょっとした空き地があったので、そこで車を停めて、歩き始めました。広い駐車場の下になります。コンクリート舗装された作業道を登って25分ほどで、山頂に着きました。山頂からはとても展望がいいので、ゆっくり景色を楽しみました。
車で帰ろうとしたら、道路にひょっこり動物が道路の真ん中にいて、こちらを向いています。さすがに、車を出す訳にも行かず、車を見ても避けようともせず、だんだん近づいてきます。見た時には、タヌキだということだったんですが、後から写真をよくよく見てみると、アナグマのようです。
5)鎮南山(528m) 大分百山 大倉 記
・日 時: 3月27日(水)
・メンバー: 大倉、亀城学園同級生8名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス:
・ 臼杵市の鎮南山に、ミツマタ、ヤマザクラの観賞登山に9人(高齢者ばかり、68歳~82歳)で行って来ました。雨が多い日が続いていたのですが、この日は快晴、絶好の山日和になりました。同級生10人の中で、8人参加してくれました。
平日にもかかわらず、登山口駐車場は満車に近い状態でした。各人、登山口に木や竹で作った杖(鎭南山を愛する会のメンバーが設置)を取って、登り始めます。
徐々に傾斜はきつくなってきますが、皆さん元気に登って行きます。3合目を過ぎた地点に「ミツマタの谷→」の標識があり、そちらに逸れます。すぐに渡渉ポイントがあり小さな谷川を渡ります。1人足を踏み外してしまい、靴の中まで水に浸かってしまいました。ゆっくり登って行くと、ミツマタの群落に出、満開になった黄色い花々に出会います。一休みがてら、ミツマタの花の観賞タイムを取りました。
まだ、幼木もあるので、何年後かにはもっと華やかになり、鎭南山の名物になりそうです。登山道目印のピンクテープを頼りに、進むと大樹の森に出ます。かなり年輪の行っていると思われる、数本の大木がありました。先に進むと、元の登山道に戻ります。4合目地点になります。時折見えるヤマザクラの白い花に感動しながら、登ります。七合目には、ベンチも設置され、ゆっくりできるので、ここでランチタイムにしました。
ランチ後、一部メンバーは無理をせずここで休憩してもらいました。その他は山頂を目指して、再度登ります。30分弱で山頂(実は塔尾山)着、ここからの展望は抜群です。臼杵市街地と臼杵湾、四国に向かうフェリー、由布岳、鶴見岳もくっきり見えて、ひとしきり展望を楽しんで、下山しました。
七合目で、休憩メンバーと合流、全員無事に降りて来ました。
5) 総会 大倉 記
・日 時: 3月30日(土)
・メンバー: 岩田、城全(多美)、池田、城全(統一)、吉武、高路木、大倉、河野、橋本 計9名
・ 2024年3月30日(土)、大分山の会の令和5年度総会が、山の会事務局の奥
座敷にて9名の参加で開催されました。
議事としては、事業報告で、1人入会、4人退会、3月末時点で会員11名
続いて、行事報告、会計報告と行われました。
役員選出では、会長大倉、会計岩田、編集担当吉武、HP担当大倉で今年度と変わらない体制で行くことになりました。
その他の議題として、会費値下げ案(1000円⇒500円)の値下げ案が提起されました。ただ、会報を冊子にして発送するというのが、メールで送信&HP掲示とすることとならざるを得ません。やはり会報は現行通り冊子にして発送という意見が多数で、会費値下げ案は却下になりました。
また、山の会の備品について、このところ殆ど使われていないということから、廃棄又はフリーマーケットなどで転売するという案も提起されました。ただ、山の会としては、これらの備品は保有していた方がいいという意見が多数を占め、現状のまま事務局管理とすることになりました。
山の会創立40周年記念誌発行について、50部作成、会員(現・元合わせて46部)に無償配布、以前からの遭難対策基金を解約して費用に充てる(JROの遭難保険に加入しているので、別途用意する必要がない)ということで、決まりました。ということで、議案はすべて議決されました。
その後は、懇親会として、いつものように美味しい料理とお酒を頂きました。
==・===
原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)
2024.3月 発行会報 461号
会 報
No461
Cima Eterna
2024. 3. 15
1982
大分山の会
1.3月例会 報告
1)日 時
・3月7日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、吉武、高路木、大倉、橋本(5名)
3)事務局連絡
① 4月例会
・日 時 ; 4月4日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
② 令和5年度 総会
・日 時 ; 3月30日(土)18:00~
・場 所 ; 事務局奥座敷
※皆さんの参加をお願いします。
※出欠および委任のハガキは3月25日(月)までに返送願います。
4)山行計画
① 鉾岳・鬼の目山
・日 時 ; 令和6年4月14日(日)
・集 合 ; 戸次神社前駐車場 6:00
・コース ; 鉾岳登山口~鉾岳~鬼の目山~鉾岳登山口
コースタイム 6時間
2.山行報告
1)場照山(661m 佐伯市 大分百山) 大倉 記
・日 時: 2月6日(水)
・メンバー: 吉武、高路木、橋本、大倉
・天 候: 晴れ
・コ ース : 登山口~山頂 ピストン
・ 大分県と宮崎県の県境の山、場照山(661m)に登って来ました。大分百山の一
座です。大分県側の登山口は、佐伯市の黒沢ダムから播磨谷林道を登っていったと
ころで、鳴水谷林道の入口になります。車はこの付近で停められます。この日は
15分ほど手前で停めました。
鳴水谷林道入口にはゲートがあって、車は入れません。
さらに、林道歩きでゆっくり登って50分、ようやく本当の登山口に到達します。
ちょっと分かりにくいのですが、右手に小さな案内標識が建っています。登山口標識がグラグラして
いたので、Y氏がキチンと建て直ししました。
登山口からはいきなりの急登で、細引きが垂らしてありますが、あまりあてにはなりません。その後は、登ったり
下ったりしながらいくつかの小ピークを越えて、標高を上げて行きます。山頂近くはガツンとした急登で、ここを登
りきったら山頂到達です。
1時間弱で登ることができま
す。いくつかピークを越えるので、累積標高差は680m
にもなります。
2)中岳(1,791m)・天狗ヶ城(1,780m)くじゅう連山 大倉 記
・日 時: 2月13日(火)
・メンバー: 吉武、高路木、橋本、大倉
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 牧ノ戸登山口~沓掛山~くじゅう分れ~御池~中岳~天狗ヶ城
・ 九州最高峰のくじゅうの中岳に登りました。牧ノ戸峠からのピストンです。
当初予定は、12日だったのですが、振替休日のため駐車場が混み合うことが想定されたので、平日に延期しました。おかげで到着したときには10数台と、余裕で停めることができました。
牧ノ戸登山口からは、最初はコンクリート舗装の坂を登ります。ここを登ると展望台に出ます。この日は晴れ、絶好の登山日和、くじゅう連山の山々と双耳峰の由布岳がクッキリ見え。気持ちよい登山になりそうです。
さらに登ると最初のピーク沓掛山です。この時期ですが、雪は殆ど残ってなく、ガチガチに凍っていたり、だんだん溶けて泥道になっているところもあり、少々歩きにくい登山道でした。
扇が鼻分岐。星生分かれを過ぎ、西千里浜を通過、久住避難小屋まで達します。昼には早いのですが、山頂は寒いだろうからと、避難小屋でランチタイムにしました。
正面に天狗ヶ城を見ながら、久住分かれを中岳方面に進みます。登り切ったとこ
ろで山頂下に御池が現れます。この時期凍り付いていることが多いのですが、このところ気温も高いので、氷は湖面に薄っすらと残っているだけでした。岸の近くで残っているところがあったので、氷上遊びまではいかないのですが、おっかなびっくりで氷に乗ってみました。
その後中岳に登り山頂からの景色を堪能、帰りは天狗ヶ城にも一登り、一路下山です。西千里浜から下は、登りの時には凍っていたのですが、午後には登山道は雪解けでドロドロしており、歩きにくい状態、少々疲れました
3)白石山(7391m)・トギシ山(410m) 臼杵市 大倉 記
・日 時: 2月18日(日)
・メンバー: 大倉単独
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 登山口~白石山~トギシ山~登山口
・臼杵市にある白石山(391m)トギシ山(410m)に登って来ました。
今回は、自宅(実家)から白石山に登るルートでチャレンジです。
自宅を出発し、40分ほどで登山口である広域農道の一本松峠まで歩いて行きます。
10台位は停められそうな駐車場があります。この日は2台留まっていました。
ここからから白石山へ登り始めます。樹林帯の中を登って行きます。途中2カ所の展望箇所があり海が見えてきて、標高がだんだん上がるのがわかります。
ようやく山頂到着、山頂には珍しく二人の登山者が休憩していて、佐伯から来たそうです。
白石山の山頂からは、臼杵湾のパノラマビューが広がります。臼杵湾に浮かぶ黒島、三ツ子島、津久見島や豊後水道の無垢島、保戸島などの島々を一望できます。私の好きな展望景色です。また、津久見方面に彦岳、臼杵市街地方面に鎮南山とがそびえています。
ちょっと休憩して、さらに奥へ進むと、一旦下ります。登り返していくと408mピークに到達します。先ほどの白石山が望め、臼杵中心部方面の展望が開けています。
408mピークからさらに奥へ進むと、登山道が続いていて踏み跡もしっかりしていて、赤テープもあります。ここからはトギシ山への登りは比較的緩やかで、約20分ほどで山頂に到着します。山頂は樹林で覆われて、展望はありません。
下山は、トギシ山から408mピークまで戻り、藤尾集落を通過してクネクネとした舗装道を下って広域農道を通って、自宅まで歩いて戻りました。
===・===
原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)
2024年2月会報
会 報
No460
Cima Eterna
2024. 2. 10
1982
大分山の会
1.2月例会 報告
1)日 時
・2月1日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、吉武、高路木、大倉、橋本(5名)
3)事務局連絡
① 3月例会
・日 時 ; 3月7日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
② 令和5年度 総会
・日 時 ; 3月30日(土)18:00~
・場 所 ; 事務局奥座敷
※皆さんの参加をお願いします。
4)山行計画
① 城山・百合の山・古城山・板川山・七つ石山縦走(大分百山 鹿鳴越連山 縦走)
・日 時 ; 令和6年3月24日(日)
・集 合 ; 山田湧水登山口(日出町) 9:00
・コース ; 山田湧水登山口~城山~百合の山~(鹿鳴越)~古城山
~板川山~七つ石山~山田湧水登山口
コースタイム 5時間
2.山行報告
1)津島畑山(506m 佐伯市 大分百山) 橋本 記
・日 時: 1月25日(木)
・メンバー: 高路木、橋本
・天 候: 晴れ
・コ ース : 登山口~山頂 ピストン
・ 西南戦争の戦跡も残る県境の峰 アプローチ 登山口は佐伯市の波当津浦にある。
東九州道を使い蒲江波当津浦IC出口から北に900m 1時間ほどで到着予定でしたが、ICを出て波当津浦の集落を抜け左に小学校跡地を見て500mほど行き、波当津川を渡る小橋を渡るはずが1つ手前の橋を渡り迷う。
集落で地元の人に尋ね、Googleで写真を確認しながら進む。
高速道の橋脚の下を通って進む先に登山口発見。Googleの投稿者は何と、大分山の会 大倉会長でした?
3台ほど駐車出来る駐車場の先まで行き駐車。準備してスタートまで2時間。
既に12時 駐車場??で軽く腹ごしらえを済ませ出発。
緩やかな登山道を進むと程なくして急な登りの山頂までは倒木が多く、目印のリボンも少なく迷いやすいところが多くありました。
ほぼほぼ登りの連続 標準タイム70分とありましたが、休憩なく登り2時間程かかりやっと山頂です。
展望はありませんが、背伸びすると僅かに波当津浦や深島が遠望出来ました。
山頂は草木に囲まれ風はさほど当たらず、昼食がゆっくりとれました。
下山はほぼノンストップで、1時間20分程です。
登り標準タイム110% 下山 130%
帰りはスムーズに東自動車道に乗り帰宅できました?
2)南平台(1,216m)・鶴見岳(1,374m 別府市 大分百山) 吉武 記
・日 時: 1月4日(木)
・メンバー: 吉武、高路木、橋本
・天 候: 曇り
・コ ー ス: 御嶽権現社登山口~御嶽権現社~南登山道分れ~踊り石~南平台~
南平台分れ~西の窪~馬の背~鶴見岳~南登山道分れ~
御嶽権現社登山口 周回コース
・ 今年2024年の初登山は高路木さんのお誘いで1月4日の鶴見岳となった。数日前の寒波で山頂付近には霧氷が出来ているかもしれない。鶴見岳には十数回登っているが、今回は御嶽権現社(火男火売神社)から踊り石、南平台経由で馬の背から鶴見岳に登り周回して下山する通常の標準コースとは逆コースで登ることにした。
別府から県道11号線(やまなみハイウェイ)で鳥居バス停の交差点を過ぎた直後の右側に御嶽権現社(火男火売神社)への参道車道が分岐している。舗装路を道なりに上がっていき、約1㎞後広い駐車場に着く。そこが登山口。標高700m付近。すでに車が数台留まっており、そのうちの1台の大型ワゴン車の10名くらいの団体(ガイド役の男性1名以外は女性)はみんなで準備運動中。聞けば福岡からの登山者とのこと。我々も早速、いつもはほぼやらないストレッチをして、出発。
10分程度で御嶽権現社に到着。登山の安全を祈願して、社殿の左脇へと進んだ。登山コースには一気登山の標識があり、“O地点海抜750m”と書いてある。一気登山出発地のA地点“的が浜(海抜0m)“から50mごとに建てられているらしい。最終標識がZ地点1,300mである。
権現社から約40分ほどで南登山道分れに到着。この分岐から、先ほどの団体は通常コースで鶴見岳の山頂に向かったが、我々3人は逆回りで南平台へと向かった。すぐに登山道は雪道に変わり景色が一変した。途中、リボンを探しながらも40分後“踊り石”に到着。
ここから先、一度道迷いしたが、何とか雪道の急坂を登って南平台に到着。山頂は我々の他には誰もいない。風が強いが、展望が良く、目の前に聳えている由布岳が堂々として清々しい。時刻もすでに11時半を回っていたので、ここで風除け場所を探して昼食とした。
写真撮影後、南平台から南平台分れ~西の窪~馬の背から鶴見岳山頂へ登った。馬の背の先では鶴見岳山頂から逆回りの福岡の女性団体と再度出会った。雪で足元が滑る地点で不安そうに下りていたので、我々は上りであったが、暫く待った。
ここから山頂までは近いが結構な急逆であった。途中、見事な霧氷を愛でながらやっと13時30分頃に鶴見岳山頂に到着した。
御嶽権現社から出発したこのコースは昼食休憩も入れて4時間強も経っての到着であった。
この逆コースを登る人はほとんどいないらしいが、通常コースに飽きた人にはお勧めのコースである。
3)月出山岳(カントウダケ 708.7m 日田市・玖珠町 大分百山) サコ 記
・日 時: 1月1日(月)
・メンバー: サコ単独
・天 候: 曇り
・コ ー ス: 登山口~第三坊主~第二坊主~第一坊主~登山口
はじまり
山の会で行けなかった月出山岳を元旦登山にチョイスしました。
朝7時、大分県日田市に位置する月出山岳への登山を開始。天気は曇りでしたが、久しぶりの登山への期待と興奮で心は高まります。
※登山口から第三坊主へ
月出山岳の登山口から始まる登山道は、静寂と美しい自然に包まれていました。曇り空ゆえに山頂からの眺望は期待できませんでしたが、自然の中を歩く喜びを感じながら、第三坊主に到達しました。
第三坊主の光景
第三坊主からは、樹木に覆われた山肌が迫力を感じさせます。登りながら寒さを感じながらも、自然の美に触れることで心が温まります。
腐食して上れなくなった展望台があり、特に標識もない場所でしたが、開けた光景を見て、晴れたらよかったのになと思いつつ、小雨が降ってきて先を急ぎます。
第二坊主へ 第二坊主
第三坊主から続く尾根を進み、次に目指すのは第二坊主です。登山中は他の登山者には出会わず、静かな時間が流れていました。山肌の変化や道のりの違いが、登山の醍醐味となりました。大きな石があって、とりあえず写真を撮ったりしてゆっくり登山です。
登山の途中で
途中、立ち寄った休憩ポイントでは、自家製のおにぎりと温かいお茶で体を温めました。元旦の登山は、冷え込みが厳しく感じました。
第一坊主への最終段階 第一坊主
第二坊主を過ぎ、最後の区間となる第一坊主へ向けて進みます。緩やかな道でしたが、単独登山の利点は自分のペースでのんびりと進めること。周囲の自然と一体になりながら、心地よい疲労感を味わいました。
山頂到達 山頂の眺め
ついに月出山岳の山頂に到達しました。残念ながら曇り空でしたが、達成感と満足感でいっぱいです。山頂での風景は雲に包まれていましたが、それもまた山の神秘的な雰囲気を醸し出していました。お正月なので、凧上げしようとチャレンジしましたが、まったく風がなく凧上げ断念。
下山
山頂での休息後、ゆっくりと下山を開始しました。下りは注意が必要でしたが、登りとは異なる景色や感覚を楽しみながら、無事に登山口に戻りました。
総括
曇り空でしたが、単独登山の静けさと自然との一体感を味わいながら、月出山岳の頂上に立つことができました。次回は晴れた日にリベンジしたいと思いながら、
年始の山行を終えました。
4)一尺八寸山(ミオウヤマ 中津市 706.7m) サコ 記
・日 時: 1月1日(月)
・メンバー: サコ単独
・天 候: 曇り
・コ ー ス: 登山口~一尺八寸山 ピストン
初めての一尺八寸山
愛する山の会で行けなかった大分県日田市の一尺八寸山に挑戦しました。気になる天気予報に期待と不安が入り混じりました。
登山口からの出発
12時、一尺八寸山の登山口に到着し、登山のスタートです。初めての山に胸が高まり、未知の冒険へのワクワク感が広がりました。
登山道の難易度
未知の山を進む中で、一尺八寸山の登山道は変化に富んでいました。急な坂道や緩やかな登りなど、様々な地形が楽しめ、山の魅力に触れました。
一尺八寸山の特徴
山頂に近づくにつれて、山の神秘的な雰囲気に感動しました。
山頂到達
誰とも出会さない山道の末、一尺八寸山の頂上に到達しました。晴天なら360度のパノラマが広がると期待するも、周りは森。それでも山頂で凧上げチャレンジするも木だらけで断念、写真を撮りながら思い出に残す瞬間となりました。
一尺八寸山
下山と感想
頂上での休息の後、慎重に下山を始めました。一尺八寸山の魅力を存分に楽しんだ後、無事に登山口に戻りました。この後、日田の天ヶ瀬温泉の宿に宿泊。着いてビールを開けた瞬間に地震の速報。正月番組も見ることできず、酔った勢いで20時就寝。そんな元旦を過ごしました。
天ヶ瀬温泉の宿からの眺め
総括
一尺八寸山への挑戦は、新たな山の魅力に触れる良い機会となりました。天気が曇りだったために眺望が制限されましたが、次回は晴天を期待して再び訪れたいと思います。
5)羅漢寺山(345.7m 中津市 ) サコ 記
・日 時: 1月2日(火)
・メンバー: サコ単独
・天 候: 寒冷で晴れ
・コ ー ス: 上り;羅漢寺登山口~山頂 下り;リフト
冒険の始まり
朝10時、大分県中津市の羅漢寺山に挑戦するために登山口に到着しました。寒さを感じながらも、晴天の下での登山に期待と興奮が高まります。
踏み跡の中を進む
初めは林道を歩いていましたが、途中からようやく山道となり、その先の登山コースは踏み跡が少なく、一部で迷いながら進む中で、自然の中に身を置く感覚が味わえました。周囲の静寂と雄大な自然に包まれながら、頂上を目指しました。
寒風に吹かれながらの頂上
頂上に向かう道中、寒風に吹かれながらも登山者としての意地を感じました。頂上からの景色素晴らしく森の中、凧を出すことすらしませんでした。そんな羅漢寺山の雄大な姿を堪能しました。
羅漢寺山山頂
リフトを活用した下山
下山はまた迷いながらも、リフト乗り場へ。リフトを利用して一気に下山しました。リフトからの眺めは、山の美しさをさらに感じさせ、エキサイティングな経験となりました。
リフト
羅漢寺でのお参り
下山後、羅漢寺で心を静め、お参りをしました。羅漢寺の風景や歴史的な建造物は圧巻であり、その美しさに感動しました。山岳信仰と文化の融合がここには感じられます。昨年から参拝許可証と靴の制限があり、訪れるお客さんの半分は返されていました。皆様も行く時はスニーカーでどうぞ。
総括
寒冷な中での挑戦と冒険が、羅漢寺山の頂上でのプチ遭難でのドキドキや、羅漢寺
での心の安らぎとして報われました。リフトを活用したスマートな下山は、新たな登山体験となりました。自然と歴史、そして冒険を楽しむ素晴らしい一日でした。
6)令和6年新年会 大倉 記
・日 時: 1月13日(土)
・メンバー: 岩田、城全多美、池田、城全統一、吉武、高路木、大倉、河野、橋本
・2024年1月13日(土)、大分山の会新年会が開催されました。新型コロナウイルスの影響で、このところ中止を余儀なくされましたが、今年は感染対策を講じたうえで開催することができました。
会場は、山の会事務局の奥座敷です。大分山の会は、発足以来40年以上続いている歴史ある会ですが、メンバーの多くは還暦を過ぎており、平均年齢は65歳を超えています。そのため、感染対策には特に気を遣いました。
全員集合
当日は、メンバー9名が出席。久しぶりに対面で顔を合わせる会員もいて、近況報告や山談義に花を咲かせました。また、今年の山行計画についても話し合い、直近の久住中岳御池の氷上遊びや祖母傾縦走などの希望を出し合いました。
会長挨拶
歓談中
食事は、メインのオードブルは専門店から配達してもらったのですが、恒例の城全夫人のポテトサラダや橋本さんの焼き芋、岩田さんの豚汁、大根の酢漬けなどの女性陣ご提供の料理など美味しく頂きました。
ご馳走
新年会は、午後10時に終了。メンバー全員が笑顔で会場を後にしました。
「今年は、コロナにかからないように気をつけて、たくさん山に行きたいですね。」
山の会のメンバーは全員が山登りが大好きで、山登りをとおして、仲間との絆を深めています。今年も、メンバー全員が元気で山登りを続けられることを願っています。
===・===
原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)
2024年1月会報
会 報
No459
Cima Eterna
2024. 1. 15
1982
大分山の会
1.1月例会 報告
1)日 時
・1月4日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、吉武、高路木、大倉、橋本(5名)
3)事務局連絡
① 2月例会
・日 時 ; 2月1日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
② 令和5年度分 会費納入のお願い。
令和5年度の会計収支報告書の作成にあたり、令和5年度分会費未納の方
(1月15日現在6名)
は大変 恐縮ですが、3月15日までに納付をお願いいたします。
会の運営にご協力頂き、有難うございます。
4)山行計画
① 城山・百合の山・古城山・板川山・七つ石山縦走(大分100山)
・日 時 ; 令和6年1月 日時は未定(グループラインで連絡)
・集 合 ; 山田湧水登山口(日出町) 9:00
・コース ; 山田湧水登山口~城山~百合の山~(鹿鳴越)~古城山
~板川山~七つ石山~山田湧水登山口
コースタイム 5時間
② くじゅう連山 中岳(御池)
・日 時 ; 令和6年2月12日(月)
・集 合 ; 牧ノ戸 8:30
・コース ; 牧ノ戸登山口~沓掛山~(久住分れ)~御池~中岳~牧ノ戸登山口
コースタイム 5時間30分
2.山行報告
1)蛇越岳(816m)・堂尾台(691m)・野稲岳(1,038m)・立石山(1,024m) 大倉 記
・日 時: 12月13日(水)
・メンバー: 吉武、高路木、大倉、橋本、飯沼、榎木園
・天 候: 晴れ
・コ ース : 野稲岳 蛇越岳林道入口→蛇越岳→堂尾台→野稲岳 ピストン
立石山 蛇越岳林道入口→1003mピーク→立石山→林道入口
・ やまなみハイウェイの小田の池、山下池近くの山野稲岳、蛇越岳に登って来ました。ついでに時間に余裕があったため、登山口から反対側にある立石山にも登って来ました。この立石山、大分百山の立石山(1,070m)とは違う山で、少々低い山です。
湯平温泉から県道537号線でやまなみハイウェイまで登り、水分峠の方に少し戻って、左手に林道に入ります。数分走ると、立石池の奥に蛇越林道入口があります。ここに車が数台停められるスペースがあり、ここが登山口になります。標高は870mほどのところになります。
登山口駐車場
まずは蛇越岳に登ります。林道入口はゲートで封鎖されているのですが、大分百山の野稲岳に登る人は林道を行く人が少なくないようです。我々は林道を逸れて、右の樹林帯の中の登山道に進みます。すぐに傾斜がきつくなって、雨上がりのため多少滑りやすくなっています。急登になっている箇所にはトラロープが張られていて、時に掴まりながら登って行きます。厳しい急坂を登って、20分余りで蛇越岳山頂です。山頂は樹林に覆われているためあまり展望はないのですが、樹間に由布岳が見え、双耳峰の形がよくわかります。右側の方が高く見えていて、右が西峰か東峰かちょっと議論になりました。蛇越岳は由布岳の南西部に位置するので、右に見えるのが東峰になるのですが、本来は高いはずの西峰が低く見えていました。
蛇越岳への登り
小休止の後、ここを下り、次に向かいます。また急坂になっていて、恐る恐る下って行きます。多少緩やかになってくると、道はわかりにくくなってきます。植林帯と自然林との境界辺りが登山道になっているようなんですが、目印のテープを探しながら進んで行きます。やがて平坦になり、多少登りになったかなと思っていると、ピークらしくないところに堂尾台の標識があり、そこからまた緩やかな下りになります。鞍部辺りで、蛇越岳林道に出ます。ここからは林道をクネクネと登って、電波塔が見えると、そこが野稲岳山頂になります。この日は、ちょうど工事の日に当たっていて、工事業者が到着していました。電波塔の建物の裏側が山頂になります。山頂は木々が一杯で、何も展望はありません。工事業者が電波塔に登っていました。我々も登らせてくれないかなと思ったのですが、無理でしょう。空いたスペースでランチタイムとしました。ゆっくり休憩・食事をして、下山します。下山時一部林道横の山林の中を歩いて下り、鞍部でまた登山道の方に戻り、堂尾台、蛇越岳と越えて、林道入口まで戻って来ました。
蛇越岳山頂
野稲岳電波塔
野稲岳山頂
そして次は立石山です。道路から薄っすらととある目印を頼りに山林に入っていき、ゆっくり登って行きます。しばらく登ると、正面に大きな岩が立ちはだかります。この大岩が、立石山や立石池の名前の由来かもしれません。この岩を左に巻き、登って行くと、1,003mピークに到達します。ここからは、大きく迂回して緩やか下って、登り返して立石山山頂に到達します。ここもまばらな樹林に囲まれて、樹間に先ほど登った蛇越岳や由布岳を望むことができました。コーヒーを頂きながら、しばらく休んで、下山します。下山は立石池の方に真っ直ぐ下ります。かなりの急坂なので注意しながら下って行きます。林道近くはロープを使って下ります。そして、無事登山口に戻って来ました。
大きな岩(立石?)
蛇越岳・由布岳
2)経塚山(612m 日出町 大分100山) 大倉 記
・日 時: 12月16日(水)
・メンバー: 吉武、高路木、大倉
・天 候: 曇り時々小雨
・コ ー ス: 法花寺運動公園→十三仏→奥の院→経塚山→経塚山テラス ピストン
・ 日出町の経塚山に登って来ました。経塚山といえば、ミヤマキリシマが一番早く
咲く山として有名で、GW頃には登山者が少なくありません。ただ、県道山香線が
すぐ山の裏を走っていて、近くにアンテナ塔もあることから、駐車場から15分程
度で山頂に到着するという山登りともいえない短さです。ただ、今回は比較的新しく開発された表の法花寺運動公園(標高200m付近)から登ることにしました。
国道10号線から日出町に入り、豊岡小学校の方に上がります。東九州道の高架下をくぐると法花寺運動公園です。10台ほど停められるスペースがあり、そこに停めておきます。犬が飼われていて、たまに人が来たことで嬉しいのか、「ワンワン」吠えます。ここからは、コンクリート舗装された道を登って行きます。軽自動車だったら登れる位の幅しかないのですが。舗装道の終点が十三仏、本来13体の石仏があるのでしょうが、全部は確認できません。この先は岩場登りのようになっていますが、初めは階段状になっています。少し登ると鎖が2本続く鎖場で、ここを越えると登山道になります。狭い石段が現れ、ここを登り切ったところが奥の院のようです。とはいっても、石祠が2,3あるだけの場所でした。
法花寺公園から高崎山
(高速道路の橋脚が額縁のよう)
十三仏
奥の院への階段
いよいよここからが本格的な登山になります。登山道はグンと勾配がきつくなっていきます。ずっとトラロープが張っており、掴まりながら登って行きます。ここで一気に標高をあげていきます。かなり疲れたという頃、ちょっとした展望広場に出ます。手作り展望台です。ここで、一休みしていきます。ここからはゆっくりとした登りで、ほどなく次の広場に出ます。桜の木を植林していて、ここから登山道横に続いています。高さが2m前後に成長しているので、春にはピンクのサクラを眺めながら歩くことができるかもしれません。さらに登って行くと、経塚山の山頂下に出ます。そして、山頂到着です。曇りでしたが、なかなかの展望です。
急登な登山道
手造り展望台
経塚山
ここから、七ツ石山の方に向かって、車道を通らずに行ける登山道を整備したということから、その道を確認しに歩きました。下って車道に出る手前を右手に入ると、展望の道になっていて、日出の街並みから別府湾を眺めながら歩けるとても素敵な道でした。アンテナ塔横の駐車場のところが経塚山テラスと名付けられた広場になっています。その先の方まで道が続いていて、急坂になっていますが一旦ここを下って、七ツ石山まで行けるようです。ここから引き返して、登ってきた道を下りました。
ミヤマキリシマ
パノラマ道からの展望
下りの途中で、帆足万里の塾跡があるということで、見学がてら行ってみようと一旦そちらに向かいました。崩れかけたトラバース道を注意しながら歩いていくと、分岐点で出て、案内標識がありここからさらに登り15分ということ、今回はパスすることにしました。そして法花寺公園まで下って来ました。
ところで、十三仏とは何だろうってことで、調べてみました。
十三仏とは故人の供養(初七日から三十三回忌)を司る仏様のことで、順番に不動明王(初七日)、釈迦如来(二七日)、文殊菩薩(三七日)、普賢菩薩(四七日)、地蔵菩薩(五七日)、弥勒菩薩(六七日)、薬師如来(四十九日)、観音菩薩(百箇日)、勢至菩薩(一周忌)、阿弥陀如来(三回忌)、阿?如来(あしゅくにょらい、七回忌)、大日如来(十三回忌)、虚空蔵菩薩(三十三回忌)のことだそうです。
===・===
原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)
2023年12月会報
会 報
No458
Cima Eterna
2023. 12. 15
1982
大分山の会
1.12月例会 報告
1)日 時
・12月7日(木) 19:00~
2)出席者
・吉武、高路木、大倉、河野、橋本(5名)
3)事務局連絡
① 1月例会
・日 時 ; 1月4日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
② 新年会
・日 時 ; 1月13日(土)18:00~
・場 所 ; 事務局奥座敷 出欠連絡は1月7日までに事務局岩田さんに
電話orメール(LINE)でお願いします
③ 退会者
・染矢 佳郎(大分市横尾) 11月30日付
一身上の理由で退会されました。
4)山行計画
① 城山・百合の山・古城山・板川山・七つ石山縦走(大分100山)
・日 時 ; 令和6年1月 日時は未定(1月4日の例会で決定)
・集 合 ; 山田湧水登山口(日出町) 8:00
・コース ; 山田湧水登山口~城山~百合の山~(鹿鳴越)~古城山
~板川山~七つ石山~山田湧水登山口
コースタイム 5時間
2.山行報告
1)宝山(816m)・大岩扇山(691m) 九重町の山 大分100山 大倉 記
・日 時: 11月12日(日)
・メンバー: 吉武、高路木、大倉、橋本、サコ(宝山)
・天 候: 曇り時々小雨
・コ ー ス: 宝山 宝八幡宮→宝山山頂→妙見宮→宝八幡宮 ピストン
大岩扇山 大岩扇山登山口→山頂 ピストン
・ 11月12日、九重町の宝山・大岩扇山に登って来ました。いずれも大分百山の1座になります。宝山には、源平合戦で敗れた平家の落人が、平家再興のために持ち帰った財宝を山中あちこちの洞窟に隠したことから、宝の山→宝山になったという言い伝えがあるそうです。
宝山の中腹には、宝八幡宮があり、そこが登山口になります。宝八幡宮の駐車場に向けて、210号線に入ります。九重町まで走り宝八幡宮の駐車場まで登ります。
先ずは、宝八幡宮に参拝します。宝くじを買うとご利益がありそうな名前ですが、どうなんでしょう?小さな鳥居があり、くぐると開運・商売繁盛のご利益があるとのことです。また、幸運をもたらすと言われている白イノシシが2頭飼われていています。アジサイも1万株も植えられているとのことで、見どころの多い神社でした。チラチラと小雨が落ちていて、若干躊躇したのですが、宝八幡宮の奥宮とされる妙見宮の鳥居をくぐって、出発です。
緩やかに登る細道が続いて、八坂神社、淡路島神社、龍田神社、神産霊神社、高産霊神社と続いて(それぞれ神社と名付けてはいるものの、小さな石祠があるだけですが)、「山頂→」の標識に従って山道に入ります。歩いている人も多くはないのでしょう、踏み跡もよくわかりませんが、枝に巻きつけられた赤テープを頼りに荒れた斜面を登っていきます。岩登りの箇所もありながら、山頂近くになると植林帯に入ります。山頂近くには林道跡も通っていて、その林道跡をゆっくり登って、山頂です。一帯が植林帯になっていて、展望もなく、チラチラと小雨も降りやまないため、コーヒーを一杯いただいて、山頂写真を撮り、早々に下山します。
途中、細道まで戻って、妙見宮方向に緩やかに登って行きました。ちょっと歩きにくいところもあったのですが、着いたところは、社はなく洞窟のようになったところに小さな石像を祀っているだけでした。宝山の謂れを書いた木札が建っていました。一気に宝八幡宮まで下り、宮司さんから色々と話を伺い、七五三の時期ということもあり、千歳飴もみやげにいただきました。下の神楽殿まで下り、その横でランチタイムにしました。
その後、大岩扇山の登山口まで移動、道路端に駐車して、出発です。すぐに八丁坂という石畳のゆるい上り坂があります。ここは、森藩が参勤交代の時に使用した道で、その時代の名残りの石畳が残っている。八丁坂の右手は杉の植林帯になっていて、この日もエンジン音を鳴り響かせながら間伐材の伐採が行われていました。峠のピークに達すると左手に折れる道があり、そちらに進みます。ゆるい大地のようになって、一面にシイタケ栽培の原木として利用されるであろうクヌギが植林されています。そんなクヌギ林の中に山頂がありました。こちらも山頂からの展望はなく、山頂写真を撮って、下山しました。
帰路、途中にあるからということで、夏になると子供たちが滝を滑り台にして遊んでいるので有名な竜門の滝見物をしてきました。流石にこの時期は若干の観光客がいるだけで寂しい佇まいでした。
今回登った2山、先の文中にも書きましたが、それぞれ歴史的に価値あるところがある点で、大分百山に選定されているものと考えられました。
宝八幡宮
宝八幡宮鳥居くぐり
幸運をもたらす白い猪
妙見宮鳥居
急登
岩越え
宝山山頂
妙見宮
大岩扇山への登山道 八丁坂
(参勤交代時の石畳路)
大岩扇山山頂
龍門の滝
2)鎮南山(536m 臼杵市の山 大分100山) 大倉 記
・日 時: 11月15日(日)
・メンバー: 大倉、友人1名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 鎭南山登山口→塔尾山→鎭南山山頂→山庵寺→鎭南山登山口
・ 11月15日、臼杵市の裏山である鎭南山に登ってきました。友人が所属する山
の会で鎭南山に登る予定で山行計画書の担当になっているということで、下見に登
るそうです。準備をきちんとする山の会で、感心しました。その下見登山に、同行
することになりました。
登山口の駐車場に集合、既に5~6台留まっていて、平日なのにそこそこ賑わっていました。東九州自動車道の上を通り、登山口に出ます。谷側の登山道と階段で登る登山道とあり、谷側の道を登りました。整備された登山道で、登っていきます。やがて登山道から左方向に「リトル鎭南山」の標識があり、下見ということもあり、ちょっと寄っていきました。
数分歩くと、展望が開ける地点で、そこがリトル鎭南山になります。山の中腹の展望台といった場所でしょうか。ちょっとだけ展望を眺めて、登山道に戻り、再び登り始めます。ゆっくりとした登りが続きます。水?地蔵、八合目地点まで来ると山庵寺方面との分岐箇所で、塔尾山に向かって左に折れここをグンと登ります。ジグザグに登って行くとほどなく九合目、そして鎭南山本峰との分岐で、まずは塔尾山に進みます。そしてグンと展望が開けた塔尾山に到着です。
我々と同じころ出発していた地元の女性二人組が先に登っていて、ここまでで下山していきました。地元の人は、鎭南山までは登らずより展望のいい塔尾山までの人が少なくないようです。水分補給し、小休止しながら展望を楽しんだ後、鎭南山に向けて再出発です。分岐箇所まで下り、さらに鞍部地点まで下がって、登り返しです。ゆっくりとした登り返しで、山頂が近づくとやや傾斜をあげて登ります。そして山頂です。
山頂は一部樹木を伐採していますが、あまり展望はありません。軽くランチタイムを摂り、コーヒーを一杯飲んで再出発です。展望台方面の案内標識があるので、そちらに向かってみます。すぐに着きますが、あまりよい展望ではなく、やはり塔尾山からの展望には及びません。元に戻り、下りは山庵寺の方に下山します。
こちらはやや急坂になっているので、注意しながら下って行きます。やがて、林道の三叉路まで下り、山庵寺方面に進みます。やがて到着、古拙然とした山寺です。
誰もいない静かな寺、しばし静粛に浸り、心を清めたような気がします。それから下山、トラバースになった登山道を水?地蔵の地点まで進むと、塔尾山の下まで来ます。
ここからは登って来た道を引き返しました。
鎮南山登山口
塔尾山山頂
臼杵市街地展望
鎮南山山頂
山庵寺
3)樋桶山(877m 耶馬渓町の山 大分百山) 大倉 記
・日 時: 11月23日(木)
・メンバー: 高路木、大倉
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 樋桶山登山口手前駐車場→登山口→樋桶山 ピストン
・ 11月22日、耶馬渓町の樋桶山に登って来ました。大分百山の1座になります。
玖珠町から県道28号線を耶馬渓方面に進みます。紅葉の名所一目八景を通り過ぎ
て北上します。一目八景では、ちょうど紅葉の時期にもあたり、またちょうど休日
でもあることから、結構混んでいて、駐車場探しの車がウロウロしていました。
断崖絶壁の岩を眺めながら通り過ぎましたが、紅葉はあまりいい色にはなっていませんでした。ここからまだ奥の方(福岡県方面)にどんどん進み、一部開通している中津日田道路を少し走って、耶馬渓町樋山路方面に入ります。樋桶山登山口の案内板が出て来るので、それに従って狭い道を登って行きます。やがて林道になって、両側からススキの葉が道路に覆いかぶさって来だしたので、かなり広めのスペースがあるところ(登山口から1km余り手前でしたが)で、車を停めました。
舗装道を登って20分ほどで登山口に到着、ここからスタートします。登山道に入ると、いきなり草茫々で、藪漕ぎ状態です。小さな松も生えてきていて、そのままだと登山道がわからなくなってしまいそうです。少し登って行くと小さな広場に出て、ベンチもあります。展望写真も立派なのが設置されていますが、かつては見えていたであろう方向も雑木が育ってきていて、展望は望めません。設置当時の状況からはかなり悪くなっています。「樋桶山の発展を考える会」の案内看板があったのですが、その会ももう機能していないのでしょう。
なんとなく登山道らしき道を進んでいくと、やがて傾斜がきつくなっていきます。踏み跡も薄く殆どわからなくなってきますが、一部張られているロープをたどったり、所々にあるピンクテープを頼りに登って行きます。限界ギリギリの登りが続きます。そんな厳しいルートを越えて行って、ようやく山頂到達します。頂上も樹林に覆われ全く展望もありません。
チャチャっと食事をし、頂上写真を撮って、下山します。急傾斜地の下山になるので、十分な注意が必要でした。標高低い山ですが、なかなかに厳しい山でした。
帰途、国道500号線を通って、院内~安心院を経由して、途中日本百名瀑の東椎屋の滝を眺めて、帰って来ました。東椎屋の滝、落差85mの壮大な滝で、数組の観光客も訪れていて、人気のスポットでした。
樋桶山登山口
山頂下登山道
樋桶山山頂
紅葉
途中見えた山(山名不明)
東椎屋の滝
4)大岩(233m 臼杵市の山) 大倉 記
・日 時: 11月23日(木)
・メンバー: 大倉、亀城学園同級生8名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 大岩臨時駐車場(登山口)→氷倉跡→大岩山頂 ピストン
・ 11月29日、臼杵市の高齢者の学校「亀城学園」4年生のメンバー9名で、臼杵市の里山、大岩に登ってきました。4年生は全員で12名なので、かなりの高参加率です。ちなみに、一人は86歳女性、後は退院後間もない女性、もう一人は脊柱管狭窄症を患っている男性、彼ら以外は参加ということでした。日常的によく歩いている女性が一人いるだけで、後は普通の生活をしているだけで、大丈夫かなと多少心配でもありましたが。
臼杵中央公民館に集合、車2台で大岩登山口の駐車場に向かい、ここから出発です。登山口には、木や竹で作った杖がたくさん用意していて、各自必要な本数取っていました。大岩の登山道を整備している多々良会が準備しているそうです。
最初は狭いコンクリート道の登り坂です。柿の木や銀杏の木などの樹木があって、枯葉が道路に積もっている箇所もありました。以前は畑地であったようで、今はもう放棄地になっていました。やがて、普通の登山道になりますが、整備されていて歩きやすい登山道です。
途中、多少疲れを覚える人も出てきたところから、氷倉跡(氷室跡)で一旦休憩です。さらに、登って行くと、緑が輝く綺麗な竹林地帯を通って登ります。やがて山頂近くになると、ツツジやドウダンツツジを植栽していて、春の花の時期が楽しみです。そして山頂到着。
山頂からは、臼杵市街地の展望が拡がっていて、気持ちよく眺めを楽しめます。
そしてランチタイムです。女性陣がたくさん弁当やらお握りやら用意してくれていて、お腹いっぱいになる位ありました。最後に集合写真を撮って、下山です。
そして、予定より早く全員、無事下山。
参加者の皆さん、全員次も行こうという声をあげてくれました。軽いハイキングとはいえ、ほぼ未経験者(それも60代後半~80代の高齢者)に声をかけて、これだけ多くの参加者を得て無事に実行することができたのは、とても良かったです。
今後は、徐々に山の高さを上げた山を企画しようかなとも、また亀城学園全体に声掛けしてみようかなどと考えています。そうなると、全学年で600人位はいるので、一体全体何人のパーティになるのか、期待と不安の入り混じっている気持ちです。
大岩登山口
登山道
大岩山頂
臼杵市街地展望
5)双石山(509m 宮崎県の山) 池田 数美 記
・日 時: 11月11日(土)
・メンバー: 池田単独
・天 候: 快晴
・ 双石山(ぼろいし山)。登山口10時42分発、11時50分小屋、12時12分山頂着、
12時15分山頂発、13時23分登山口着。
2週間前に高千穂の峰に登ったのでこの調子で体力をつけようと未だ高千穂の峰後遺症ヘルペスも治っていませんでしたがNHK100低山で放送され、面白い岩場があるとの事で気になっていたので登ってみる事に。
奇岩の岩場をぬけて歩いていると足元に小さいへびが、うわーっと叫びよく見るとルートの分かれ目。そうだへびが行った方のルートにしようと思っていたら分岐の木の真下に小さい穴がありその中に入って行きました。ここが巣穴なんだと‥でどうしょう?岩場コースを行く事にしました。
その後稜線に出ると山頂まで未だーと思わず言ってしまうようなアップダウンの長い道のりでした。帰りはハシゴコースを選び下山しました。
双石山の奇岩
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原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)