日記
2023年12月会報
会 報
No458
Cima Eterna
2023. 12. 15
1982
大分山の会
1.12月例会 報告
1)日 時
・12月7日(木) 19:00~
2)出席者
・吉武、高路木、大倉、河野、橋本(5名)
3)事務局連絡
① 1月例会
・日 時 ; 1月4日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
② 新年会
・日 時 ; 1月13日(土)18:00~
・場 所 ; 事務局奥座敷 出欠連絡は1月7日までに事務局岩田さんに
電話orメール(LINE)でお願いします
③ 退会者
・染矢 佳郎(大分市横尾) 11月30日付
一身上の理由で退会されました。
4)山行計画
① 城山・百合の山・古城山・板川山・七つ石山縦走(大分100山)
・日 時 ; 令和6年1月 日時は未定(1月4日の例会で決定)
・集 合 ; 山田湧水登山口(日出町) 8:00
・コース ; 山田湧水登山口~城山~百合の山~(鹿鳴越)~古城山
~板川山~七つ石山~山田湧水登山口
コースタイム 5時間
2.山行報告
1)宝山(816m)・大岩扇山(691m) 九重町の山 大分100山 大倉 記
・日 時: 11月12日(日)
・メンバー: 吉武、高路木、大倉、橋本、サコ(宝山)
・天 候: 曇り時々小雨
・コ ー ス: 宝山 宝八幡宮→宝山山頂→妙見宮→宝八幡宮 ピストン
大岩扇山 大岩扇山登山口→山頂 ピストン
・ 11月12日、九重町の宝山・大岩扇山に登って来ました。いずれも大分百山の1座になります。宝山には、源平合戦で敗れた平家の落人が、平家再興のために持ち帰った財宝を山中あちこちの洞窟に隠したことから、宝の山→宝山になったという言い伝えがあるそうです。
宝山の中腹には、宝八幡宮があり、そこが登山口になります。宝八幡宮の駐車場に向けて、210号線に入ります。九重町まで走り宝八幡宮の駐車場まで登ります。
先ずは、宝八幡宮に参拝します。宝くじを買うとご利益がありそうな名前ですが、どうなんでしょう?小さな鳥居があり、くぐると開運・商売繁盛のご利益があるとのことです。また、幸運をもたらすと言われている白イノシシが2頭飼われていています。アジサイも1万株も植えられているとのことで、見どころの多い神社でした。チラチラと小雨が落ちていて、若干躊躇したのですが、宝八幡宮の奥宮とされる妙見宮の鳥居をくぐって、出発です。
緩やかに登る細道が続いて、八坂神社、淡路島神社、龍田神社、神産霊神社、高産霊神社と続いて(それぞれ神社と名付けてはいるものの、小さな石祠があるだけですが)、「山頂→」の標識に従って山道に入ります。歩いている人も多くはないのでしょう、踏み跡もよくわかりませんが、枝に巻きつけられた赤テープを頼りに荒れた斜面を登っていきます。岩登りの箇所もありながら、山頂近くになると植林帯に入ります。山頂近くには林道跡も通っていて、その林道跡をゆっくり登って、山頂です。一帯が植林帯になっていて、展望もなく、チラチラと小雨も降りやまないため、コーヒーを一杯いただいて、山頂写真を撮り、早々に下山します。
途中、細道まで戻って、妙見宮方向に緩やかに登って行きました。ちょっと歩きにくいところもあったのですが、着いたところは、社はなく洞窟のようになったところに小さな石像を祀っているだけでした。宝山の謂れを書いた木札が建っていました。一気に宝八幡宮まで下り、宮司さんから色々と話を伺い、七五三の時期ということもあり、千歳飴もみやげにいただきました。下の神楽殿まで下り、その横でランチタイムにしました。
その後、大岩扇山の登山口まで移動、道路端に駐車して、出発です。すぐに八丁坂という石畳のゆるい上り坂があります。ここは、森藩が参勤交代の時に使用した道で、その時代の名残りの石畳が残っている。八丁坂の右手は杉の植林帯になっていて、この日もエンジン音を鳴り響かせながら間伐材の伐採が行われていました。峠のピークに達すると左手に折れる道があり、そちらに進みます。ゆるい大地のようになって、一面にシイタケ栽培の原木として利用されるであろうクヌギが植林されています。そんなクヌギ林の中に山頂がありました。こちらも山頂からの展望はなく、山頂写真を撮って、下山しました。
帰路、途中にあるからということで、夏になると子供たちが滝を滑り台にして遊んでいるので有名な竜門の滝見物をしてきました。流石にこの時期は若干の観光客がいるだけで寂しい佇まいでした。
今回登った2山、先の文中にも書きましたが、それぞれ歴史的に価値あるところがある点で、大分百山に選定されているものと考えられました。
宝八幡宮
宝八幡宮鳥居くぐり
幸運をもたらす白い猪
妙見宮鳥居
急登
岩越え
宝山山頂
妙見宮
大岩扇山への登山道 八丁坂
(参勤交代時の石畳路)
大岩扇山山頂
龍門の滝
2)鎮南山(536m 臼杵市の山 大分100山) 大倉 記
・日 時: 11月15日(日)
・メンバー: 大倉、友人1名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 鎭南山登山口→塔尾山→鎭南山山頂→山庵寺→鎭南山登山口
・ 11月15日、臼杵市の裏山である鎭南山に登ってきました。友人が所属する山
の会で鎭南山に登る予定で山行計画書の担当になっているということで、下見に登
るそうです。準備をきちんとする山の会で、感心しました。その下見登山に、同行
することになりました。
登山口の駐車場に集合、既に5~6台留まっていて、平日なのにそこそこ賑わっていました。東九州自動車道の上を通り、登山口に出ます。谷側の登山道と階段で登る登山道とあり、谷側の道を登りました。整備された登山道で、登っていきます。やがて登山道から左方向に「リトル鎭南山」の標識があり、下見ということもあり、ちょっと寄っていきました。
数分歩くと、展望が開ける地点で、そこがリトル鎭南山になります。山の中腹の展望台といった場所でしょうか。ちょっとだけ展望を眺めて、登山道に戻り、再び登り始めます。ゆっくりとした登りが続きます。水?地蔵、八合目地点まで来ると山庵寺方面との分岐箇所で、塔尾山に向かって左に折れここをグンと登ります。ジグザグに登って行くとほどなく九合目、そして鎭南山本峰との分岐で、まずは塔尾山に進みます。そしてグンと展望が開けた塔尾山に到着です。
我々と同じころ出発していた地元の女性二人組が先に登っていて、ここまでで下山していきました。地元の人は、鎭南山までは登らずより展望のいい塔尾山までの人が少なくないようです。水分補給し、小休止しながら展望を楽しんだ後、鎭南山に向けて再出発です。分岐箇所まで下り、さらに鞍部地点まで下がって、登り返しです。ゆっくりとした登り返しで、山頂が近づくとやや傾斜をあげて登ります。そして山頂です。
山頂は一部樹木を伐採していますが、あまり展望はありません。軽くランチタイムを摂り、コーヒーを一杯飲んで再出発です。展望台方面の案内標識があるので、そちらに向かってみます。すぐに着きますが、あまりよい展望ではなく、やはり塔尾山からの展望には及びません。元に戻り、下りは山庵寺の方に下山します。
こちらはやや急坂になっているので、注意しながら下って行きます。やがて、林道の三叉路まで下り、山庵寺方面に進みます。やがて到着、古拙然とした山寺です。
誰もいない静かな寺、しばし静粛に浸り、心を清めたような気がします。それから下山、トラバースになった登山道を水?地蔵の地点まで進むと、塔尾山の下まで来ます。
ここからは登って来た道を引き返しました。
鎮南山登山口
塔尾山山頂
臼杵市街地展望
鎮南山山頂
山庵寺
3)樋桶山(877m 耶馬渓町の山 大分百山) 大倉 記
・日 時: 11月23日(木)
・メンバー: 高路木、大倉
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 樋桶山登山口手前駐車場→登山口→樋桶山 ピストン
・ 11月22日、耶馬渓町の樋桶山に登って来ました。大分百山の1座になります。
玖珠町から県道28号線を耶馬渓方面に進みます。紅葉の名所一目八景を通り過ぎ
て北上します。一目八景では、ちょうど紅葉の時期にもあたり、またちょうど休日
でもあることから、結構混んでいて、駐車場探しの車がウロウロしていました。
断崖絶壁の岩を眺めながら通り過ぎましたが、紅葉はあまりいい色にはなっていませんでした。ここからまだ奥の方(福岡県方面)にどんどん進み、一部開通している中津日田道路を少し走って、耶馬渓町樋山路方面に入ります。樋桶山登山口の案内板が出て来るので、それに従って狭い道を登って行きます。やがて林道になって、両側からススキの葉が道路に覆いかぶさって来だしたので、かなり広めのスペースがあるところ(登山口から1km余り手前でしたが)で、車を停めました。
舗装道を登って20分ほどで登山口に到着、ここからスタートします。登山道に入ると、いきなり草茫々で、藪漕ぎ状態です。小さな松も生えてきていて、そのままだと登山道がわからなくなってしまいそうです。少し登って行くと小さな広場に出て、ベンチもあります。展望写真も立派なのが設置されていますが、かつては見えていたであろう方向も雑木が育ってきていて、展望は望めません。設置当時の状況からはかなり悪くなっています。「樋桶山の発展を考える会」の案内看板があったのですが、その会ももう機能していないのでしょう。
なんとなく登山道らしき道を進んでいくと、やがて傾斜がきつくなっていきます。踏み跡も薄く殆どわからなくなってきますが、一部張られているロープをたどったり、所々にあるピンクテープを頼りに登って行きます。限界ギリギリの登りが続きます。そんな厳しいルートを越えて行って、ようやく山頂到達します。頂上も樹林に覆われ全く展望もありません。
チャチャっと食事をし、頂上写真を撮って、下山します。急傾斜地の下山になるので、十分な注意が必要でした。標高低い山ですが、なかなかに厳しい山でした。
帰途、国道500号線を通って、院内~安心院を経由して、途中日本百名瀑の東椎屋の滝を眺めて、帰って来ました。東椎屋の滝、落差85mの壮大な滝で、数組の観光客も訪れていて、人気のスポットでした。
樋桶山登山口
山頂下登山道
樋桶山山頂
紅葉
途中見えた山(山名不明)
東椎屋の滝
4)大岩(233m 臼杵市の山) 大倉 記
・日 時: 11月23日(木)
・メンバー: 大倉、亀城学園同級生8名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 大岩臨時駐車場(登山口)→氷倉跡→大岩山頂 ピストン
・ 11月29日、臼杵市の高齢者の学校「亀城学園」4年生のメンバー9名で、臼杵市の里山、大岩に登ってきました。4年生は全員で12名なので、かなりの高参加率です。ちなみに、一人は86歳女性、後は退院後間もない女性、もう一人は脊柱管狭窄症を患っている男性、彼ら以外は参加ということでした。日常的によく歩いている女性が一人いるだけで、後は普通の生活をしているだけで、大丈夫かなと多少心配でもありましたが。
臼杵中央公民館に集合、車2台で大岩登山口の駐車場に向かい、ここから出発です。登山口には、木や竹で作った杖がたくさん用意していて、各自必要な本数取っていました。大岩の登山道を整備している多々良会が準備しているそうです。
最初は狭いコンクリート道の登り坂です。柿の木や銀杏の木などの樹木があって、枯葉が道路に積もっている箇所もありました。以前は畑地であったようで、今はもう放棄地になっていました。やがて、普通の登山道になりますが、整備されていて歩きやすい登山道です。
途中、多少疲れを覚える人も出てきたところから、氷倉跡(氷室跡)で一旦休憩です。さらに、登って行くと、緑が輝く綺麗な竹林地帯を通って登ります。やがて山頂近くになると、ツツジやドウダンツツジを植栽していて、春の花の時期が楽しみです。そして山頂到着。
山頂からは、臼杵市街地の展望が拡がっていて、気持ちよく眺めを楽しめます。
そしてランチタイムです。女性陣がたくさん弁当やらお握りやら用意してくれていて、お腹いっぱいになる位ありました。最後に集合写真を撮って、下山です。
そして、予定より早く全員、無事下山。
参加者の皆さん、全員次も行こうという声をあげてくれました。軽いハイキングとはいえ、ほぼ未経験者(それも60代後半~80代の高齢者)に声をかけて、これだけ多くの参加者を得て無事に実行することができたのは、とても良かったです。
今後は、徐々に山の高さを上げた山を企画しようかなとも、また亀城学園全体に声掛けしてみようかなどと考えています。そうなると、全学年で600人位はいるので、一体全体何人のパーティになるのか、期待と不安の入り混じっている気持ちです。
大岩登山口
登山道
大岩山頂
臼杵市街地展望
5)双石山(509m 宮崎県の山) 池田 数美 記
・日 時: 11月11日(土)
・メンバー: 池田単独
・天 候: 快晴
・ 双石山(ぼろいし山)。登山口10時42分発、11時50分小屋、12時12分山頂着、
12時15分山頂発、13時23分登山口着。
2週間前に高千穂の峰に登ったのでこの調子で体力をつけようと未だ高千穂の峰後遺症ヘルペスも治っていませんでしたがNHK100低山で放送され、面白い岩場があるとの事で気になっていたので登ってみる事に。
奇岩の岩場をぬけて歩いていると足元に小さいへびが、うわーっと叫びよく見るとルートの分かれ目。そうだへびが行った方のルートにしようと思っていたら分岐の木の真下に小さい穴がありその中に入って行きました。ここが巣穴なんだと‥でどうしょう?岩場コースを行く事にしました。
その後稜線に出ると山頂まで未だーと思わず言ってしまうようなアップダウンの長い道のりでした。帰りはハシゴコースを選び下山しました。
双石山の奇岩
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原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)