日記
2024年1月会報
会 報
No459
Cima Eterna
2024. 1. 15
1982
大分山の会
1.1月例会 報告
1)日 時
・1月4日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、吉武、高路木、大倉、橋本(5名)
3)事務局連絡
① 2月例会
・日 時 ; 2月1日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
② 令和5年度分 会費納入のお願い。
令和5年度の会計収支報告書の作成にあたり、令和5年度分会費未納の方
(1月15日現在6名)
は大変 恐縮ですが、3月15日までに納付をお願いいたします。
会の運営にご協力頂き、有難うございます。
4)山行計画
① 城山・百合の山・古城山・板川山・七つ石山縦走(大分100山)
・日 時 ; 令和6年1月 日時は未定(グループラインで連絡)
・集 合 ; 山田湧水登山口(日出町) 9:00
・コース ; 山田湧水登山口~城山~百合の山~(鹿鳴越)~古城山
~板川山~七つ石山~山田湧水登山口
コースタイム 5時間
② くじゅう連山 中岳(御池)
・日 時 ; 令和6年2月12日(月)
・集 合 ; 牧ノ戸 8:30
・コース ; 牧ノ戸登山口~沓掛山~(久住分れ)~御池~中岳~牧ノ戸登山口
コースタイム 5時間30分
2.山行報告
1)蛇越岳(816m)・堂尾台(691m)・野稲岳(1,038m)・立石山(1,024m) 大倉 記
・日 時: 12月13日(水)
・メンバー: 吉武、高路木、大倉、橋本、飯沼、榎木園
・天 候: 晴れ
・コ ース : 野稲岳 蛇越岳林道入口→蛇越岳→堂尾台→野稲岳 ピストン
立石山 蛇越岳林道入口→1003mピーク→立石山→林道入口
・ やまなみハイウェイの小田の池、山下池近くの山野稲岳、蛇越岳に登って来ました。ついでに時間に余裕があったため、登山口から反対側にある立石山にも登って来ました。この立石山、大分百山の立石山(1,070m)とは違う山で、少々低い山です。
湯平温泉から県道537号線でやまなみハイウェイまで登り、水分峠の方に少し戻って、左手に林道に入ります。数分走ると、立石池の奥に蛇越林道入口があります。ここに車が数台停められるスペースがあり、ここが登山口になります。標高は870mほどのところになります。
登山口駐車場
まずは蛇越岳に登ります。林道入口はゲートで封鎖されているのですが、大分百山の野稲岳に登る人は林道を行く人が少なくないようです。我々は林道を逸れて、右の樹林帯の中の登山道に進みます。すぐに傾斜がきつくなって、雨上がりのため多少滑りやすくなっています。急登になっている箇所にはトラロープが張られていて、時に掴まりながら登って行きます。厳しい急坂を登って、20分余りで蛇越岳山頂です。山頂は樹林に覆われているためあまり展望はないのですが、樹間に由布岳が見え、双耳峰の形がよくわかります。右側の方が高く見えていて、右が西峰か東峰かちょっと議論になりました。蛇越岳は由布岳の南西部に位置するので、右に見えるのが東峰になるのですが、本来は高いはずの西峰が低く見えていました。
蛇越岳への登り
小休止の後、ここを下り、次に向かいます。また急坂になっていて、恐る恐る下って行きます。多少緩やかになってくると、道はわかりにくくなってきます。植林帯と自然林との境界辺りが登山道になっているようなんですが、目印のテープを探しながら進んで行きます。やがて平坦になり、多少登りになったかなと思っていると、ピークらしくないところに堂尾台の標識があり、そこからまた緩やかな下りになります。鞍部辺りで、蛇越岳林道に出ます。ここからは林道をクネクネと登って、電波塔が見えると、そこが野稲岳山頂になります。この日は、ちょうど工事の日に当たっていて、工事業者が到着していました。電波塔の建物の裏側が山頂になります。山頂は木々が一杯で、何も展望はありません。工事業者が電波塔に登っていました。我々も登らせてくれないかなと思ったのですが、無理でしょう。空いたスペースでランチタイムとしました。ゆっくり休憩・食事をして、下山します。下山時一部林道横の山林の中を歩いて下り、鞍部でまた登山道の方に戻り、堂尾台、蛇越岳と越えて、林道入口まで戻って来ました。
蛇越岳山頂
野稲岳電波塔
野稲岳山頂
そして次は立石山です。道路から薄っすらととある目印を頼りに山林に入っていき、ゆっくり登って行きます。しばらく登ると、正面に大きな岩が立ちはだかります。この大岩が、立石山や立石池の名前の由来かもしれません。この岩を左に巻き、登って行くと、1,003mピークに到達します。ここからは、大きく迂回して緩やか下って、登り返して立石山山頂に到達します。ここもまばらな樹林に囲まれて、樹間に先ほど登った蛇越岳や由布岳を望むことができました。コーヒーを頂きながら、しばらく休んで、下山します。下山は立石池の方に真っ直ぐ下ります。かなりの急坂なので注意しながら下って行きます。林道近くはロープを使って下ります。そして、無事登山口に戻って来ました。
大きな岩(立石?)
蛇越岳・由布岳
2)経塚山(612m 日出町 大分100山) 大倉 記
・日 時: 12月16日(水)
・メンバー: 吉武、高路木、大倉
・天 候: 曇り時々小雨
・コ ー ス: 法花寺運動公園→十三仏→奥の院→経塚山→経塚山テラス ピストン
・ 日出町の経塚山に登って来ました。経塚山といえば、ミヤマキリシマが一番早く
咲く山として有名で、GW頃には登山者が少なくありません。ただ、県道山香線が
すぐ山の裏を走っていて、近くにアンテナ塔もあることから、駐車場から15分程
度で山頂に到着するという山登りともいえない短さです。ただ、今回は比較的新しく開発された表の法花寺運動公園(標高200m付近)から登ることにしました。
国道10号線から日出町に入り、豊岡小学校の方に上がります。東九州道の高架下をくぐると法花寺運動公園です。10台ほど停められるスペースがあり、そこに停めておきます。犬が飼われていて、たまに人が来たことで嬉しいのか、「ワンワン」吠えます。ここからは、コンクリート舗装された道を登って行きます。軽自動車だったら登れる位の幅しかないのですが。舗装道の終点が十三仏、本来13体の石仏があるのでしょうが、全部は確認できません。この先は岩場登りのようになっていますが、初めは階段状になっています。少し登ると鎖が2本続く鎖場で、ここを越えると登山道になります。狭い石段が現れ、ここを登り切ったところが奥の院のようです。とはいっても、石祠が2,3あるだけの場所でした。
法花寺公園から高崎山
(高速道路の橋脚が額縁のよう)
十三仏
奥の院への階段
いよいよここからが本格的な登山になります。登山道はグンと勾配がきつくなっていきます。ずっとトラロープが張っており、掴まりながら登って行きます。ここで一気に標高をあげていきます。かなり疲れたという頃、ちょっとした展望広場に出ます。手作り展望台です。ここで、一休みしていきます。ここからはゆっくりとした登りで、ほどなく次の広場に出ます。桜の木を植林していて、ここから登山道横に続いています。高さが2m前後に成長しているので、春にはピンクのサクラを眺めながら歩くことができるかもしれません。さらに登って行くと、経塚山の山頂下に出ます。そして、山頂到着です。曇りでしたが、なかなかの展望です。
急登な登山道
手造り展望台
経塚山
ここから、七ツ石山の方に向かって、車道を通らずに行ける登山道を整備したということから、その道を確認しに歩きました。下って車道に出る手前を右手に入ると、展望の道になっていて、日出の街並みから別府湾を眺めながら歩けるとても素敵な道でした。アンテナ塔横の駐車場のところが経塚山テラスと名付けられた広場になっています。その先の方まで道が続いていて、急坂になっていますが一旦ここを下って、七ツ石山まで行けるようです。ここから引き返して、登ってきた道を下りました。
ミヤマキリシマ
パノラマ道からの展望
下りの途中で、帆足万里の塾跡があるということで、見学がてら行ってみようと一旦そちらに向かいました。崩れかけたトラバース道を注意しながら歩いていくと、分岐点で出て、案内標識がありここからさらに登り15分ということ、今回はパスすることにしました。そして法花寺公園まで下って来ました。
ところで、十三仏とは何だろうってことで、調べてみました。
十三仏とは故人の供養(初七日から三十三回忌)を司る仏様のことで、順番に不動明王(初七日)、釈迦如来(二七日)、文殊菩薩(三七日)、普賢菩薩(四七日)、地蔵菩薩(五七日)、弥勒菩薩(六七日)、薬師如来(四十九日)、観音菩薩(百箇日)、勢至菩薩(一周忌)、阿弥陀如来(三回忌)、阿?如来(あしゅくにょらい、七回忌)、大日如来(十三回忌)、虚空蔵菩薩(三十三回忌)のことだそうです。
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原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)