おしらせ

2018-01-10 22:28:00

親族同士の争いに注意しましょう。

 直接業務とは関係ないですが、インターネットニュースを検索していると、昨年の記事ですが、「2016年に全国の警察が摘発した殺人事件(未遂を含む)のうち、55%が親族間で起きていたことが、警察庁の調べで分かった。その割合は増加傾向にある。(毎日新聞2017年4月11日 東京朝刊)」とのニュースを見つけました。。

 (https://mainichi.jp/articles/20170411/ddm/012/040/061000c)

 

 仕事柄、相続や離婚などの家族関係の法的な問題を取り扱うことが多く、その関係で親族同士の憎しみ合いがいかにすさまじく根が深いかを思い知らされる機会が多いことから、この数字は「やっぱ、そっか。。。」という思いで読みました。

 もちろん、血のつながらない第三者同士で激しく争うこともたくさんあるのですが、だいたいその手の争いや対立は、時間がたてば徐々に冷えてきて、いつの間にかどうでもよくなることも多いように思います。

 それに比して、親族間の対立は、何年も何十年もずーっと維持し続け、場合によってはそのストレスが年々蓄積されていくことが多いように思います。

 

 しかし親族というのは、血を分けた同族であり、そういった関係で殺し合うなど、悲しいことだと思います。

 お互い親族なんですから、第三者に言えないようなことを言いあうこともあるでしょうが、しかしそれが抜き差しならないシビアな争いに発展しないように、常日頃から注意しなければいけないように思います。

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