講師(宗夜)ブログ

2025-08-02 15:02:00

●朧月夜 着物茶会(7/27日)②

今回の茶会のメインイベント

着付けデモンストレーションのご報告です。

きっかけは生徒さんからのご質問でした。

『補正はどうされていますか?』

 

工藤はオリジナルの物から色々な物をつかっていますので一言で申し上げられず、

『お茶会で全部お見せします』

と言ってアンダーウェアのところから皆さまにご覧いただいたのでした。

 

まず第一にこちら↓

●鎖骨の下の補正

B1.jpg 

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リネン(麻晒し)の生地による手作りの補正です。

胸の谷間に真ん中の細いのが入るように設計されています。

胸の上の肉を補うように長方形の厚みを加えて、鎖骨の真下に来る切り込みを入れて完成。

端は切りっぱなしです。

 

ボディに付けてみます↓

鎖骨の真下に敷く感じです。

B2.jpg 

 

それからブラジャーを身につけます。

ブラジャーは着物専用のものではなく、グンゼのワイヤー無しの物を使います。

季節によって種類を変えますが、いずれもグンゼに決めています。

理由は日本企業🇯🇵だから。

がんばれ日本!

●夏のブラ

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ブラジャーを着せるとこんな感じ↓

B3.jpg 

 

 

私は肌襦袢の代わりに洋装用のアンダーウェアを身につけています。

やっぱりグンゼ🇯🇵

●肌襦袢代わりのアセドロン

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これに一工夫。

題して『プリケツ補正』

プリっとしたお尻を演出するために、腰上部にたかはし着物工房のインナーメッシュ四角を縫い付けています。

●インナーメッシュ四角

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※アセドロンのインナーは、前後を逆にしています。

背中側を前にします。

理由は普通に着ると衣紋からインナーが出てしまうから。

 

手を加えたインナーをボディに着せるとこんな感じ(前)↓

B4.jpg 

 

 

後ろ↓

B5.jpg 

 

 

その後、腰のくびれを埋めるため、再びインナーメッシュ四角の出番。

右側に二枚

左側に二枚

合計四枚をすずろペルトに挟んで身に付けます。

これを↓

B6.jpg 

 

 

クビレに巻くとこうなります↓

B7.jpg 

 

 

そして

リネン生地(麻の晒し2.5m〜3m)を巻いてなだらかに↓

腰骨の保護も目的です。

B8.jpg 

 

 

●リネン生地(幅30㎝を半分に折ったもの✖️長さ2.5m)を下腹と腰骨に巻く

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朧月夜 着物茶会(7/27日)③

につづく…

2025-08-01 20:43:00

●朧月夜 着物茶会(7/27日)①

7/27日

よし庵にて着物茶会が催されました。

 

猛暑☀️でしたので、皆さまには洋装や浴衣などの無理のない服装でのご参加を事前にお願いいたしました。

タイムスケジュールは下記の通りです😊

。。。。。。。。。。。

《タイムスケジュール》

・12時00分:懐石料理ランチ

・13時30分:宗嘉先生薄茶点前

・14時30分:着付けデモンストレーション

・16時00分:ウォーキングレッスン

・16時30分:終了

。。。。。。。。。。。

 

『この日を楽しみにしていました!』

とお集まりくださった皆さま。

工藤もお伝えすることが山ほどあり、膝を突き合わせて早々に

『これが、これが』

と説明を始めました。

着付けの詳細は後ほどに…

 

お顔が揃ったところで宗嘉先生の懐石料理ランチです😋

。。。。。。。。

・茗荷ごはん

・翡翠なすと蓴菜のすまし汁

・鯛のあられ揚げ

・かぼちゃ饅頭のべっこ揚げ

・とうもろこし葛豆腐

・ビーツのすり流しもち麦麺

・椎茸の海老詰め

・錦玉羹(銘:あおぞら)

。。。。。。。。

 

●茗荷ごはん

ほんのり醤油味。

紅色の茗荷のシャキっとした歯触りと、白い…お豆腐?ではなくて油揚げの中身の白いところだけをこそげて混ぜ込んである、ご飯でありました。

油揚げは油抜きをした後に、中身だけをスプーンなどでこそげ取ってあると思われます。

手の込んだご飯に、まず感動🥺

 

●翡翠なすと蓴菜のすまし汁

美しいエメラルドグリーンの茄子は、すまし汁の中で蓴菜と共につるりとした表情。

上品な昆布出汁に追い鰹のすまし汁。

程よく汁を吸った具と共に美味しくいただきます。

 

●鯛のあられ揚げ

外はバリっとザクザク。

中はふんわりしっとりジューシー。

つぶ塩のシンプルな味付けが鯛本来の持つ旨みを引き出した絶品。

 

●かぼちゃ饅頭のべっこ揚げ

試作を重ね、ようやく辿り着いた味。宗嘉先生渾身のお料理。

手作りかぼちゃペーストの中身は、手作り小豆ペースト。

この手作り小豆ペーストの甘みの調整に苦心したとのこと。

そのお饅頭を一度揚げてからみたらし風味のたれに絡めた贅沢な一品。

 

●とうもろこし葛豆腐

コーンポタージュをプルプルの葛で固めたようなお豆腐。

少しだけ粒を残してトロッとザラっと、舌触りが楽しい。

とうもろこしが持つ優しい甘みを堪能。

 

●ビーツのすり流しもち麦麺

お膳の中で一際目を引く紅一点。

艶やかなお色。ほんのり酸味。

もち麦麺と合わせて紅白で楽しめます。

スーパーフードと呼ばれるビーツの新しい食し方をご提案。

 

●椎茸の海老詰め

プリっとした粗挽きの海老と、

プニっとした椎茸の競演。

海のものと山のもの。

どちらの風味も素晴らしく。

味付けはつぶ塩で三重丸。

 

●錦玉羹(銘:あおぞら)

スカイブルーの錦玉羹

天然色素で色付けしております。

中には入道雲をイメージした道明寺餡。

子どもの頃の夏休みに見た青空がそのままお菓子になりました。

一体どのように作られているのだろう?

プロの凄さに感心するお菓子。

サイダー味の錦玉羹。

あゞ懐かしき昭和の夏休み…

 

 

大満足なランチでした。

ランチの間中ず〜っと女子トーク。(相変わらず😁)

やっぱり健康ネタでした。

 

。。。。。。。。。。。

食事ではどんなことに気を付けているか。

。。。。。。。。。。。

 

大変盛り上がりました😆

洋菓子とパンが大好きだった会員さまが、ある日を機に食事を見直し、洋風の嗜好品をピタリと止めたとのこと。

目の前に好きな物を並べて、さぁ食べようとした時に

『この食事で良いのだろうか?』

自分の内側から声が聞こえたと仰いました。

『ねぇ、これ本当に食べたい?』

体の中から声がします。

『体調を損ねてまでも食べたい?』

重ねて問われて

『私は健康でいたい。食べるのを止める。』

と決心したとのこと。

食事を見直してみると、体も心も軽くなって、もう前のような生活には戻れないと仰っていました。

 

『今日のお茶会は、宗嘉先生が作ってくださるので安心して足を運びました。』

とニコニコして仰ってくださいました。

 

ありがたいことです😊

 

宗嘉先生のお料理は、素材への愛情に溢れています。

美味しいお料理と楽しいお話。

体も心も豊かになれる稀有な時間でありました。

 

その後、休憩を挟んで宗嘉先生の薄茶重ね洗い茶碗のお点前。

このお点前は本に載っておりません。

宗嘉先生が行躰先生に確認してご披露くださいました。

 

お茶室は賑やかなランチ会から

静謐なお茶会に様変わり。

動から静へ。

皆さまのキリリとした美しい御姿。

常日頃のお稽古の賜物でありましょう。

スッと揃う主客総礼。

心が洗われるようなお時間でありました。

 

そして着付けデモンストレーションへとお茶会は続きます。

 

朧月夜 着物茶会(7/27日)②へとつづく

2025-04-30 20:13:00

●4/27日 着物茶会ご報告

4月の最終日曜日

爽やかに風薫る初夏の折

よし庵にて着物茶会(袋帯編)が催されました。

大型連休中にも関わらずお集まりくださった皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。

誠にありがとうございました😊🤲

 

・・・・・・・・・・

《着物茶会のタイムスケジュール》

・11時00分〜12時30分

袋帯デモンストレーション

 

・12時30分

宗嘉先生の懐石料理ランチ

 

・13時30分

宗嘉・宗夜による鏡点前

(台子薄茶)

 

・14時30分

波動ウォーキングの理論と実践

 

・15時30分過ぎ

解散

・・・・・・・・・・

 

まず袋帯のデモンストレーション(工藤流)から始まりました。

 

世に着付け法は様々ございます。

冠婚葬祭での格の間違いなどは許されないものがありますが普段の着付けについては実は厳密なルールはございません。

各着付け教室の先生方も

『うちではこうやっている』

という表現に留めておられます。

 

インスタでも様々な方法で皆さまが着物ライフを楽しんでいらっしゃいます。

綺麗に

おしゃれに

楽しく

心地よく着れば良い

という気風が現代に定着し始め、良い時代を迎えたように思います。

 

結局のところ

その場その場の空気を乱さないように美しく着ましょう

と、落ち着くべきところに落ち着いた感があります。

 

私の袋帯の着方は最初に大体の形を作ってから着付けをしています。

 

生徒さんのお一方が

『自分のやり方で綺麗に着付けるアドバイスが欲しい』

と仰って、皆さんの前でデモンストレーションをしてくださいました。

『ああ、そうやるんだぁ!』

と違う視点での着付けを知り、大変参考になりました。

 

アドバイスとしては、

『一つ一つの過程をきっちりと進める』

とさせていただきました。

 

着物は層を重ねるように纏っていくので、どこかに歪みがあると必ず最後に表面化してしまうからなのです。

 

着付けの後は

宗嘉先生の懐石料理ランチ😋

着物茶会ランチ2.jpg

 

アプリコット羊羹 ミックスベリーのギモーヴ.jpg

。。。。。。。。。。

●懐石料理ランチ

・焼きニラの餡掛けご飯

・かき玉汁

・鰆の西京味噌焼き

・ブロッコリーのすり流しもち麦麺

・大根の千枚漬け

・ホワイトアスパラの葛豆腐

 

●和菓子

・抹茶葛流し

・ミックスベリーのギモーヴ

・アプリコット羊羹

。。。。。。。。。。

 

初夏の蒼風が爽やかなお食事でした。

シャキシャキぬるりとした青ニラの餡掛けご飯。

かき玉汁はまるで天女の羽衣が空に漂うよう。

鰆に甘めの西京味噌の味わい。

もち麦麺は優しい食感。

ブロッコリーのすり流しが鮮やか。

大根の千枚漬けには、クリームチーズといぶりがっこ(秋田県名産)が挟まれて二つ折り。

ん?半透明の乳白色の葛豆腐?

素材は…ホワイトアスパラガス!

『生野菜のホワイトアスパラガスを探すのが大変だったんだよぉぉ…😭』

と宗嘉先生の泣き。

ご苦労が実を結び、世界に二つとない美味しい葛豆腐と相成りました。

 

和菓子は

もっちりまったりとした抹茶の葛流し。

まん丸の白玉と、紅色の粒小豆と、美しい色合い。

口に運べば絶妙なハーモニー🎵

 

ミックスベリーのギモーヴは一瞬で溶けて甘酸っぱい青春の香り

アプリコット羊羹は芳醇でしっかり甘め

 

大満足のランチでございました😊

 

その後に講師二人での鏡点前。

お目にかける機会が限られたお点前でございます。

楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

そして波動ウォーキング。

武道の要素をふんだんに取り入れたウォーキングは、元整体師の宗嘉先生のご経験を活かしたオリジナルメニュー。

心の動きが筋肉の連動性にも多分に影響を与えることに着目して、無理のない修正を目指しています。

 

こちらも生徒さんに大好評でした。

最後に参加メンバーのお二人の手を取って波動を視させていただきました。

 

お一方は、右手がとても凝っているとのこと。

手を取りながら前進すると、右側の股関節から外に開いているということでした。

 

もうお一方は、緊張しやすい性格が手に出ているとのことでした。

最初はリラックスしていたのに、人から見られていることを意識すると、急にギューッと固くなり歩き方もぎこちなくなりました。

緊張すると本来の魅力や能力が発揮できなくなります。

人前で歩き方の修正をすることによって徐々に慣れ、これらの改善が期待できそうです。

 

皆さまお一人お一人に比類なき魅力がございます。

歩くという日常の行動で魅力を引き出せるきっかけを作れたら幸いです。

 

盛りだくさんの一日でございました😊🤲

2025-02-24 18:55:00

●着物茶会(名古屋帯編)

2025年2月23日(日)

よし庵にて着物茶会(名古屋帯編)が催されました。

開催前から皆さまとても楽しみにしてくださいました。

当日も早くにお集まりくださいましたので、皆さまがお揃いになられたところでスタート👘

 

ウェルカムドリンクにはハーブティのジュース割り(レモンジンジャーティ+ざくろジュース)をお出ししました。

喉を潤していただきながら、ゆる〜く自己紹介。

自己紹介が一巡したところでデモンストレーション開始。

 

皆さまに帯の型紙をプレゼントしました。

今回は名古屋帯です。

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写真はたれの長さを測って、小さなピンチで帯に印をつけているところです。

名古屋帯のたれの長さは8cm

動かないようにピンチで止めています。

次にお太鼓の長さも測ってピンチで印を付けます。

お太鼓の長さは26cm

 

その後に工藤考案の『秘密の紐』を皆さまの目の前で作成しました。

外側からは一切見えない立役者のため『秘密の紐』と名づけました。

ネーミングセンスはちょっと…

ですが、とにかく頼りになる存在なのです。

 

作成後に皆さまにお渡しして実際に手に取ってご覧いただきました。

『確かにこの紐なら体と帯が隙間なく密着しますね』

『ちょうど良いしなり具合』

とご納得のご様子。

 

着付けでは『秘密の紐』を2本使って帯を目の前で作っていきます。

帯枕と帯揚げも用意して、大きなピンチを2つ使い、帯を形造り背負うだけの状態まで仕上げました。

 

『あー、この時点でここまで作っちゃうんだぁ』

『これなら帯の模様をじっくり吟味できますね』

 

そして皆さまに帯をお回しして、実際にご自身で形を作っていただきました。

『えぇ〜っと、どうやるんだっけ?』

わいのわいのと盛り上がっている間に、工藤は次の準備に移ります。

一旦自分の帯を解いて、帯締めのデモンストレーションの用意です。

帯を解いたところで、生徒さんからの熱い視線に気付きました。

帯の下がどうなっているのか気になるご様子でした。

 

生徒さん:おはしょりを真っ直ぐにするにはどうしていますか?

工藤:ここにはですねぇ

おはしょり芯を仕組んでいるんですよ。

一同:おはしょり芯??

工藤:あ、見ます?これです↓

C69D655A-55B8-44E4-A854-6B6F65023799[5404].jpeg

一同:こんなのあるんだぁ

工藤:これすごく良いですよ。

安いし。(約600円)

一同:へぇぇー

 

その後にコーリンベルト

ここは特に反応なし。

コーリンベルトを付けたら背中のシワを伸ばします。

。。。。。。。。。

①背中心を下に引く

②背中心から左右10cm離れたところを下に引く

③左手は背中心に戻り下に引きつつ、右手の人差し指で背中心から右脇腹までシワを伸ばす

④今度は右手が背中心に戻り下に引きつつ、左手の人差し指で背中心から左脇腹までシワを伸ばす

⑤そして次がシワ伸ばし最大のコツ❗️

身八つ口の小さな穴を脇の下から探し出し、その穴に左右の手の人差し指を入れる。

そして親指で扇子🪭型にしごいてシワを伸ばしたら親指と人差し指で布を掴んで下に静かに引く。

(文章ではわかりづらいので後日に動画にまとめます🎥)

。。。。。。。。。。

⑤の動作をした後、皆さまの視線に再び熱が入り

(おお〜。そうやっていたのか)

と静かな声が上がりました。

 

そして次に胸紐です。

このコーリンベルトの襟の位置を動かさないように無駄のない動きを心がけます。

紐は予めちょうど良い長さに調整しており、中心には赤い糸で印を付けています。

この印により、毎回必ず中心が取れるようになります。

胸紐をかけたら、また背中のシワ伸ばし。

コーリンベルト直後にした動きを同じように繰り返します。

 

そしてすずろベルトでしっかりと空気を抜いて上半身をきれいに固定。

 

次におはしょりの長さを調整します。

おはしょり芯が入っていても、そのままでは斜めになっています。真一文字に下線を揃えて柔らかい紐で固定します。

(そういうことかぁ!)

 

この辺り、着付けの本にはあまり載っておりません。

工藤も苦労しました。

 

そしてメインの名古屋帯のデモンストレーション。

デモンストレーションの様子は動画やインスタに順次アップしていきます。どうぞお楽しみに😊

 

そして宗嘉先生の懐石料理ランチです。

体に優しいお料理の数々。

こちらも動画やインスタにアップいたします😋

 

ランチ中には(いつものことですが)時間が足りないくらいにおしゃべりに夢中になりました。

前世の話とか、

旅行の話とか、

乗用車の自動運転の話とか

最後に趣味の話になりドカンと大盛り上がり🤣🌸

皆さま多才でいらして、いつもながら刺激をいただきます。

そうこうしているうちに、宗嘉先生が痺れを切らしてお茶室に上がっていらして

(そろそろ、良い?)

と控えめな圧を…。

優しい笑顔で…。

 

『あっ、いまちょっと💦』

(すっごい面白いところなんですけど…)と言葉を呑み込むと、

(じゃぁ、あとちょっとだけね)

と無言でお許しくださいました。

 

ところが一向に話は切れず、何度も大盛り上がりするので

(さすがにそろそろ…)と

『お菓子を皆さまに配って』

とのお言葉が入りました。

 

お菓子は『チョコレート月餅』

宗嘉先生のオリジナルです。

この美味しさといったら…

で、また趣味の話が再燃😆🌸

もー、私たちは本当に

幸せなんだなぁ🌺🌼🌷

みんなすごく真面目なんだけれども、ガツガツしていない。

陽キャのガリ勉

 

宗嘉先生によれば

この感じがすごく波動の高い状態

とのことです。

この感じのときに無理しなくともスルスルと情報が頭や体に入ってくるそうで、幼い子供が泥遊びに夢中になっているような状態だとおっしゃいます。

 

美味しいランチと上品な和菓子の後に、もう一つのメイン。

宗嘉先生による薄茶点前

 

炭を起こして炉に焚べると、先ほどまでの陽気な熱がするすると下がっていきました。

パチパチと時折りに爆ぜる炭が陽を吸い込んでいるようでした。

誰もが口をつぐんで、黒い炭の塊が赤々と熱を放出するさまを見つめます。

いつもの茶道のお稽古のような

静かで少し冷んやりとしたお茶室に形相が変わりました。

 

陽から陰へ

 

無理なく静かに美しく

波動が高いから出来る業(わざ)

 

空気が整ったところで

宗嘉先生による幻のお点前

『鶯の谷渡り』

が始まりました。

 

美しい舞のようなお点前

常識を覆す不思議なお点前

ラビリンスに迷い込んだ子どもみたいな気持ちになります。

 

芸術性が極めて高く、神事にも似た厳かさを内包しております。

私どもにとりましても特別なお点前でございますため、軽々しく扱うことは控えており、目で見て心で味わっていただいております。

 

宗嘉先生の手作り干菓子と、心の込もったお薄をお召し上がりいただき、静謐な雰囲気のままお点前が締められました。

 

着付けと

ランチと

お喋りと

お菓子と

薄茶点前と

 

だれもがニコニコと機嫌よく

盛りだくさんの一日でした😊

皆さまお越しいただきありがとうございました😌🤲

2025-02-01 20:22:00

●初釜茶事

2025年1月末

よし庵にて初釜茶事が催されました。

華やかなお着物姿での集いに、誰もが心ウキウキ💖

皆さまのお着物姿を見渡しプロカメラマンの太田さまが一言

『本日はどなたも色が被っていませんね!』

『ああ、本当だ!』

『おお〜〜❗️』

と謎の盛り上がり。

 

色合いは実に様々…

鶯色、黄金色、濃紫色、薄桃色、空色、薄紫色、梅色

春🌸がひと足先に訪れたかのようでした。

 

この日は気持ちの良い青天が広がっていて、それが一層私たちの心を軽くするのでした。

『いいお天気ね』

と声が上がった後に、

『ちょっとだけ風が強いよね』

という声も出て

『あー、ごめんなさい。私の抑えきれないヤル気が風を吹かしたみたいで🌪️』

と初炭手前の生徒さま。

でも腰掛け待合に移る頃には風が止んで

『あれ、止まったね』

と言うと

『止めときましたー』

と太田さま。

『さっすが〜❗️』

とまた盛り上がって腰掛け待合へ。

 

作法通りに亭主との無言のご挨拶を経て、お茶室へ…

亭主とお客様の問答を終えたら初炭手前です。

 

ご担当の生徒さま、素晴らしい初炭手前をご披露くださいました。

前日までお稽古を積み、その後もご自宅で練習を続けてくれたそうです。

『練習しすぎて筋肉痛を起こした。こんな筈ではなかった』と、

笑い🤣の渦を作りつつ、しっかりとお役を果たしてくださいました。

その御姿を認めた皆さまの優しい拍手👏

この温かい空気がよし庵なのです。

 

そして宗嘉先生の心尽くしの茶懐石料理

初釜茶事.JPEG

。。。。。。。。。。。。

向附:鯛の昆布じめ いくら

御飯:一文字飯

汁椀:白味噌汁 里芋 結び昆布

椀物:鶏の温綿椀 しめじ

焼物:鰤のつけ焼き

預鉢:なめこと金柑のみぞれ和え

進肴:長芋かん

八寸:蓮根の白煮

牡蠣のうま煮

箸洗い:クコの実

湯斗

香の物:沢庵 赤かぶ きゅうり

主菓子:椿もち

干菓子:玄米と胡麻のおこし

。。。。。。。。。。。。

 

初釜でのお料理も素晴らしいものでございました。

 

●鯛の昆布しめ いくら

鯛に昆布の香りと旨みがうつって芳醇な味わいに。

まるで真珠貝のような盛り付け。

イクラと共にお箸で無理なく召し上がっていただけます。

 

●白味噌汁 里芋 結び昆布

白味噌汁の中央に鎮座するのは六角形の里芋。

その上に巻物のような結び昆布と黄金色のからし。

六角形は正三角形の集合体で、永遠を意味する吉祥模様。

 

●鶏の温綿椀 しめじ

蓋を開ければフワリと広がるいい香り。

『わぁぁ…』

自然と笑みが溢れます。

鶏のお団子をとろける白い薄餅が覆い、柚子の皮と人参で彩りが添えられています。

箸を入れれば驚くほどの柔らかさ。

旨みたっぷり。それでいて後味さっぱり。

 

●鰤のつけ焼き

こんがり&ふっくらの鰤のつけ焼き。

絶妙な火の入り加減に皆さま驚愕。

こんな風に私も作りたい…

それにしても美味しいわね😊

と箸が進むのでした。

 

●なめこと金柑のみぞれ和え

さっぱりとした小鉢。

金柑はよし庵の茶庭の恵み。

梅色の小鉢に白と黄金色の金柑がよく映えます。

おろし大根が消化を助けてくれます。

 

●長芋かん

雪のように真白の長芋の寒天。

山吹色のウニと若緑色のオクラでお化粧されています。

長芋の寒天寄せは、私も含めてどなたもが初めていただきました。

宗嘉先生が何度も何度も試して仕上げた爽やかな一品です。

つるり、シャキシャキ…

優しいお出汁でいただきます。

 

●蓮根の白煮 牡蠣のうま煮

白さ際立つ蓮根の菊

こっくり艶やかな牡蠣のうま煮

山がちで海の近い私たちの国土を表現したような八寸。

 

●クコの実の箸洗い

一連の盛り上がりを徐々に鎮めるような、箸洗い。

ごく薄い昆布の旨みを舌で追いつつ…

名残を惜しみつつ…

 

●湯斗 香の物

そう、やっぱり美味しいの。

千々にちぎれた白い米粒が乳白色のお湯に踊る、湯斗。

そしてやさしい塩味の香の物。

どちらも奥の方に甘味がある。

それを静かに探っていく喜び。

 

●主菓子

椿もち

生気あふれる深緑色の椿の葉に挟まれたお餅。

道明寺粉にシナモンパウダーを混ぜた生地で粒あんを包み、椿の葉で挟んでいます。

口当たりの柔らかさを追い求め、道明寺粉の粒の細かさにこだわっております。

日本で昔から愛されるお菓子、椿もち。

ふと古人に想いを馳せます。

 

 

そして続きお薄のお点前。

担当する生徒さまも、お稽古を重ねてこの日に臨んでくださいました。

穏やかな空気が茶室から流れてきます。

繰り返し繰り返しご亭主に臨んでくださり、その度に少しずつ自信を身に纏ってくださる。

少しずつというところが大事なようです。

少しずつだからこそ確実に前進されておられます。

 

皆さまのお陰で、よし庵の初釜茶事は素晴らしいものとなりました。

巳年にふさわしい飛躍の先駆けを感じる一日でございました。

 

ご亭主の皆さま

ご参加のお客様

カメラマンの太田さま

誠にありがとうございました。