太極拳の事実とは!? これから始められたい方が無駄なく学ぶ為に
去る2006年度に鄭顕気老師が長年の実績と武術界の大きな貢献が認められ中華民国太極拳総会から太極拳9段を授けられました。 9段は太極拳の最高段位であり、多くの太極拳がひしめく台湾武術界においてもほんのわずかしかおられない。
鄭顕気老師は太極気功養生教室を通して日本の武術愛好家のみなさんに正しい太極拳の情報発信としてWEB上で報告する形となりました。
鄭顕気老師は若いときに、「腕なし名人」鄭曼青大師(1901~1975)の大弟子・黄性賢大師(1910~1992)について太極拳と白鶴拳を修めた。1955年に開催された擂台の推手大会において全台湾、香港、マカオから集まってきた武術家を倒して優勝を果たした。あの王樹金の剛拳の連打をさばききり、数多くの修羅場を潜り抜け、太極拳家の中でも実戦で証明してきた人であり、現代台湾武術界においての生き字引でもあります。
日本でも太極拳が多く普及されていてそれはそれで何よりですが、健康目的の太極拳から輸入してきたのか、台湾や中国、そしてその他の国々と比べて武術として正しく認識が行き渡っていないのが実情です。
健康ブームの波に乗って健康法として太極拳も日本に根付いていき、さらに中国大陸から出現した「表演套路競技」としての武術(太極拳)が盛んになり、多くの地でこのような套路競技運動の大会が開催されるようになった。これらの分野で武術や太極拳を追及し、指導者となって指導していくことが悪いことではありませんが、太極拳は中国の武術と称しておきながら、太極拳を習っても実際は推手経験のない人が大半であり、さらに自由に太極拳の技を生かしておこなう散手形式に近い散推手さえもやったことのない指導者も少なくないのではないだろうか?それをカバーしたいのか「套路さえ一生懸命やれば強くなれる」「表演の練習をすれば太極拳の技が理解できる」といったような言い訳がましいことを日本ではよく耳にします。
また推手練習といっても約束組手のように固定した動きだけで、実戦原理からさえもほとんど知らずに練習しているから、応用変化も理解できていないので、実戦に生かせる練習には程遠い。これが日本の太極拳の実情ではないでしょうか。
こういう状況なのか、日本では○○太極拳連盟やNPO法人に加盟している教室にしばらく通ったら、原理さえも知らずに級を取るためばかりの練習をさせられ、中身が伴っていないまま指導者になってしまった人も増えてきている有様。
中には呆れたことに「私たちは実戦だ」といってろくに太極拳の技術もろくにできず、本当は原理さえも知らないのかまったく太極拳の練習に関係のないキックボクシングといった格闘技まがいの練習を取り入れているような人間が、指導者と名乗って生徒に指導する輩さえも日本にいる。
このサイトを見られているみなさんは太極拳を習いに行ってこのような原理からかけ離れているような練習をさせられて、本物の太極拳のエクササイズの効果として、護身として、健康法として役立つをお思いでしょうか!?きっと違うはずだと思います。
太極気功養生教室東京及びこれに関連する会では、中にはお忍びで他所で指導している指導者と名乗る者も何人も習いに来ていましたが、どれも矛盾ばかりの人間でした。
かつて当教室に通っていた人の中には普段は○県太極拳連盟に所属している団体やカルチャーセンター教室で生徒に教えながら、中国大陸(中共)が推進している全国武術表演大会にも出場していたという先生と名乗る人たちもいましたが、これらの人も「型しか知らない」「推手は知らない」「中身がない」「私は長年太極拳を練習したのに内勁というのは知らない」「級を取る練習ばかりさせられたので、正しい練習ができていないので、膝を痛めてしまった」‥と言ってしまう現実。真に残念なことを耳にしましたが、彼らは正直な人だと思います。
これらの人たち以外、中には探せば真面目に太極拳を武術として本物を追求されている指導者もおられるかとは思いますが、以上のようなこんな有様でしたので、話にならず非常にがっかりでした。
地方だけでなく、東京でもこのような指導者と名乗る人間がカルチャーセンターで健康法として護身として太極拳を指導しているので、正しい情報のひとつとしてこのサイトを見ているみなさんに報告させていただきます。
太極拳の練習とは、健康に良い姿勢と動き、発勁法、推手練習これらの3つの基本的なことが揃って初めて太極拳の練習と言えます。こんなことはあくまで基本的なことです。套路(型)だけでも駄目です。推手ばかり知っていても駄目です。どれも一つが欠けていては、何年練習したとしても、健康法として護身として役に立たないといってもいいでしょう!
健康体操としてだけでなく、中にはいたずらに秘伝や神秘的なことを持ち上げたりして偏った情報を流していた一部の日本の無知な中国武術を扱うメディアにも問題がありますが、これではいつまでも太極拳を武術として学ぼうと思う人も少なく、たとえ才能がある若者が習いに来たとしてもこんな環境では挫折してしまう結果となるかと思われます。
はっきり言ってこんな有様だから、今の日本では欧米よりも武術として太極拳はまだ遅れているといわれても過言ではありません。
鄭顕気老師と鄭老師の太極拳を練習している太極気功養生教室は日本の多くの人たちに真の太極拳の姿を知ってもらいたいために、練習や技術研究を通し、多くの人に向上してもらいたいと願っています。そのために今回特別に鄭顕気老師から中華民国太極拳総会からの認定の太極拳最高段位9段の認定書を貸していただき、この場で公表させていただきました。
追伸:少しキツイことを書いてしまいましたが、日本で正しい太極拳の認識をしていただきたいためからであります。私たちのように本物の師についてきた人間からしてこんなことを書くのは馬鹿馬鹿しいことであり、本意ではありません。ご理解願います。
現状を改善していくためにも、このサイトを見られて興味もたれた未経験の方だけでなく、現時点で他の教室に通われていて今まで練習してきた太極拳に納得していない方であっても、志ある人でしたら、太極気功養生教室においては広い受け皿になれたらと希望していますので、できるだけ門扉を広く開放したいと思います。
正しく認識できる人を多く増やすことが日本の太極拳の底辺を広げる意味だという理念からであります。
なお、鄭顕気老師は2018年にご逝去されました。
現在では、同じ黄性賢の同門であり、黄から晩年の成果を受け継いだ人物だとされ、ヨーロッパ諸国で活動されている王其燃老師が当会のテクニカルアドバイザーとなって頂いています。
まだ続きがあります。
<緊急のお知らせ!これを読むまでまだ決定しないでください。間違いだらけの太極拳選び>
●あなたは、まだ失敗を繰り返したいのですか?
知らないですまされないここだけの話!太極拳に興味ある方、はじめてみたい方必読!!
いまや悠久の歴史や伝統がある中国の太極拳が、護身だけでなく、健康法としての真価が見直されている中、
太極拳や中国武術関連の本は山ほど並び、最近では、東京だけでなく地方でも太極拳を教える所が増えてきています。それはそれで大変喜ばしいことかと思います。
ただ、まだその核心なものは、残念ながら日本では多く伝わっていないのが現状であり、巷では太極拳(中国武術)といっても正しく指導ができていない教室も無数も見かけます。中には短期留学や観光旅行のついでに中国や台湾で習って来た者やビデオや、講習会で得た知識のみで、日本で教えたり、本に出たりするという"自称”太極拳教師、継承者と勝手に名乗っている"自称伝人”といった手合いが横行しています。
台湾から習ったとか、中国で習ったとかという話を全て信用しないでください!
普通の日本人は中国の知識がほとんどないので、中国武術、太極拳・・とうたい、知識のない人たちに理屈をうまく並べて説明すれば、習いに来るというように巷ではこういうケースがあるのが事実です。こういうケースは枚挙にあげる暇がないぐらいです。マスコミや出版関係の人といっても多くの人はあなたと同じ一般の日本人です。
「身につくと言われて、先生に言われた通り練習してきたのに、延々と型を繰り返しやるばかり、そして意味不明な理論や固定した用法ばかりの説明ばかりで、効果が感じる気がしない」というあなた、、先生のレベルにもよりますが、それは偽者かもしれません。
現に当会でかつて所属していて問題を起こして破門にした者でも、教えるほどの技術はないのに、営利目的になり下がった台湾人に少し習った程度で、最近は東京都北区や文京区、埼玉県で鄭子太極拳と名乗り教室を作って教えているぐらいだそうです。日本人でも恥を恥だ感じなくなる人が増えてきました。
ファッションやお遊びの世界なら偽者とわかって、それを楽しむ場合もあるのでしょうが、「武術の学習」は正しい指導のもとで身につくもの、効果のある伝統的な本物を、しっかり選ぶ必要があるのです。
あなたはまだ、月謝が安いから、無料だからといって、それが正しく武術を教えてくれる所だと勘違いしていませんか?
中にはただ健康のため、良心的な気持ちなどの理由で謝礼を安くしたりして教えておられる先生もおられるかと思いますが、そういう所が全て正しく教えてくれる所とは限りません。中にはサークルとして仲間と集まって練習をしているので、身につけるようなノウハウが無いから、教室と名乗っても安くしている所もあるそうです。現に、当会に今通われている方の中でも以前そういう教室へ何年も通ったけど、結局は"何の目的を持って練習しているのか・・・”、"身についたかどうかわからない”という声もあるのです。
世の中はグローバル化が進み、様々な考え方が私たちの想像を超えるスピードで世の中に広まっています。 その結果として、中国武術及び太極拳でさえも、浅学者からの一部の誤った情報や技術でさえも正しいものだとまだ勘違いされて、本やネットでも伝わっている現状に苦慮しています。
~ここがヘンだよ!日本の太極拳さん!~
日本では、太極拳だけでなく、八極拳や蟷螂拳、八卦掌等中国武術を教えている道場がいくらでもありますが、中国武術の生徒募集しているの大半が太極拳連盟に加入していて、現在中華人民共和国の国家政策により伝統性を多く省いた競技武術の型(套路)練習しかしない所が多いので、型だけではなく、武術として習うなら、見た目だけで判断するのは危ないかと思います。
中国大陸においては、中国武術(WUSHU)をオリンピックの正式種目になろうと目指していたことがあり、今では武術性よりも、套路をいかに綺麗に見せることができるかといった套路競技が主流になってきています。
中国人だから、中国のチャンピオンだと称しても安心できません!なぜなら、現在中国大陸の多くは伝統性を多く省きスポーツ化した競技武術の型(套路)を推進しており、チャンピオンの多くは武術性を省きスポーツ化した競技武術の型(套路)をいかに上手に綺麗に見えるよう演じてきた人たちだからです。それが全てだとは言いませんが、現在中国本土に居住されている武術家の中でも、代々伝統が受け継がれてきた門派の伝承者というよりも、人民民主共和制を標榜する中国国家が認定する国家コーチとしての雰囲気が強くなり、伝統武術家においても徐々にスポーツの先生のように変貌してきているケースが珍しくなくなってきている感があります。
従って悠久の歴史を持つ伝統拳術が、国家の意向に従って編纂し直した『表演競技用』の套路を上手に見栄えよく演じるために存在するようになり、武術的な要素を失わせ、そうすることによって優劣を競うことにより、見出され、まるでこういうことをやるのが目的とすることで伝統武術を現代に存続させ得る唯一の道である、と信じられているかのように見えてきているように思えます。現にNHKなどの番組で時々放送されている『表演競技用』の演武試合がありますが、このサイトを見られている方の中でも、これらの試合を見られて武術というよりも綺麗に見せる京劇のような舞だと感じられた方も少なくはないのではないでしょうか!?
これらを否定するつもりはありませんが、ただ全国大会で出場を目指して一生懸命練習していた人たちが、全国大会へ出場して賞を取った時点で、試合のための見栄えの良い無茶な動きをして腰などを痛めたり、底が見えたという理由で、辞めていくという声もあるのは事実です。
太極拳は熱心に練習すればするほど健康にも効果あるとうたっているのにも拘らず、こんな現状ではかなり矛盾してませんか!? これらは正しい伝統武術のカリキュラムを無視した結果ではないでしょうか!? 太極拳や伝統武術は練習すればするほど体力がつき奥が深いと感じるものです。
以上のとおり、門派の基礎や拳理からくる体の動かし方や戦闘理論から無視して、套路の中にある動きをそのまま実戦用法として教授する、といったような道場や教室が日本では無数に存在するという、何とも珍妙な現象が後を絶たず、その例は枚挙に暇がないぐらいです。
もし、あなたが本物を学びたいのなら
このような檻に入れられ爪のない鷹や牙のない虎のようになり下がった武術を学んでもはたして効果があると思いますか?同じラーメンでもカップラーメンみたいなインスタント的な太極拳では心身修養のためのエクササイズとしての効果は得られないと思われるのが当然かと思われますが...。 これこそが今の中共がオリンピック種目として認められたいがために伝統の良さを省き推進している太極拳であり、その太極拳を学んで日本に伝えているのが各都道府県にある太極拳連盟であることはこのサイトを見られた方々はもうお判りになられたかと思います。
現にこれらの太極拳を教えている人たちの多くは級を取るために套路(型)練習ばかりしてきた人たちなので、太極拳の原理から解っていません。当会に足に運ばれてたこれらの太極拳を教えているという○級太極拳教師の方たちも残念ながら同様であり形だけしか理解していません。
当太極拳教室では、正式な組織から認可を受けた中国武術7段及び国際第一級武術教練、世界カンフー師範級である当会代表師範からの指導の下で、鄭曼青⇒黄性賢⇒王其燃系統の鄭子太極拳及びその他太極武術、各種気功練功法を嘘偽りなく示しながら謝りなく教えています。もしこちらのホームページを見て興味を持たれましたら、他所で習って損をされた方も含めて、今すぐ、実際に体験してみて確かめてみてください。
太極拳の学習においてお悩みの方や、長年太極拳をやられていて効果を感じられない方はこちらもお読みになってください。