【大石屋活動記録 ―日記・サブカル―】
『ケムリクサ』の感想
オオイシヤです。
今回は好きなアニメーション作品『ケムリクサ』の感想を。
2019年1月9日に放送された、全12話のテレビアニメーション作品です。
今日(2024/1/9)で、放映5周年になります。
暗く閉ざされた過酷な世界で生きる、『りん』『りつ』『りな』の3姉妹。
彼女達が、1人の青年『わかば』と出会って物語が動き出します。
前日譚の短編が監督のX(旧Twitter)にあるので、そちらも観るとより深く楽しめます。
放映以後も根強いファンに支持されている名作です。
私もその1人でして(*´∀`)
リアルタイムで追いかけて、色々考察したものです。
今なお愛されるのは、作品のテーマと登場人物達の善性、独特な世界観によるものが大きいと思います。
作品のテーマですが、一言で言うなら『好きを大切に』だと思います。
登場人物達は皆好きなものがあり、それを大事にして暮らしています。
ヒロインのりんは責任感が強く、自分よりも他の姉妹を優先する真面目な性格。
それがわかばと出会い、姉妹が暮らせる場所を目指して旅をしていくうちに、だんだんと自分のやりたいことを主張するようになっていきます。
その過程にグッときます( ´∀`)b
ボーイミーツガールが主軸の王道の物語で、軟化していく関係が楽しめます。
そして、皆が互いの好きを決して否定しない、優しい世界観なのが魅力ですね。
厳しい世界観だからこそ、仲良く助け合い、その好きを尊重しています。
この優しいシナリオが大好きでして、この物語を観たくてずっと追いかけていたんですよねぇ…(*`-`)
物語の核心に触れますが、姉妹達を襲う過酷な状況にも悪意は介在しておらず、ある人物への想いによるものなのですよ…。
そして独特なアイテムである、ケムリクサの存在!
単色に光り輝く植物で、色や形によって能力が異なります。
傷の治療や水源の探索に使えたり、攻撃や防御に使えるものがあったりと種類豊富。
使い方も、スマホみたいにタップ・スライドすることで更に能力を展開していくのが面白いギミックです。
植物のように水をエネルギーにしていて、栽培も可能。
複数の葉を組み合わせることで色を混ぜ、プログラムのように指示をつくる描写も。
他に見たことのない、独特なアイディアで興味深いです。
物語の舞台となる、廃墟が立ち並ぶ世界は終末感が漂います。
人ならざるアカムシという存在が徘徊して襲ってくる訳ですが、ゾンビ物みたいにハラハラしつつワクワクしてしまいます👍
中には無害のムシがいて、途中で『シロ』と名付けられた個体が付いてきてくれます。
ルンバに足が付いたようなフォルムで、「ピッ」と鳴きながらチョコチョコ歩く姿が可愛いです!
上記に挙げた要素の1つ1つが魅力でもあり、同時に謎でもあります。
それらの謎にはちゃんとした理由があり、11話ですべてが明かされます。
今は彼方此方で結末まで語られていると思いますが、初見の方は是非ネタバレを回避して見届けてほしいです!
他にも語りたいことは沢山ありますが、文章力がないのでここまでにしておきます💦
好きを大事にするテーマの通り、本作に触れた方々は植物を育てられたり、絵や模型等創作を始められたりされているのを見かけました。
私も本作を観て、再び絵を描くようになりました(〃´∪`〃)ゞ
まだまだ拙い技量ですが、楽しいこと、好きなことを続けていきたいものですね…。
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大石屋 ひろ
『どろろ(1968年アニメ版)』の感想
お前らみんなホゲタラだ!
大石屋です。
今回は前回触れた『どろろ』のアニメーション(1968)の感想を。
当時どろろにハマった小学生の私は、昔どろろのアニメがあったことを知りモーレツに観たくなりまして。
叔父に調べてもらい、何やかんやあってDVDBOXを購入に至ったのでした✌
テンポが良くて癖になるどろろの歌や、大人びたキャラデザになった百鬼丸の兄貴の格好良さもあって、オープニングアニメーションは飛ばさずに観ていました👏
特に、サビ部分の仕込み刀を振るう百鬼丸→魔神像の額に血が流れるシーンはテンション上がります!
エンディングもゲーム版にも同シーンがあり、元ネタあったんだな~と小躍りしたものです(*`-`)
どろろの「兄貴ぃーっ!」と百鬼丸を呼ぶ声が好きですねぇ。
野沢那智氏の演じる百鬼丸も、クールな言動が渋くて格好良かったですねぇ。
話は、原作でのメタネタ等がないため暗い展開が多かったです。
特に、第1話でのどろろとお坊さんのやり取りが凄く印象に残っています。ハード過ぎる💦
上記の他に2話・3話構成の話が多かったためか、2クール目からは『カルピス劇場 どろろと百鬼丸』のタイトルになって1話完結型になります。
この展開もテンポ良く観やすいので好きですね。
アニメオリジナルの妖怪かじりんこんや、海獣ビラビラが印象に残っています。
そして最終回。
原作の流れを踏襲していますが、アニメ独自のラストとなっていて見ものです。
一人立ち去る百鬼丸の切なさもあるのですが、百鬼丸のいない悲しみを振り切り、明るい未来を目指して駆けていくどろろとノタの姿に爽やかさも感じられました(*‘-`)
大石屋 ひろ
『SSSS.DYNAZENON』の感想
怪獣使いの大石屋です。
先日鑑賞したグリッドマンユニバース。
それに連なるテレビアニメーション『SSSS.DYNAZENON』の感想を。
特撮作品『電光超人グリッドマン』と、それを原作にした『SSSS.GRIDMAN』を観てきた者として、常にリアルタイムで視聴していました👍
前作のGRIDMANは原作知識を使ってオマージュや小ネタ・物語等を考察していましたが、今作は物語がどんな風に進んでいくのか予想できず、新鮮な気持ちで楽しんでいました!
原作アシストウェポンの一つ【ダイナドラゴン】のオマージュなので、大砲形態【ドラゴニックキャノン】や戦闘機形態【キングジェット】に相当する形態が登場するんだろうな〜と思いましたが、更に予想外の4機分離+合体機能!
それぞれの操縦者がいて各自で活躍、合体してロボに変形するのはロボットアニメを観ている感覚でした👍
後にグリッドマンと合体して、合体龍帝キンググリッドマンになるかな〜と思っていました。
まさかのグリッドナイト参戦、合体になるとは💦
(次作グリッドマンユニバースでグリッドマンとの合体が実現しましたね✌)
登場人物達も各々が傷や悩みを抱えていて、そこが魅力的でした。
特に、ヒロインの夢芽と年長者の暦先輩が気になりました!(主人公のガウマ・蓬君は自立している&ちせちゃんは主張がはっきりしているので安心してみていられました💦)
主人公の蓬君を通じて見る、夢芽の儚げなシーンが印象的でしたね。
(特に、第1話の雨がビニール傘を伝って泣いているように見えるシーン、第3話:戦闘後宇宙で浮いているシーン、第9話&第10話!)
彼女の姉関係の展開は、次週まで色々あーだこーだと考察していました。(どれも外れましたが💦)
バラバラだった4人(通称ガウマ隊)が怪獣使いのガウマと出会って、戦い等を経て一丸になり、それぞれの問題と向き合って前向きになっていく姿が良いですね。
これを踏まえてグリッドマンユニバースを観ると感慨深いです…。
どのキャラクターも好きなのですが、私は暦先輩が一押しですねぇ。
年も近く、先輩の選択には考えさせられました…。
履歴書にダイナストライカー(搭乗機)を書けるのは感動でした…(あと、シンプルに羨ましい!)
大石屋 ひろ
『SSSS.GRIDMAN』の感想
ハイパーエージェント、大石屋です。
いよいよ明日公開される映画『GRIDMAN UNIVERSE』。
特撮テレビ番組『電光超人グリッドマン』を原作にしたアニメーションシリーズの第3作。
第1作目の『SSSS.GRIDMAN』と第2作目『SSSS.DYNAZENON』の登場人物達が一堂に集結するお祭り感溢れる劇場作品です!
初報を知った時から楽しみにしていました!
なので、SSSS.GRIDMANの感想でも。
今から5年前、「グリッドマンのリメイクアニメを放映するって!?」と知って録画予約。
翌日視聴したのですが…。
次週からは5分前から正座待機! 最速で楽しみました💦
見どころはいくつもあるのですが、とりあえず3点ピックアップです。
1.原作のグリッドマンをはじめ、ウルトラシリーズ等特撮の小ネタを仕込んでいる!
GRIDMAN前に原作グリッドマンを観たので、原作の設定や没ネタが出てきて楽しかった!
(グリッドライトセイバーやグリッドキネシス等原作でも使われた技、新世紀中学生の称号、アノシラス(!)二代目、グリッドナイトの名前、カッターナイフ等)
私が把握していないものも組み込まれていて、スタッフの方々の愛を感じました💦
SSSS(Superhuman Samurai Syber Squad:スーパーヒューマン サムライ サイバー スクワッド。海外輸出版のタイトル)なんて知らなかった・・・。
他にも特撮ネタが数多く散りばめられていて、ちょっとしたワンシーンも食い入るように観ていました!✌
(コンビニ名の『721』…ウルトラセブン21、ウルトラシリーズの怪獣ソフビ、特撮雑誌宇宙船、内海とアカネの怪獣談義! 等)
2.日常のドラマパート
怪獣やグリッドマンの出ない日常シーンは、今風のリアルな会話のように感じられてより現実味がありました。
特にヒロインの六花さんの会話や声の演技が、正に現代の女子高生のやり取りのようで没入感がありました。
だからこそ怪獣出現による日常の崩壊がドキドキさせられました!
あと、ウルトラシリーズが尺度の内海君に共感できました💦
3.物語の謎
ネタバレを避けて感想を書いているのですが…。
一晩で元通りになる世界や怪獣出現の謎、そして主人公響裕太君の失われた記憶…。
等々、1週間ごとに世界観の謎が少しずつ明かされ、また謎が増えるの繰り返しで考察のしがいがありました。
私も原作知識を材料に考察していましたねぇ。以下当時の考察です。かすりもしなかった!
・物語の舞台のツツジ台は、新条アカネとアレクシス・ケリヴによってコンピューターワールド(CW)に引き込まれた街。
・CWの暴走により、現実世界で災害が発生。原作主人公の直人、一平、ゆか、武史と、グリッドマンやグリッドマンシグマが戦って防いでいる。
・SSSS.GRIDMANは武史が作った新たなグリッドマン。武史は新世紀中学生のボス。
あと、裕太と六花の関係が気になっていました💦
記憶喪失の時にどんなやり取りがあったのか。
裕太君に対して一見素っ気ない六花さんですが、物語を2周したりキャラクターソングを聴いたりすると裕太君への想いが伺えてナイスヒロイン!と思います。
当時からBlu-rayやグッズを買って追いかけてきた身としては、スクリーンでのグリッドマン達の登場が楽しみです。
久々のグリッドマン同盟、ガウマ隊の面々がどのように出会ってやり取りするのか。
最速で観てきます!
君も、アクセス・フラッシュ!
大石屋 ひろ
『THE ビッグオー』の感想
記憶をなくした大石屋です。
最近、youtubeのサンライズチャンネルにて配信されているアニメーション作品【THE ビッグオー】の感想でも。
1999年に放映された本作、当時雑誌で知ったのですが…。
・40年前の記憶をなくした街【パラダイムシティ】
・多発する犯罪に立ち向かう、交渉人(ネゴシエイター)の【ロジャー・スミス】
・ロジャーが呼び出して操縦する巨大ロボット(メガデウス)【ビッグオー】
と、独自の世界観もさることながら、昭和やアメコミを彷彿とさせる、レトロ感のある設定やビジュアルが魅力的で格好良い!
後年、DVDボックスを買って何度も観ました💦
主人公ロジャーの敏腕な大人の一面とプライドが高く子供っぽい面もギャップがあって面白いです。あと作中最大の謎でもあり、それがまたミステリアスで魅力的です。
ヒロインの少女アンドロイド【ドロシー】も無表情で淡々とした感じなのですが、話を追っていくと可愛らしく思えるのですね👍
主人公機ビッグオーの無骨なデザインや武装が、味が感じられて良いです。
石ノ森ヒーローのような顔に、昭和ヒーローのような兵器も素敵です!
個人的には、独特な歩行音がツボ。
他の登場人物達や敵も話の華で良いアクセントです。
youtubeで第1話から改めて視聴しているのですが、何度観ても面白くてワクワクしますね…。
久々に再燃してきたので、玩具も欲しくなってきました💦
受付に飾りたいですねぇ(*´∀`*)
大石屋 ひろ