志木市で整骨・接骨なら、志木・石井整骨院へ。
診療時間
午前9:00~12:00 午後14:00~19:00
休診日
木曜日の午後、日曜は休診です
土曜日の午後は17:00までとなります
◆過度の飲酒は自律神経を乱す
アルコールを飲むとストレスがやわらぎ、
心身の不調が解消されるという人もいますが、
それは明らかな誤りです。
アルコールで意識が麻痺して「気分がいい」
と錯覚するだけのことです。
本当はアルコールの刺激で交感神経が過度
に優位になり、自律神経はむしろ乱れる
傾向にあります。
また、アルコールを多量に摂取すると
体が脱水状態に陥ります。
アルコールは肝臓で分解されますが、
このとき同時に水分も消費されるのです。
さらにアルコールが利尿作用を促し、
飲むとトイレが近くなります。
したがって、お酒を飲めば飲むほど脱水が
悪化し、血液からも水分がなくなり血は
ドロドロになります。
交感神経が優位のため血管が収縮し、
ドロドロの血液が狭い血管を流れるので
血流も悪くなります。
飲みすぎた翌日の頭痛はこれが原因です。
末梢血管に血流が行き渡らなくなるからです。
気持ちが悪くなって吐くという現象も、
消化器官の働きを促す副交感神経が極端に
低下し、腸が麻痺したために起こります。
◆お酒1杯に対してコップ1杯の水を飲む
アルコールは絶対ダメかというと、適量
ならば気分をリラックスさせ、副交感神経
を活性化する効果もあります。
つまり、アルコールは飲みすぎず上手に
付き合うのがコツです。
アルコールによる様々なダメージを防ぐ
ためにはお酒1杯につきコップ1杯以上の
水を飲むこと。
これでアルコールによる脱水を防ぐことが
できます。
◆おつまみもプラスして胃や腸を保護
昔からよく食べ合わせているおつまみは
美味しいだけではなく体にやさしい
組み合わせで、胃や腸の粘膜を保護する
効果もあります。
お酒は楽しく適量を守って飲むことに
よってリラックス効果やストレス解消に
つながり、自律神経にもよい影響をもたら
します。
◆便秘の特効薬「食物繊維」
食物繊維は腸をきれいにする「掃除」の
役割をしてくれます。
食物繊維には大きく2つに分かれており
「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」
とがあります。
【不溶性食物繊維を多く含む食べ物】
水分を含むと膨らみ腸を刺激して排便を
促す。
摂取しすぎると便が硬くなってしまうので
便秘がちな人は食べ過ぎに注意しましょう。
・こんにゃく
・ごぼう
・バナナ
・オクラ
・タケノコ
【水溶性食物繊維を多く含む食べ物】
便を柔らかくする働きがあり排便が
スムーズになります。
海藻類に多く含まれています。
・納豆
・里芋
・じゃがいも
・山芋
◆どんな食材も不溶性と水溶性の食物繊維
が両方含まれているので、神経質に覚える
必要はありません。
【不溶性も水溶性も共存して多く含まれる
食べ物】
・海藻
・果物
・野菜
・キノコ類
◆食事の割合は朝4:昼2:夜4
朝昼晩、3回の食事量の配分を変えるだけ
で理想の体重・体型をキープでき、
自律神経の安定にもつながります。
1日の中で特に大切にしっかりと摂って
ほしいのが朝食です。
朝、食べるためにほんの15〜20分時間に
余裕をもつと自律神経を安定させてくれ
ます。
昼は軽めに摂って、夜は時間が遅くなれば
なるほど消化によいものが◯
朝食を抜いて昼食で補おうするのは✕
自律神経の安定の面から考えると朝食の
分は後からでは取り戻せないのです。
早起きを心掛けてバランスのよい朝食を
ゆっくりとり、自律神経を安定させましょう。
◆夕食が21時以降になるような場合は…
朝4:昼2:夜2にして、消化がよい軽い
夕食にしましょう。
食べてすぐ寝なくてはいけないような場合
は、いっそ食べない方がベターです。
どうしてもお腹がすきた場合はスープや
お茶など温かいもので胃を落ち着かせ
ましょう。
◆食事は1日3食で5〜6時間おきがベスト
「食事」は「腸を刺激する」という観点
から1日3食とるということが重要です。
ダイエットや1日2食のような食事量では
腸への刺激が少すぎますが、だからと
いってこまめに食事をとっても腸は疲れて
しまいます。
また、食事と食事の間隔は5〜6時間以上
空けるのがベストです。
夕食の時間は就寝の3時間前までに、
且つ21時までに終えられるとベストですが
なかなか難しいという方は、量を少なめに
して軽く消化のよいものにすると、腸への
負担を減らすことができます。
また、腸内環境に一番刺激が必要な
タイミングは起床時です。
朝起きてコップ1杯の水を一気に飲むと、
睡眠中に失った水分も補給され、便通も
スムーズになります。
◆早食いは絶対にNG
食べ過ぎの原因になりますし、エネルギー
を吸収しきれず体脂肪となって蓄積されて
しまいます。
食べるときは時間をかけてよく噛むこと。
唾液が出て消化を助けてくれますし、
噛むことで脳が刺激され活性化します。
◆太っている人は腸内環境が悪い
腸内環境が悪くなると消化・吸収の働き
も弱まり、必要な栄養素は吸収されず
毒素ばかりが体に溜まることになります。
そして代謝が落ち、栄養素ではなく老廃物
や毒素を含むドロドロの血液が全身に
行き渡り、しまいには「内臓脂肪」として
蓄積されてしまうのです。
また近年の研究では、自律神経の乱れが
肥満の大きな原因となることがわかって
きました。
太っている人の自律神経を調べると多くの
人の自律神経全体のバランスが低下して
おり、中でも副交感神経の働きが大幅に
落ちています。
自律神経の中でも、腸を動かすのは主に
副交感神経。
つまり、自律神経の乱れ=腸内環境の悪化。
これが痩せない体をつくる最大の要因
なのです。
◆痩せてきれいになりたいならば
腸からきれいにしよう。
【腸内環境が悪くなると太るメカニズム】
消化・吸収力が弱くなる
↓
栄養素ではなく毒素ばかりが体に溜まり
血液が汚れる
↓
汚れた血液が全身に行き渡り代謝が落ちる
↓
内臓脂肪が蓄積し、あまり食べなくても
太る
↓
低栄養素状態に陥り、疲れやすく老化が
早まる
◆痩せたいからと食事を抜くのは逆効果
様々な理由で太ってしまっても、
食事を抜いて痩せようとすることは
絶対に✕
食事を抜く
↓
自律神経が乱れる
↓
肥満体質を促進