志木市で整骨・接骨なら、志木・石井整骨院へ。
診療時間
午前9:00~12:00 午後14:00~19:00
休診日
木曜日の午後、日曜は休診です
土曜日の午後は17:00までとなります
◆坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛とは病名ではなく、症状の名前
に過ぎません。
風邪を例にすると
風邪を引いたとき「鼻水」や「くしゃみ」
という症状をいっているのと同じで、
病院で「あなたは坐骨神経痛ですね」と
言われたら「あなたは鼻水やくしゃみが
出ていますね」と言われているのと同じ
状態なのです。
重要なのは、なぜ坐骨神経痛の症状が
出ているのか?という点なのです。
坐骨神経は人間の体で最も太く大きな神経
で、腰から出発してお尻を通って太ももの
後ろを通って足の先まで伸びています。
この何らかの原因で痛みやしびれを
出しているのが坐骨神経痛です。
この何らかの部分が本当の原因になるわけ
です。
◆坐骨神経痛の原因はなにか?
一般的に「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」
「梨状筋症候群」などがあげられます。
ただ、多く研究結果からこの説には
いくつかの問題点があることが分かって
いて、ヘルニアなどの症状だけでは
坐骨神経痛が必ず出るとは限らないのです。
施術の現場でも
ヘルニア・脊柱管狭窄症=坐骨神経痛
という説明ができない例に数多く遭遇
します。
実際の坐骨神経痛は、体の歪みや筋バランス
内臓ストレスなど複数の要因がからんで
いることが多いのです。
◆なぜ神経痛が出るのかが大切!
以前、高齢の患者様で坐骨神経痛で
足首まで痛いと来院されました。
問診を進めていくと脊柱管狭窄症があり
手術もしたとのこと。
手術をしても坐骨神経痛の症状が
解消されていない状態でした。
結論、この患者様は足首の症状を改善した
ところ足や腰の痛みが改善されました。
ここで言いたいことは、
坐骨神経痛というのは「何か」が原因で
起きている症状であり、その症状を
改善させるにはこの「何か」を把握できる
検査をすることが大切だということです。
◆股関節の痛みの理由
①太ももの筋肉が硬くなる
膝の関節には普段の何気ない生活でも
大きなストレスがかかっています。
例えば階段を下りる時、体重の6.2〜8.7倍
の荷重がかかっています。
この荷重を支えるために太ももの筋肉は
人体で最も大きな筋肉をしているのですが
繰り返される衝撃に疲労が蓄積されると
筋肉は硬くなってしまいます。
本来は筋肉の柔軟性や筋力があることで
衝撃を吸収していたのが、硬くなることで
衝撃の吸収が出来なくなり、そのストレス
が直接股関節にかかり炎症が出ます。
②膝の関節の可動制限
太ももの緊張とよく似た理由になりますが
膝の関節の可動制限は、股関節の動きに
大きな妨げとなります。
人間は歩く・走るという行動をする時に
膝と股関節を曲げます。
膝の関節に可動制限があると下肢の柔軟性
がなくなり、踵からうまく地面に着地
することが出来なくなります。
そのため、股関節には本来とは違う衝撃が
伝わることになります。
股関節は元々構造的に弱い部分があるので
本来と違う衝撃は大きなストレスになります。
③内臓疲労が身体の歪みを作っている
以外に思うかもしれませんが、
内臓の疲労は股関節に大きな影響を与えます。
以前、60代の女性ですが、病院で
「歳のせいですね。もう治ることはない
から痛み止めを打って上手につきあって
いきましょう」
と言われたそうです。
その後、他の接骨院で電気やマッサージ
をして直後は楽になった気になるのですが
すぐに痛みが出てきての繰り返しだった
そうです。
そして、石井整骨院のホームページをみて
来院されたとのことでした。
来院時には足を引きずってこられました。
初めての検査時、股関節の炎症も多少
ありましたが、それよりも下腹部の硬さ
と足首の動きの悪さが気になりました。
初回の施術で痛みが半減し、10回目で
散歩ができるようになりました。
人間の身体はすべてつながっています。
全身の働きを考えて施術することで、
人間の本来持っている回復力を引き出す
ことができた症例でした。
◆足底筋膜炎になる理由
①足の裏の筋肉が硬い
足底筋膜炎になりやすいスポーツは
・陸上やサッカーなど長時間足を使う
競技
・剣道などの強い踏み込みをおこなう
競技
・テニスなどのスタート&ストップの
動作を繰り返す競技など
この繰り返し、足に衝撃を与えることで
足の裏の筋肉が硬くなってしまうのです。
足裏の柔軟性が低下すると、歩行での
蹴り出しで足底筋膜に強いストレスが
加わります。
これが繰り返されると親指の付け根や
踵の筋膜の付着部に炎症がでるように
なります。
②足のアーチが崩れてしまっている
足には歩行時の衝撃や負荷を分散させる
ために、3つのアーチを持っています。
これらのアーチの構成が崩れることで、
足底筋膜に余分な負荷がかかり、
足底筋膜の付着部である踵に痛みが
出るようになります。
アーチが崩れる原因は筋力の低下や疲労
歩き方など様々です。
現代人は歩くことが少なくなっています。
これが筋力の低下を招いていると考え
られます。
また、ハイヒールを代表とするファション
性の高い靴やスリッパが普及することで
足の形に合わない靴やバランスの悪い
歩き方をする靴が増えていることも原因
の一つです。
③アキレス腱の強い緊張
アキレス腱の強い緊張は正しい歩行・
走行が出来なくなるため、重要な要素と
なります。
ふくらはぎから足首、特にアキレス腱の
緊張が強いと足首の柔軟性がなくなり、
歩行する時にうまく踵から地面に着地
することができません。
そのため、踵は不自然な着地を繰り返し
それが「滑液包(かつえきほう)」という
クッションの役割をする袋に過剰な
刺激を加えることになります。
④自律神経による内臓疲労が体の歪みを
作っている
以外に思うかもしれませんが、
内臓の疲労は足底筋膜炎に大きな影響を
与えます。
以前、陸上の短距離をやっていた中学生
の話しです。
足の裏が痛くて整形外科に通院していたの
ですが、足を着くのが痛いということで
来院されました。
初診時、足の裏の炎症もありましたが、
それよりもお尻と股関節の硬さと
内臓は腎臓の疲労がありました。
調整後、痛みが半減しました。
初回ですべての痛みが消えたわけでは
ありませんが、3回ほどで歩行時の痛みは
改善しました。
全身の働きを考えて施術することで
人間本来持っている回復力を引き出す
ことができる症例でした。
◆かかとの痛みの原因
①下肢の筋肉が硬くなる
かかとには普段の何気ない生活でも
大きなストレスがかかっています。
このストレスから体を守るために
下肢の筋肉は大きく発達していますが、
繰り返される衝撃に疲労が蓄積されると
筋肉は硬くなってしまいます。
本来は筋肉の柔軟性や筋力があることで
衝撃を吸収していたのが、硬くなることで
衝撃の吸収ができなくなり、そのストレス
が踵にかかり、炎症が出ます。
②足首の可動制限
足首の可動制限は、かかとや足底の動き
に大きな妨げになります。
人間は歩く・走るという行動をする時に
足底のアーチを曲げるのですが、
足首に可動制限があると下肢の柔軟性が
なくなり、かかとをうまく地面に着地
することが出来なくなります。
そのため、かかとには本来とは違う衝撃
が伝わることになり、大きなストレスに
なります。
③内臓疲労が身体の歪みを作っている
以前、立ち仕事の男性でかかとの痛みで
足がつけない方が来院されました。
かかとを押した時に痛みもありましたが
それよりも足首の動きの悪さと
下腹部(大腸)の硬さがありました。
足首と大腸の調整を施し、初回で全ての
痛みが消えたわけではありませんが、
だいぶ足が軽くなったとのことでした。
これは自律神経が絡んだ症例でした。
人間の身体は頭も内臓も手も足も
併せて一つの身体です。
全身の動きを考えて施術することで
人間の本来持っている回復力を
引き出すことができます。